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コラム

赤ちゃんが泣かない保湿の塗り方

前回は「予防保湿」で、アトピー性皮膚炎とオムツかぶれの予防のお話でした。

アトピー性皮膚炎を予防する時の保湿は

「保湿剤を全身に塗るだけ」

です。

利点

1.市販品で行うことができるので、病院に行く必要がない

2.難しいことがいらない

3.悪化したら早い段階で受診出来る

欠点

特になし

その保湿剤が合わなかったといった特殊な場合を除いて副作用はありません。

すでにアトピー性皮膚炎になっており、肌が荒れている場合には保湿だけだと対応しきれません。

塗布する回数は、1日2回は塗布することをお勧めしています。

うちの子の経験では、月齢小さいころほど塗布回数は多いほうが良い感じがしています。 四六時中塗っていました。

赤ちゃんは保湿を塗られる意味が解らないので、最初は塗られることがあまり好きではありません。

保湿を塗った時に泣かれると初めてのお子さんの場合には、だんだん遠のいてしまうものです。

そこで泣かせないためのポイントをお教えいたします。

・保湿を塗るときは時間を決めておく

入浴後が解りやすいですが、体を拭いたら服を着る前に塗ります。

・塗るのはローションもしくはジェルタイプが塗りやすい。

アトピー性皮膚炎になってしまってからは軟膏タイプの薬でないと間に合わないことがほとんどですが、予防の時にはローションかジェルタイプが塗りやすいです。この時にはローションが冷たいと嫌がりますので、手のひらで温めるなどの作業が必要になります。

・嫌がるポイントは目、鼻、口

赤ちゃんは命の危険がある箇所を塞がれるのを非常に嫌がります。

なので、目、鼻、口周辺は一気に塗らないで、口だけでも2~3回に分けて塗る。特に泣く前にいったん塗るをやめると泣かせずに済みます。

出産前とイメージが違ってくるのは、保湿を塗ることは子育ての一環なので、仕事はスキンケアだけではないとゆうことです。

つまり、ほかの家事や仕事とのバランスを取る必要が出てくる時期がきます。

午前中なのか、お出かけ前なのか、入浴後なのか。

つまり、いつ保湿をするのか、兄弟はどうするのか、パートナーが帰って来てから塗るのかなどの時間調整が必要になってきます。

母親はやることが非常に多いものです。

日本では多くの場合、母親がメインで育児を行うことになるのですが、ぜひ父親にも子育てに参加するとい色々なことが解ってきます。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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