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コラム

医者の子どもは何を習うのか

私の周囲の医師の子ども達(もしくは本人)がどのような習い事をしているのか、興味があって調べてみました。

多くは習い事を「嗜み(たしなみ)」もしくは「身につけておくべきもの」としていらっしゃる方が多くおられました。 楽器、ヨット、英語、テニス、乗馬、格闘技、クラシックバレエ、ダンス、プログラミング、スキーなどがメジャーで、その他にはフランス語、中国語、セーリング、テニス、ゴルフ、居合、合気道などを医師個人が子どもの頃に習っていた、もしくは現在自身の子どもが習っていました。

世界共通のコミュニケーションになるものを習っていることが多い傾向にあり、私達兄弟が子供の時とはずいぶん違っていました。

私達兄弟は親から、絵画、水泳、ラグビー、ゴルフをやるように言われていましたが、実際にある程度続いたのは絵(水彩→油絵)、水泳(競泳)でした。中学生になってからはエレキベースを始め、20歳くらいからは総合格闘技と乗馬をやっていました。

妹はピアノ、クラシックバレエ、、水泳(競泳→高飛び込み)、祖母の影響で華道、茶道もやっていました。

弟は何をやっていたか記憶にありませんので何もやっていなかったのでしょう。

親の思う通りに子どもは育たない典型のようですね。

妻の家庭も楽器だったようで、ピアノを習っていました。陸上選手である程度の記録も保持していたので、中学生の頃にはNHKで取材も受けていました。

親になってわかるのは、習い事が多くなると大変なのが送り迎えです。

奥様が全ての習いごとの送迎をされるケースもありますが、家事代行の方などに習い事の送迎をお願されている方も多くいらっしゃいました。

もちろん、忙しい中でも子育てに参加したいと、習い事の送迎だけはご自身でされる方もいらっしゃいます。

我が家の妻は後者のタイプで、全てを自分で行おうとしますのでタクシーを多用することを強制しています。

母親が全て行いたいタイプの場合、強制しないと全て自分で行ってしまいます。

さらには、習い事や子ども教室もどんどん増えていき、遊びで休む暇がないといった状態になることも過去にはありました。

家事も非常に大変になりますが、 うちの奥様タイプの方は、家事代行を使うことも良しとしません。

習い事でも特に乗馬の場合にはクラブが郊外にあることも多くタクシーが非常に便利ですし、自分でなんでもやるのは事故のもとになります。

このため、次女が生まれた時には家事代行を生まれる前から予約していました。

かくゆう、私達兄弟もタクシーで家政婦さん(当時の呼び名)が習い事に送ってくれていましたし、自分達でタクシーを使って通っていました。

周囲の医師も、子どもの頃は同じ環境だった方が多いようでした。

自動運転になればますます安全に送り迎えが出来ることなりますが、昨今はあおり運転などもあり、送り迎えはご自身で車を運転よりはタクシーを使った方が安全です。

では、各種の習い事をみてみましょう。

①楽器:嗜みとして身に付ける

ピアノ、バイオリン、ビオラ、フルートなどのクラシックが多かったです。我が家はピアノは合わなかったようで、兄弟そろってドラムを習っています。

習っている数として圧倒的に多いのはピアノですが、管楽器や大型の弦楽器も少なくないようです。

次女は生まれた時からベースとドラムが身の回りにあるので触って遊んでいますが、クラシックを嗜む家庭はほとんどが「親が弾いていた影響が強い」ようです。

我が家は自由な発想を身に付けるために楽器を習っていますが、ほとんどの家庭は教養として習っているようです。

習う先生はとても大切ですので、子どもに合った先生に出会うまで探しています。

息子はとても良いドラムの先生に出会い、現在はジャズを叩いています。

②乗馬:嗜みもしくは世界で遊ぶため

年齢関係なく楽しめます。

アグネス・チャンさんの著書に、お子さん達は馬を世話することが義務付けられているアメリカの高校に通っていたことが記されています。

我が家ではスペインでの乗馬キャンプやアフリカでのサファリライドを行うために、乗馬をやっています。ビーチを馬で走るのも良いですね。

乗馬にはウエスタンスタイルとブリティッシュスタイルがありますが、一般的なのはブリティッシュスタイルです。

どちらも経験しましたが、ブリティッシュスタイルは4つの手足を使います。一方でウエスタンは、左手に手綱、右手に鞭とパラリンピック乗馬に近く、「オフスポーツ」に近い印象があります。

個人的にウエスタンが好きですが、乗馬クラブが圧倒的に少ないのが難点です。

オーナーの病気や高齢化で乗馬クラブを売り出していることやクラブの閉鎖が結構あるので、資金に余裕があれば乗馬クラブごと購入するのも手でしょう。

後輩の同級生のドクターは購入したそうです。

乗馬の楽しみとして家族でホーストレッキング(馬に乗っていくハイキング)があります。日本でホーストレッキングをすると、アメリカやフランスより割高な印象があります。

アメリカ人と話すと乗馬は普通の趣味ですが、ヨーロッパの方と話すときちんとした家柄の人であるとみなされる印象があります。

これはアメリカでは馬は乗り物、ヨーロッパではスポーツと捉えられているからだと思っています。

乗馬は年齢関係なく楽しめますので、機会があれば習ってみることをお勧めします。

結局習い事はやめたり、始めたりの繰り返しの中で自分にあったものが出てきます。

続かなくても責めることなく、理由を話し合って見守りたいですね。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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