子どもと意志疎通がとれない状況とはどのような状況でしょうか?
旅行を例にとって、スマホがないものとします。
滞在先の言語が出来ないと、ある程度は我慢してしまいます。
例えば、フォークがもう1本欲しい、ナプキンが欲しいなどの簡単な事は特にです。
それを繰り替えしていくとどうなるのか?
コミュニケーションは極端に減ります。
これは子どもにも当てはまります。
コミュニケーションがとれないと、癇癪を起したり、特定の行動(壁に頭を打ち付ける、歯ぎしりするなど)に対して自分だけの意味づけを行うようになります。
自分だけの意味づけなので、他の人に伝わりません。
「コミュニケーションが機能していない」状況です。
つまり、コミュニケーションが機能しない状況とは
① 他人の意思や感情が理解ができない、受け取れない
② 自分の要求を伝えられない
③ 自分の意思が伝えられない
④ 他人と会話ができない
私達のコミュニケーションの主役は言語ですので、言語が出来ないと伝えきれないものが多くあります。
ただし、言語ができないからと言ってコミュニケーションが出来ないわけではありません。
感情を理解する事を別にすると、会話ができなくとも対応できる方法はいくらでもあります。
特にスマホがあれば簡単ですが、子どもの頃はスマホに頼らない方法を学んでおくことも大切です。
バッテリーが切れる、壊れるなどしても柔軟に対応できるようにしたですね。