アトピー性皮膚炎は治るのか

アトピー性皮膚炎は治るからと言われていましたが、それは以前の話です。

アトピー性皮膚炎は皮膚の問題ではなく、全身の問題です。

最も問題になるのが、①アレルギーマーチ、②感染症、③合併症(白内障など)が大きな問題となります。

この3つはもとに戻ることはありません。

特に乳児湿疹だからと様子を見るのは最悪の選択を招くことになります。

関西の大学病院に勤める後輩は言います。

「今時ですね、乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の治療を区別する人なんて。厳密に言うのであれば、1歳くらいまでほっとかないとわかんないし、ほっとく人なんていてますか?」

アトピー性皮膚炎は本当はどうなのか見てみましょう。

・スウェーデン

小児期にアトピー性皮膚炎だと、57歳時点で68%にアトピー性皮膚炎が残存、12%は重症のまま。

・日本

生後4ヶ月までに発症→生後18ヶ月で50-80%に症状が残存。

と言われています。

きちんとした治療がなされていなければ、痒いままの状態がずっと続き、アレルギーマーチに入り、次々とアレルギーを起こしてきます。

では、アトピー性皮膚炎を痒いままで放っておくとどうなるのでしょうか?

• 湿疹がある男子は恋愛に奥手

Jon A Halvorsen:The Journal of investigative dermatology. 2014

・ ティーンの女の子は主観的健康感が損なわれる

Natalia Ballardini:Acta dermato-venereologica. 2013

体の問題だけではありません。

アトピー性皮膚炎を放っておくとろくなことがありません。

妊娠前から予防する、肌が荒れてきたら一刻も早く治療することをお勧めいたします。

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