1.夫婦関係が影響するのは子どもの心
コミュニケーションには、言葉を使用した「言語的コミュニケーション」と言葉を用いずジェスチャーなどを使用する「非言語的コミュニケーション」があります。
妻にとってはどちらも大切で、特に夫から妻へは言葉で「感謝」や「喜び」を、表現することが最も大切です。
夫婦でコミュニケーションが取れないと、その影響は夫婦仲ではなく、子どもたちの心に影響します。
赤ちゃん返り、意味もなく不機嫌、ものをこぼす、親の注意をひくために、とにかく親が嫌がることをします。
我が家の場合には一刻も早く夫婦関係の修復が必要でした。
とゆうことで、これを念頭において、妻とのコミュニケーションについて考えてみましょう。
人間とのコミュニケーションには最低2人は必要です。
こちらの意思を理解してもらう
相手の意思の理解する
が、成立してコミュニケーションが成立します。
夫婦での仲がうまくいってない場合には、どちらかがダメです。
2.必要なのは問題解決をしない
私の場合には、コミュニケーションの要素が成り立たない大きな理由は、「話の途中で待てずに、解決策を言う」でした。
男性は記憶を時系列で考えるために、過去から未来にさかのぼって話します。
解決策を出すことが目的だからです。
一方で、女性の話はあちこちに飛ぶことが多く、時系列が大幅に崩れます。
理由は、その時々にあった自分の感情を共有して欲しいから。
つまり、妻とのコミュニケーションでは、情報のやり取りではなく、感情を共有することが重要になります。
つまり、解決策を教えて欲しいわけではないので、「だから何がいいたいの?」では、その後の関係が続きません。
長年、理解できなかったために、妻とは数多くの罵詈雑言を用いた大ケンカを子どもたちの前でしていました。
ところが、この考え方を身に着けた今はケンカは全くありません。
なにより、子どもたちの落ち着きが違い、毎日笑顔が絶えない家庭になりました。
3.男性はトレーニングで身につけられる
では、具体的にコミュニケーション問題を解決するために、事前に男性が知っておくことがあります。
話を聞きながら頭の中で答えを出さず、黙っていましょう。
口を挟まなければ女性は話し続けて満足します。
感情が共有されたと感じるからです。
「話を聞くときは何も考えない」 は男性にとってトレーニングで身につけることができます。
女性とのコミュニケーションレベルを上げるために、積極的に解決策を考えることを止める。
これが夫婦関係を円滑に、子どもの精神安定にもっとも大切なことです。