薬の塗り方:マーキング

これまで、年間のべ7000人の方を診察してきましたが、アトピー性皮膚炎が良くならない方は、「薬の選び方と塗り方」が間違えているからです。

良くならない方は、一般的な強い弱いで決めた薬を悪い時だけ塗る。もしくは最初から自然の力を信じて薬を使わない。しかし、これだと基本的に悪い状態がさらに悪くなったときだけ薬を使う羽目になるので、どこの病院に行っても同じ事の繰り返しです。

アトピー性皮膚炎は毎日薬を塗り段階的に減らしていくのが主流で、きちんと治療していれば、症状が無いもしくはほとんど無い日常を目指しています。

 あなたが良くならなかったのは、これまでは治療の選択肢が少なすぎたから、本来なら良くなるはずのものを治せていなかっただけ。本当はたくさんの、さまざまな症状にあった効果的な薬と使い方があって、症状を無くし、最終的には薬自体を使わなくてもよい状態を目指すのが私たちの行う現在の世界標準です。

症状を無くして薬を使わなくても良くするために、これまでの経緯をよく聞いて、あなたの症状に対して薬を選び、これまでとは違った角度で血液検査の分析を行い、あなたのアレルギーを全く別の方向から見直すことで、じっくり治療方針を立てます。つまり、まったく別の方向からアプローチするので、これまでにない結果を得ることを目指します。

1.マーキングする

 塗る場所を決めるとゆうことは、「塗る範囲をマーキング」するとゆうことです。

軟膏塗布の前のマーキングが雑だと、半年後の治りに、とてもとても大きな差が出てきます。

マーキングは、「塗る範囲に薬をちょんちょんと置き、その範囲に軟膏を塗る」だけです。

#塗る量はこちら

2.塗り残しをなくす

マーキングとは、軟膏を塗る前にムラや塗り忘れがでないよう、塗る範囲に軟膏をおいてしまう。

チョンチョンと軟膏を置いてから置いた範囲にだけ塗っていきます。

軟膏塗布の前のマーキングが雑だと、半年後の治りに、とてもとても大きな差が出ます。

マーキングが、お腹の横(側腹部)にまで届いていないと、塗っているうちに軟膏が薄くなり、再発しやすいです。

側腹部にアトピー性皮膚炎が再発しやすい原因がこれです。

また、マーキングを雑にした方が早く終わる感じがしますが、結局は少ない軟膏を伸ばさないといけないので時間がかかり、圧倒的に再発しやすいです。

「薄く塗っています」は最も再発しやすく、治らないので、長くステロイドを使用しなければなりません。少ない軟膏を伸ばして塗っていると、塗りムラが出ていつまでも治りません。

良かれと思ってやっていることが、逆の結果になります。

3.ィッシュがくっつく

軟膏を塗る量は、白さが消えて、ティッシュがくっついて落ちない程度です。

日本の健康保険の制度上しかたのないこととはいえ、多くの方は軟膏の処方量が少なく、軟膏を少なく塗らざるおえません。

一方で、その人にあった適切な軟膏の種類と軟膏量で治療を始めた場合、最初の頃は軟膏の量が今までよりも多く必要ですが、1ヶ月、2ヶ月とたつうちに徐々に必要な軟膏の量は減っていきます。

アトピー性皮膚炎は毎日薬を塗り、段階的に減らしていくのが世界的な主流で、きちんと治療していれば、症状が無いもしくはほとんど無い日常を目指すことができます。

アトピー性皮膚炎の治療は「症状がない」ことを目指すのもので、「少しでも症状があれば、治療を見直す。あなたの治療は失敗しているから」と言われてきました。

アトピー性皮膚炎が、「治っている」とは、まったく症状がないことを指すからです。。

4.だから、これが必要です

①マーキングする

半年後の差は埋められません

②ティッシュがくっついて落ちないくらい

治りが悪い時は、塗ってる量が少ないです。

③軟膏は手で取らない

軟膏ケースに指を入れていると、よくないです。

 

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