アレルギーが良くなる人とならない人の差

 

1.夫が協力的かどうかで治りがきまる

新生児から成人まで診察していて、はっきりしていることが一つあります。

それは、夫(父親)が治療に協力してくれるかどうか。

 

2.こんな時に夫にどう説明するか?

赤ちゃんの頃から肌あれがひどかった。

離乳食で卵を食べさせたら、全身に蕁麻疹と咳、意識がもうろうとした。自分ひとりだったので怖くて泣きそうになり、救急車を呼んで病院に運ばれた。アナフィラキシーと言われ、アレルギーの専門病院に行くように言われたが、調べてもわからず。やっと見つけたアレルギー専門と言われている病院に通っているけど、説明されても専門用語ばかりでよくわからず。

もう一度アナフィラキシ―が起こるのじゃないかと、いつも怖い。

それからは、時々採血されても様子を見ましょうと言われ、何年も治療が進まず、来年幼稚園の年長になるのに卵が含まれているものも食べられない。

小学校が不安になり、同じ卵アレルギーの子を持つ友人に相談したら、友人のかかりつけ医は採血の説明や検査項目自体が全く違っており、食物アレルギーは採血だけではわからないと言い、負荷試験と言われる検査を何回か行っていた。

採血で卵の数値がものすごく高かく、全く卵が食べられなかった友人の子どもの話から、アレルギーの採血結果で話が盛り上がった。ところが、友人の子どもは少しずつ食べる治療を行い、すでに卵は食べられるようになり、卵アレルギーは卒業と言われていた。

肌も同じくらい荒れていたのに、細かい薬の塗り方と体の洗い方を説明されており、すっかりキレイになっていた。今はお腹だけ週1回薬を塗っているけど、他は毎日の保湿剤だけだとゆう。

卵アレルギーもアトピー性皮膚炎も治っていない自分の子どもをみて悲しくなったていたら、友人がかかりつけのアレルギー医を紹介してくれた。

3ヶ月待ち、夫と子どもの3人でそのアレルギー科を受診した。夫と一緒に診察と細かい採血の説明を受けたが、これまで聞いたことのない話ばかりで、これまでとは全く違って嬉しくなった。

そこでは、まずはアトピー性皮膚炎の治療が優先と言われ、薬の塗り方や量、塗る場所、体の洗い方の説明を受けて治療を開始することにした。

自宅に帰り、その日は夫にスキンケアをやってもらおうと思ったら「俺がやるの?」と言われ、アナフィラキシ―の夜もひとりで頑張ったのに、まだ一人でやらせるのかと怒鳴り散らしてしまった。

 

3.実は確認しただけ

夫の心無い発言に、傷つき、怒り、悲しんだ経験がある方もいらっしゃるかと思います。

ところが、今回の場合、父親はただ確認しただけです。

ベストの回答は「俺がやるね」。

「俺がやるの?」ではなく、「俺がやって良いの?」ならまだ良かったでしょう。

悪気はないのですが、子育てに参加していない父親だと、なおさらこの種の発言が出ます。

この裏にあるのは、「家のことは君がやってくれているから、正直良く分からない。今日は君も疲れているから俺がやろうとも思う。でも、これからは君がやることの方が圧倒的に多くなるだろうから、君のやり方があると思う。どうする?君がやるの?俺がやるの?」です。

 

4.男性は結論だけ欲しい

なので、男性は結論から話します。

今回も、女性と違い途中を端折った結論である「俺がやるの?」を伝えただけです。

この時に怒りの感情をぶつけると、男性は悪気がない(どころか善意で言ってるつもり)ので、怒ります。女性には逆ギレに見えるでしょう。

子どもを思う親の気持ちは同じ。

男性と女性の違いがあるだけ。

よく相談を受ける話ですが、こうゆう理由があるだけです。

怒りを抑えて、「お願いするね」と言ってみましょう。喜んでやってくれますので、スキンケアを父親の仕事としてルーティーン化してしまいましょう。男性は女性と違って、その時の気分で柔軟に対応できません。ルーティーン化すると、文句も言わず喜んでやってくれます。

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