アトピー性皮膚炎の治療中に起きる可能性のあること

1)アトピー性皮膚炎の合併症は知られていません

アトピー性皮膚炎では、治療によるもの、アトピー性皮膚炎事態による合併症が混ざってしまっていることが多くありますので、よくあるまちがいについて見てみましょう。

①ステロイドとアトピー性皮膚炎の合併症が混ざっている

②ステロイドの内服(全身投与)と塗り薬(局所投与)の副作用が混ざっている

2)治療とは関係なく、アトピー性皮膚炎で起きること

◎感染症:特に治療が上手く行っていない、リアクティブの時におこる

・伝染性膿痂疹(とびひのこと)

・ヘルペス感染症

◎眼の合併症

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※リアクティブ:プロアクティブの反対、悪い時だけ薬を使う方法

3)治療と関連して起きる可能性のあるもの

・多毛:小児は印象的に10人に1人(背中がほとんど)、成人はマレ。

・皮膚委縮:成人ではマレ。

・ざ瘡:マレ。

・潮紅:マレ

・酒さ性皮膚炎:長期間使用、経験的にリアクティブ療法で起きる

・毛細血管拡張:経験的にリアクティブで出ていることが多い

・細菌・真菌・ウイルス感染:治療していれば、基本的にはない。膿痂疹(にきびみたいなやつ)は、肌バリアーが弱い(悪かった期間が長い)と起きることが多い。

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タクロリムス、デルゴスチニブでも上記の可能性がはありますが、頻度はステロイドよりは低いです。

どの副作用も治療が進み、ステロイドを減量していくと治ってきます。多毛に関しては、発毛の周期があるので、半年から1年はかかります。

4)悪い時だけ使うのが、一番副作用が起きやすいです

上記の副作用は、特にリアクティブ療法、特に感染症とざ瘡はリアクティブを長くやっていた方で起きやすい印象があります。

5)だから、毎日の治療が必要です

①悪い時だけの治療はお勧めではありません

副作用が最も出やすいと思っています。

②プロアクティブ療法が必要です

徐々に薬を減らすことが一番です。

③アトピー性皮膚炎自体の合併症があります

治療していないと、重篤にあることがあります。

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