1)現在も続くコロナ感染者の増加
東京や大阪では、現在も感染者が増えています。
大阪府では4月13日の時点で、コロナウイルスによる重症患者数が233人となり、重症病床数(224床)を上回りました1)。
また、東京では4月15日、729人が新型コロナウイルスに感染しており、1日の感染確認が700人を超えるのは2月4日以来初となりました2)。東京都の担当者は「第3波では去年12月中旬に600人台から800人台で推移したところから、わずか2週間で一気に1300人台になった。今回も来週、再来週の急拡大が懸念される。」とのこと2)。
つまり、このままコロナとの闘いに終わりがないとゆうことです。
それは、生活の制限がずっと続くことを意味します。
2)コロナに感染した後の合併症が知られてない
感染者ばかりが取りざたされており、すっかり忘れらていますが、コロナに感染した後は隔離されるだけではありません。
死亡率が高い。
そして、感染した後の合併症が問題。
この合併症は、重いものが多く、後遺症として残るものもあれば、血管が詰まって心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。さらに、味覚障害などは半年以上残る可能性が指摘されています。
3)マスクでの口荒れはマスクネ、消毒では手荒れ
マスクネ(maskne)と呼ばれます。
さらに、アトピー性皮膚炎を持っていると、マスクのために耳の後ろと口周りがいつでも荒れるようになっていますし、消毒による手荒れも加速していきます。
口周りは、口の周りだけではなく、顎~頚部も荒れます。
これは、マスクで口周囲の湿度が上がり続けるから、摩擦、肌が敏感だから、マスクの成分にアレルギーだからなどが考えられていますが、顔の荒れ方も色々な症状が混ざるので、一つの原因ではないと考えられています。
手もそうですが、いつも使っている保湿剤より、油分成分が弱めのものを選ぶか、ローションタイプなら1~2時間おきに塗布が必要です。
これは、マスクを続ける間、状況は変わりません。
代表的なマスクによる肌荒れは、ニキビ、酒さ、接触性皮膚炎、毛嚢炎です。
マスクネの治療は、いつもより丁寧なスキンケアとくにステロイドで治療しますが、重要なのはセラミド入りの保湿です4)。
4)現に、アメリカでは元の生活が戻ってきています
アメリカでは、ワクチンパスポート(無料アプリをスマホにダウンロード、接種歴などの記録をQRコードで提示する)と、コロナパンデミック前のようにマスクなしで、色々なことが出来るようになってきています。
ちなみに、ワクチン接種完了の定義として「ファイザー・バイオンテックかモデルナ社のワクチンを2回目の接種した2週間経過後」としています。
現時点では、全員がワクチン接種が終わっている訳ではないので、ショッピングモールなどでは必要ですが、ワクチン接種が終わった人同士だとマスクは不要とされています。
この声明には、バイデン大統領もパンデミック前に戻ってきていると歓迎しています5)。
5)だから、これが必要です
①フェス?ライブ?
コロナ予防接種をしないのであれば証明証がないので、参加すらできません。
②ビューティー業界の快進撃
③この状況を改善するには?
コロナ予防接種をするだけです。
【参考文献】
1)東京都 新型コロナ 729人感染確認 700人超は2月4日以来. NHK. 2021.4.15
2)急増する大阪の重症者、現実化する病床不足…9割変異型「入院長引く傾向」. 讀賣新聞オンライン. 2021.4.14
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210414-OYT1T50070/
3)Center for Disease Control and prevention. When You’ve Been Fully Vaccinated.
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated.html