子どものアレルギー検査

アルバのアレルギー検査

①これまでの経緯をよく聞くので、症状が出てなくても大丈夫

充分な話合いで、一人ひとりに合った検査が決まり、今後の治療方針が決まります。
このため、症状がないときに受診しても大丈夫です。

②必要な検査だけ行うので、ムダがありません

採血結果からみるべきポイントは、年齢、食べ物、症状、合併するアレルギーによって、全く違ってきます。
しっかりお話しをお聞きしたあと検査をするので、ムダな検査がないことを目指しています。

③薬を使わなくても良い状態を目指します

さまざまな症状にあった薬と使い方があります。
総合的に判断することで、症状を無くし、最終的には薬自体を使わなくてもよい状態にするために、きめ細かい
対応を目指しています

私たちアレルギー医は、命に関わるアレルギーであるアナフィラキシーを起こした方を含め、新生児〜成人まで多くの入院の対応し、これまでに、アレルギー医として、たくさんの患者さんを診察してきたため、治療や検査のレパートリーの数が多いため、採血の結果だけでもこれまで聞いたことがないことが多いと思います。

私たち医者は、日本・アメリカ・ヨーロッパの最新の治療を勉強し習得し続けているので、「検査や治療はない、こんなアレルギー聞いた事がない」と言われた方でも、薬を塗っても飲んでも現状維持が精一杯の方でも、プロとしてしてアレルギー症状が無かった本来の生活に戻すことを目指しています。

そこで、今回は特に一般の医師とは大きく解釈が違う「小児のアレルギー検査」とゆうタイトルでお話させて頂きます。

1)子どものアレルギーは、体の問題

皮膚であろうと、食べ物であろうとすべては体の中の問題、つまり内科の問題です。

特に子どもでは大人と違い、身体的精神的な成長発達があること、進学などライフステージが大きく変化するため、成人とは違った観点で考えなければ、治療の時期を逃します。

治療の時期を逃すとは、「重症化したまま長い年月を過ごすこと」、「治らなくなる」とゆうこと。

この代表がアトピー性皮膚炎です。

全ての病気がそうですが、早く治療すればするほど、免疫が未熟であればあるほど治りやすいです。

例えば、アトピー性皮膚炎の治療が上手くいかなかったとします。そして、ダニアレルギーになるとします。

すると、次に起こるのはアレルギー性鼻炎か気管支喘息、もしくは両方です。北海道の場合、ダニアレルギー→アレルギー性鼻炎→花粉症→果物・野菜アレルギーの順番で進展します。

つまり、ダニアレルギーになると、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、花粉症、果物・野菜アレルギー(平均4つの食物)になってしまいます。

このことをアレルギー・マーチと呼びます。

なので、出来るだけ早い段階で、アトピー性皮膚炎の治療を行う。むしろ、これらにさせない対応が必要です。

この対応の必要性、開始の判断を行うために必要なのが採血です。

2)採血で体の中をみる

一般的には、食物アレルギーや動物、花粉症の判断などが行われていますが、最新の研究結果を知っているかいないかで解釈は大きく違います。

解釈が違うとゆうことは、治療方針が違うとゆうこと。

例えば、ネコは採血の値が10を超えてくると、大なり小なりアレルギー症状が出る、つまり動物アレルギーですが、10以下だとネコを直接触って症状がでるか見てみないとわかりません。

また、ネコでアレルギー症状が明らかにあるのに、ネコの検査結果が反応してない人の方がひどい症状が出やすいです。

ひどいとは、救急車で搬送される目に合う可能性が高い印象があるとゆうことで、これはエビも同じ。

また、触ってすぐに症状が出るタイプなのか、1日くらい経過してから症状がでるのか(例えば、おばあちゃん家に泊まった翌日に症状がでるタイプなのか)は採血では判断できず、また呼吸に来るのか目・鼻に来るのかなどもわからないので、治療に必要な薬がわかりません。

これらを知らないと、事前に予防で使う薬が違ってきます。

ネコを飼育していても、見た目の検査値は上がってくるので、アレルギーかどうかは判断できません。

むしろ、ネコは明らかにアレルギー症状があっても、検査の値が低い方がひどくなりやすい印象です。

ここでひどくなりやすいとは、救急車で運ばれることを意味します。ネコは症状がひどくなりやすく、子どもの場合で呼吸に症状がでる場合は緊急事態ですし、大人でも意識を失って痙攣したりするので要注意です。

特にネコを含めた動物は症状が出る前の予防投薬が必要です。

とゆうように、皆さんがこの文章を読んでいても「意味不、結局どうすれば良いの?」と思うのが普通です。

つまり、アレルギーの採血は、年齢、食べ物、症状、合併するアレルギーによって、見るべきポイントと対応が全く違ってくるので、幅広い経験と知識が必要です。

3)今後に起こるアレルギーを予想する

大人と違って成長する子どもでは、採血で将来を判断するのが重要です。

詳しい話になるので、以下は理解せず、そんなもんかと思うだけで十分です。

例えば、花粉症があって、大豆とGlym4の値が上がっている。この場合、今は大丈夫でも果物・野菜アレルギーになる可能性が高いです。すでに果物アレルギーがある場合、発症が3年以内であれば、経験的にこれからも数が増えていくことが多い傾向にあります。

例えば、ナッツはどうでしょう?

食物アレルギーは地域性が強く、ナッツで言えば仙台より北はピーナッツよりクルミアレルギーが格段に多いです。

クルミアレルギーがあると、高い確率でカシューナッツ、マカダミア、ピスタチオアレルギーも合併します。

このため、我々アレルギー医は、Jug r1やAna o 3など専門的な項目で判断します。

4)治療を決める

子どもの場合は免疫が未熟なので、治せる可能性のあるアレルギーがたくさんあります。

なので、子どものアレルギー検査は治療方針の決定がセットです。

現状の評価、治療の実行、効果の再評価、治療の調整する。

定期的に採血するのは、模試を受け成績が上がっているのか下がっているのかを判断し、治るための方法に向かうために、今の治療で良いのかを見ています。

このために、4~6ヶ月間隔で採血がないと、治療方針の決定と修正ができません。

5)だから、これが必要です

①採血は予想しているだけ

もちろん、アレルギーが一発確定できることも少なくありません。

②少し上がってる、反応が出てる

今後の予測が一緒でなければ、あまり意味がありません。

③4~6ヶ月に1回は必要です

特に、小児の食物アレルギー治療中とダニアレルギーの治療中では必要です。

【治療内容】

治療内容:各種検査を行います

費用:保険診療の範囲です。

考えられる副作用:ありません

 

【参考文献】

札幌市保育所等における食物アレルギー対応マニュアル

②近藤 康人. 日小ア誌 2014;28:867-881.

③赤ちゃんとお母さんのためのアレルギー読本. 周産期医学 Vol.48 増刊号. 2018.

 

 

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