ニキビ:子どもと大人の注意点

札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。

アトピー性皮膚炎とニキビは合併することが多く、当院ではニキビの治療に力を入れています。

1)ニキビとは

ニキビは、体質の問題です。

ニキビは、「思春期以降に発症する顔面,胸背部の毛包脂腺系を場とする脂質代謝異常(内分泌的因子)、角化異常、細菌の増殖が複雑に関与する慢性炎症性疾患である」と定義されています。

つまり、「毛穴に、脂分が多いし詰まりやすい体質の人が、細菌感染を起こす。そして、それは繰り返すし、早くしないと跡が残るよ」とゆう意味です。

ニキビには種類がいくつかあって、呼び方もあります。

開放型は「黒ニキビ」、閉鎖型は「白ニキビ(細菌感染なし)、赤ニキビと黄ニキビ(細菌感染あり)」、膿腫型は「皮膚の下で硬くなったやつ」です。

ニキビの最大問題は、た目」と「跡が残ること」です。

ニキビ跡は、傷と同じ。

顔に傷が残った場合、そのままにしておいて治るとは思わないでしょう。

ニキビ跡も同じです。

TikTokやK-POP全盛の今において、「にきび後は青春の証」はパワハラ以外の何物でもありません。

2)顔>背中にできることが多い

毛穴の脂分を出すところは、毛包脂腺と言い、脂腺は顔が最も多いですが、背中にも多いです。

なので、ニキビは顔と背中に多いのです。

脂腺が多い少ないは、体質の問題。

つまり、体質なので、ある年齢までは繰り替えすとゆうこと。

ニキビは10代~30代後半までとも言われており、10代で終わる場合もあれば、30代後半くらいまで続く人もいます。

ちなみに、40代のわたくしは、いまだにお菓子を食べすぎると口周囲に出ます。

まあ、イメージ的に、男性は20代がピークですが、女性は結構続くことが多い印象です。

コロナになってからは、「マスクニキビ」とも言われ、年齢問わずに、口周囲が荒れたりします。

これは、非常に治りにくく、世界中で治療に難渋していました。

今時マスクをつけているのは非常に弊害があり、額は前髪で、頬はマスクで隠れてしまいます。

しかし、問題はマスクをつけているので、蒸れること。

私個人はかゆみがあるので、非常に嫌でしたが、何をしても全く治りませんでした。

「見えないから、まあいいか」と思う方もいるようですが、止めたほうが良いでしょう。

今は、マスクをつけているのは日本くらいですが、もはやマスクが取れないと治らないのじゃないかと思うくらい非常に治りにくいです。

背中に関しては、女性は非常に気になる部位です。

男性よりも背中を出す服装を好まれるからでしょう。

女性の場合、背中の毛が濃いめの方ができやすい印象がありますが、ニキビだけではなく、毛嚢炎と言って毛穴に細菌感染していることが原因のこともあります。

背中に薬を塗ることが必要ですが、背中は範囲が広く、ニキビの数も多いので、塗るのは大変です。

このため、抗生剤の内服を併用することが多い状態になっています。

この場合、「毛がなければよいでしょう?」とゆう理由での医療脱毛や、「毛穴のつまりを溶かせば良いでしょう?」とゆう理由でケミカルピーリングが非常に有効な印象を持っています。

3)食事では治らない

食事はニキビの悪化要因にはなります。

よくあるのが、中高生男性の食事で、毎日ラーメンかかつ丼を食べていた子がいました。

ニキビが増えて困っていると。

ラーメンを週2にするだけでも悪化は極端にへりました。

これは、実際にあったわかりやすい例ですが、例えば女の子がこんな生活をしているとは思えません。

女の子はお菓子をよく食べると、ニキビが出てくることはご存じでしょう。

ただ、食事で治るかとゆうと話は別で、もうできてしまったニキビを食事だけで治そうと思っても無理です。

食事はすでにできているニキビを悪くする要因にはなりますのが、すでに出来たニキビが「ヴィーガンになったら急に治った」などとゆう話ではありません。

ただし、個人的にはヴィーガンになるとニキビができにくそうな感じはします。

時代の流れにも乗っており、シャレオツです。

サプリも同じで、たいてい効果はありませんが、「サプリを飲んでる私は最高」とゆう気分は味わえます。

ただし、「ビタミンA」だけは予防になるとも報告されているので、個人的に可能性は感じています。

4)病院で治す

ニキビの治し方は大きく2つに分かれます。

ニキビの問題点は、跡になるのがすごく早いこと。

ニキビになって1ヵ月もたってないのに、すでに跡になっていることが多い場合です。

現に当院でも、「ニキビが治らない」といって受診される子たちの50%以上が、ニキビではなくニキビ跡になっているので、治らないといったことが問題になっています。

跡になっているので、ニキビの治療をしても治らないのです。

①今出ているニキビを治す

スキンケア、ニキビの塗り薬、抗生剤、漢方(十味敗毒湯など)、ケミカルピーリング

②ニキビ跡を治す

漢方(柴苓湯など)、ケミカルピーリング、ダーマペン、レーザー

抗生剤は塗る場合と飲む場合がありますが、範囲が広い場合には1~3ヶ月の内服が必要です。

今出ているものも、跡も療法いけるのは、漢方とケミカルピーリングですが、漢方の場合には必ずニキビの塗り薬と併用して初めて効果がでます。

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