ケミカルピーリング:ニキビ治療

中学生になってから、顔にニキビができるようになった。

このころはニキビができても、すぐに消えていたので、あまり気にならなかった。

ところが、中学の終わりころになって、顔のニキビが徐々に増えてきた。

今までとは違って消えなくなってきたので、病院に行き、薬を塗った。ニキビは治るけど、すぐに新しいのが出てくるようになった。

このころから、母親に「ニキビ」を指摘されることが多くなり、自分でも気になっていたが、病院では「薬を塗って」としか言われず、時々抗生剤を処方されるくらいだった。

そのうちに、ニキビが消えなくなってきた。

「治らないなあ」と思っているうちに、新しいニキビも治まらないのに、消えたニキビが痕になることが多くなってきた。

マスクをつけているのでまだ良かったが、ニキビもニキビ痕もだんだんひどくなってきて、友達と食事に行ってマスクを外したら、視線がニキビに向いていることに気が付いた。

その後は毎日鏡をみても気にしているけど治らない。

明らかにニキビが悪化してきたので、母親が心配するようになり、声をかけてくれるようになった。

他人にニキビがあると思われないようにしたくて、毎日薬を塗って、Youtubeで治し方を調べていた。

毎日治らない顔を鏡を見ている自分を母親が見て、母親も悩んでいることはわかっていたので、治らないことを相談するようになった。

マスクもしなくてよくなるし、余計に治らないことが気になるようになってきた。

塗っている薬は、ニキビを出なくする薬で、痕には効かないなと自分では思っていたが、これしか方法がないと思っていたので続けていた。

1.ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリングは、肌の角質を取り除くことで、毛穴を開き、肌の入れ替えを整え、促進することで、再生を促します。

ニキビ:子どもと大人の注意点

ニキビとは、肌質(その人の体質)で、毛穴がつまりやすくなり、そこにニキビ菌などが増えてしまって起こります。

「薬をつかって、つまっている毛穴を開かせてしまえば早いよね」といった発想です

つまり、原因となっている毛穴のつまりなどの肌トラブルに直接に作用する「実践的」な方法とも言えます。

ケミカルピーリングは一般的に、「しみ、くすみ、こじわの改善、肌の柔らかさを取り戻す、つまり若返りのための美容医療」として使用されていますが、当院では研究結果をもとにニキビ、赤くなったニキビ跡、アトピー性皮膚炎の色素沈着、毛孔性苔癬(二の腕がぼつぼつになる)」の治療に使っています。

アトピー性皮膚炎の重症の子たちは、ニキビが広範囲にわたり、さらに再発を繰り返すために、ニキビもニキビ痕も重症化することが非常に多いです。

ニキビの治療は、「今出ているニキビ」と「ニキビ跡の治療」です。

当院では、なおらない」、「ニキビ痕が消えなくなってきた」②悩んでいる子を見て、母親がケミカルピーリングを勧めることが多い傾向にはあります。

このため、アレルギークリニックの特長としても、重症化している子たちは、出来るだけ早い段階で、ニキビができる原因である毛穴が詰まった肌を改善する必要があると考えています。

2.サリチル酸マグコロール

当院で使ってるピーリング剤は「サリチル酸マグコロール」です。

このピーリング剤は、日本人の医師「故上田節子先生」が開発されてもので、炎症を起こすことなく、詰まっている「角質の表面のみを剥がす」ことができる薬になります。

「炎症を起こすことなく」とは、「ダウンタイムが基本的にはほぼない」とゆうこと。

角質の表面をはがすことにより、肌を再生し、メラニンの排出が促進されるほか、肌の調子を整え、ツヤ、ハリなどを改善することが研究で分かっています。

また、マグコロール酸は皮脂に似た性質があるため、ニキビなどの肌のトラブルに効果を発揮します。

ニキビの原因である毛穴のつまりを取り除き、ニキビの治療と同時に再発防止を行います。

ケミカルピーリングを行う時期は、どの段階でもいつでも可能ですが、ニキビの数が多い場合2週間~3週間での治療をお勧めします。

最近は重症のニキビの子が多いので跡を残さないように初回からお勧めすることも多いですが、当院ではニキビ治療の基本で最も重要な、「薬の塗り方」、「洗顔」をこれまでとは違った角度で行ってからお勧めしていることが多いです。

3.実際のやり方

①処置前のケア

・当日の化粧は無しです。

・顔を温めて毛穴を開かせやすくします

②ワセリン塗布

眼、口にワセリンを塗布して、保護します。

③ピーリング剤を塗る(5分そのまま)

顔にピーリング剤を塗り、なじませるために、軽くマッサージします。

④ふき取り

濡れた冷たいタオルで拭きとります。

⑤顔を冷やす(5分間)

⑥12時間はメイク禁止

ケミカルピーリングの注意点

4.アルバのピーリングの特徴

肌の細胞サイクルが1ヵ月なので、これに合わせて、ケミカルピーリングは1ヶ月おき程度が理想的です。

個人差がありますが、1回で効果がでる方もいますが、ニキビ跡の治療の場合には、再発予防も含めて最低で3回程度の施術をお勧めしています。

母親にやってみたらと言われ、自分でも考えていたので、ケミカルピーリングをやることにしたとゆう子が多いです。

①デリケートな肌でも安心できる

当院では、ただでさえデリケートなアトピー性皮膚炎の子が多いので、当院で使っているマグコロール酸以外のピーリング剤で起こるような、一時的な悪化ですら出したくないのです。

このため、ニキビが一番悪い時からでも大丈夫。

②ニキビが悪いときからで大丈夫

ケミカルピーリングは、通常美容として使われていますが、当院のケミカルピーリングは美容の手法を改良し、治療にしたものです。

つまり通常は、「しみ、くすみ、肌の柔らかさを取り戻す、若返り目的」ですが、当院では、研究結果を調べ、私の息子とうちのスタッフでケミカルピーリングを繰り返し、その後から患者さんに使っています。

もちろん通常のクリニックでは「毛穴の黒ずみ」などの美容で使用されている薬ですが、当院では実際の研究結果と我々の実感で効果のあった「ニキビ、赤くなったニキビ跡、アトピー性皮膚炎の色素沈着、毛孔性苔癬(二の腕がぼつぼつになる)」の治療が対象です。

だから、美容ではなく治療として使うことになれています。

③ダウンタイムがほとんどない

当院のマグコロール酸では、角質のみに反応するので、赤くなるなどのダウンタイムが問題になりません。

このため、アトピー性皮膚炎を悪化させることもなく、普通に学校に行くことができるし、12時間後からは化粧も可能です。

5.料金

すべて、1回の料金になります。

顔:7500円(税込み8250円)

背中(上背部):17000円(税込み18700円)

両腕(前腕もしくは上腕のどちらか):14000円(税込み15400円)

※ケミカルピーリングは、自由診療になります

※当院では、サリチル酸マグコロールを使用してます

※局所刺激感、灼熱感、紅斑、浮腫、出血、痂皮形成、炎症後色素沈着をきたす可能性があります

※ケイセイ社に配合委託を行っています

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