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コラム

負荷試験の説明ならびに同意事項

負荷試験の説明ならびに同意事項

【アレルギー負荷試験の実施説明】

食物、薬物を含め負荷試験前に必ず確認して頂く説明ならびに同意事項です。

経口負荷試験の具体的な予定と準備頂くものをご説明いたします。

【負荷試験の説明】

食物ならびに薬物負荷試験(通常は経口)について、ご説明いたします。

負荷試験とは、

食物アレルギーでは「どのくらいの量であれば、症状が出ないか」を確かめる検査

薬物アレルギーでは「多分、この薬は大丈夫だから、症状がない」ことを確かめる検査

です。

このため、30~90分間隔で、3回に分け医療者側で設定した分量を、目標量まで接種します。

例)9:00:卵0.5g、10:00:卵1g、11:00:卵2g

1)食物の場合、ご家庭で接種食品をご用意・持参して頂きます。

2)薬物の場合、特殊な薬品でない限りこちらでご用意いたします。

3)アレルギー症状が出た時点で、基本的には終了です(減量して続行する場合もあり)。

4)検査終了後1~2時間経過観察し帰宅です。アレルギー症状の有無によって時間は変わります。

1)検査スケジュール

  • 8時50分に来院して下さい
  • 負荷試験の方が全員揃ってから開始となります。
  • 準備ができ次第、検査開始です。
  • 13時頃終了で帰宅予定(症状の出現により時間は変更)です。
  • 体調不良時(カゼ、発熱、湿疹の悪化、感染症の兄弟と接触があったなど)の際には負荷試験は中止です。

かかりつけの方はLINEでご連絡ください。

  • 事前中止薬:3日前から抗アレルギー剤は中止です。内服を継続する場合もあります。
  • 負荷食品は自宅で準備して、持参です。
  • 薬物の場合は、特別な場合を除き、こちらで用意します。

2)その他ご持参頂くもの

当院はWi-fiがつながります。

飲み物(お茶もしくは水のみ)、食品を乗せるお皿、お手拭、お箸かスプーンなど、待ち時間のための本やオモチャ、DVDプレーヤーなど。

3)検査中の注意事項

  • 負荷終了までに、2~3時間程度かかります。
  • お子さまの場合、試験中は保護者の方も付き添いになります。
  • 最終摂取1~2時間程度は経過観察をさせて頂きます。
  • 検査中は動き回ったり、離れた場所に移動することは出来ません。
  • 検査中は負荷食品とお茶、水以外のものは飲食できません。

4)検査に伴う危険性と対応

検査に伴ってアレルギー症状が出る可能性があります。皮膚症状(赤み、蕁麻疹、かゆみなど)、呼吸器症状(鼻水、咳、喘鳴、呼吸困難など)、消化器症状(腹痛、吐き気、嘔吐、下痢など)、粘膜症状(のどのかゆみ、目の充血など)があります。これらの症状が急激に起きるアナフィラキシーや血圧が下がるアナフィラキシーショックに至る可能性もあります。症状は数時間経過後から出現することもあり、症状に応じて飲み薬、吸入、酸素投与などを行います。

5)検査をしなかった場合

除去を継続です。

6)検査の中止

同意書に同意しても、不安や疑問などがあれば検査は中止することができます。また、試験日にカゼなど引いていれば検査は中止です。

7)食物アレルギー検査の場合、準備する食品

8)同意事項

当院にて負荷試験を行う場合、上記の説明事項を読み、以下に同意したものとなります。

負荷試験の内容を理解し、利益・不利益を理解したため、検査を受けること・治療を受けることに同意致します。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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