ご診察に関しまして、よくあるご質問をお答えさせて頂きます。

口が痒いだけですが、食べ続けても大丈夫ですか?

食物アレルギーは、食べた量とその時の体調などで大きくその症状が変化します。

何年経っても安全であることはなく、救急車で搬送される重篤な症状を引き起こすこともあり注意が必要です。

口が痒いだけの状態でも、数年経過してから重篤な症状を引き起こし、受診される患者様の方を多く経験しています。

安易に食べ続けるのは危険です。

今の主治医との関係は壊れませんか?

これまで、今の主治医と良い関係を作ってきたし、これからもアレルギー以外のことでは相談したい。

悩んでいるままに、数ヶ月が経ってしまったけど、様子を見ましょうと言われるだけで全く良くなる感じがしない。

多くの方がご心配されることですが、これまでの主治医との関係を壊す心配はいりません。

ご自身で経過をご説明頂ければ、紹介状は不要です。

つまり、ご希望がなければ、主治医がセカンドオピニオンを求めたことはわかりません。

当院での治療後はほとんどの方が主治医にお戻りになりませんが、再度主治医での治療や近医での加療を希望される場合でも、問題ない状態でお戻り頂きます。

セカンドオピニオンを受けて、他院で治療したいたことがわからないように主治医への説明の仕方もお話し致します。

アナフィラキシーとはなんでしょうか?

アナフィラキシーとは、「命の危険があるアレルギー反応」です。

①皮膚症状(蕁麻疹、痒み、紅くなるなど)、②呼吸器症状(呼吸が苦しくなる、喘鳴がでる、喉がつまった感じなど)、③腹部症状(腹痛、下痢、嘔吐など)、④その他(血圧低下、意識消失、痙攣など)の症状を引き起こし死亡する可能性があります。

日本では年間50~80人がアナフィラキシーで死亡しており、小児での死亡例も散見されます。

さらに高齢になられると、アナフィラキシーにともなって、命の危険がある不整脈や心筋梗塞を引き起こすこともあります。

アナフィラキシーを起こす原因は採血だけでは診断できず、診察と検査、これまでのアレルギーを調べなおします。

そして、再びアナフィラキシ―を起こさないことが原則です。

小児の死亡例も続いており、大変な事態になるまえに適切な診断と対応方法を知っておくことが大切です。

 

参考文献

①アナフィラキシーってなあに?

②平成30年 1 月  医療事故調査・支援センター 一般社団法人 日本医療安全調査機構

③クローズアップ現代「続発するアレルギー事故 学校給食で何が」

そのうち治ると言われたのですが?

その方とそのアレルギーによります。

自然によくなるのは子どもの場合で、それも早くから治療したかどうかにもよります。

特に気管支喘息やアトピー性皮膚炎は、以前に言われていたよりも治らないことがわかっています。

アレルギーは、重症度、アレルギーになってからの期間、治療をどれくらい早くから行ったかで結果が大きく違います。

アレルギーによっては治りませんし、成人で発症したアレルギーはなおさら良くなるものとならないものに別れます。

ご心配なこと、ゆっくり話したいことがあれば、ご相談ください。

子どもにアレルギーは遺伝しますか?

アレルギーを起こしやすい「体質」が遺伝します。

ご両親やご兄弟がアレルギーをお持ちでも、必ずアレルギーになる訳ではありませんが、他の子よりは確率は高いです。

私達アレルギー医は出来るだけお子様がアレルギーを発症しないように、軽症で早く治療できるようにしています。

詳しい説明がご希望の際にはご相談ください。

アレルギーとはなんでしょうか?

私達の体は、自分と違うものが入ってくると異物と認識して排除しようとする機能があります。

この反応を「免疫」と言います。

この免疫機能が過剰に反応し、体内に入ってきた本来は無害なもの(例えば、卵、牛乳など)を異物と判断し、排除するために自分の体ごと攻撃してしまうことを「アレルギー」と言います。

自分の体ごと攻撃してしまった結果が、痒い、湿疹、呼吸苦が苦しい、お腹が痛いなどの症状となって現れます。

アレルギーになってしまう理由は、体質と考えていただいて結構です。

PAGE TOP