アトピー性皮膚炎の話
花粉症の方には冬の間に治療を始めてほしい理由
花粉症の場合、症状が出る前に予防の対策をすること、「予防投与」が大切です。
すべてのアレルギーは症状が出てから治療すると薬が効きにくくなり、症状が治まるまでの時間も手間もかかります。
アレルギーの治療は「症状がでないまま、薬を減らしていくこと」が目的です。
症状がでてからの治療は、大きくQOL(Quality Of Life:生活の質)をさげるため、症状がでる前からの治療が必要となるのです。
気温の関係から花粉の飛散量は2023年は例年なみもしくは例年より多いと予想されています。
花粉症の飛散開始時期は、例年なみと言われているので、1月ころからの内服、点鼻、点眼が必要です。
症状が重い方は花粉症を唯一根治できる可能性のある免疫療法を受けておくことをおすすめします。