当院でのニキビ・ニキビ跡の治療例
当院では、体の中からニキビがでにくい「肌質」に変えることにより、根本的な改善を目指しています。
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【診療内容:自費診療】
イソトレチノインを内服して、ニキビの治療、ニキビが出にくい体質を目指します。
【費用】
イソトレチノイン:
通常価格:22,000円
モニター価格15,400円
【主な副作用とリスク】
・肝機能障害、関節痛、脱毛、鬱、胎児の催奇形性など。内服中は避妊が必要です。
※症状の出方や治癒経過には個人差がございます。
・当院医師が治療として、ベトナムから輸入しています。
・参照:https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.htm
【未承認薬であることの明示】
日本国内では未承認薬となります。
【入手経路等の明示】
当院医師が治療として、ベトナムから輸入しています。
【同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無】
日本国内にはありません。
【諸外国における安全性等に係る情報の開示】
・米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国では承認されています。
・肝機能障害、関節痛、脱毛、鬱、胎児の催奇形性などの副作用のリスクがあります。内服中は避妊が必要です。
【公的救済制度適用】
公的救済制度適用はありません
症例写真:ニキビ・ニキビ痕はこちら
症例写真:ニキビ・ニキビ痕
従来のニキビ治療の問題点
ニキビは繰り返しでき、さらに痕が残るのが問題です。
治療に時間がかかればかかるほど、治りにくくなっていきます。
ニキビの場合、保険治療では、毛穴を開かせるための塗り薬しか出せません。
およそ8割の方は、保険治療でもうまくいきますが、残りの2割の方は、その人の「肌質」や「脂分の出やすさ」を考慮した治療方法でなければ、改善が見られにくくなります。
重点的な治療は人によって違い、肌質を変えればよいタイプなのか、脂分を減らさないといけないタイプなのか、両方が必要なタイプなのかの見極めが大切です。
保険診療と自由診療の違い
保険での治療期間は3カ月が目安です。3カ月を経ても改善が見られない場合、別の治療方法を検討する必要があります。
「ニキビになりやすい肌質の人」にとっては、従来のニキビ治療は、皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まり、ニキビ菌の繁殖の3つの原因を同時に対処することができなかったため、再発が多く、治りにくいものでした。
一方で。最近の治療法では、炎症を早期に抑え、ニキビ跡を残さないようにすることが重視されています。
ニキビ跡
ニキビ跡は、ニキビの繰り返しによる炎症が周囲の肌にまで波及して生じるキズ痕(瘢痕)のことです。
皮膚に永続的な変化をもたらすため、時間が経っても自然に治ることはありません。
ニキビの炎症は皮膚の深い部分まで達し、毛穴の周りの肌が壊れ、毛穴が拡張します。
すると、毛穴の収縮能が失われ、炎症が皮膚の下の脂肪層にまで及び、脂肪が収縮して大きく凹んだニキビ跡が形成されます。
これを「瘢痕」と呼び、ニキビ跡として知られるさまざまな形が残ります。
そのため、皮膚の下の深い部分に達する前に、早期に治療をはじめることが必要です。
当院では、皮膚表面の角質層を剥がすことで、皮脂の排出を促し、毛穴の詰まりを解消し、ニキビ菌の繁殖を防止することができるので、重症のニキビでも、キレイに治すことを目指しています。
また、できてしまったニキビ跡も、出来るだけ目立たなくすることを目指す治療が可能です
当院のニキビ・ニキビ跡の治療のこだわり
当院のニキビ治療のアプローチは、それぞれの患者さんに合った方法で、ニキビの悪化を防ぎつつ、根本的に「ニキビのでにくい肌質への改善」を目指しています。 ニキビの急性炎症期には迅速な対応を行い、維持期にはニキビが出ない健康な肌を維持するための持続的な治療とケアを提供します。
特にイソトレチノインで治療を開始し、それでも残ってしまったニキビ痕に漢方やレーザー治療、ピーリングなどを用いて体の中と外からニキビ痕も効果的に対処しています。
1:今出ているニキビを治す
ニキビ菌に感染している状態が長く続くと、肌が壊され続けて、深い痕や色素沈着の原因になります。
薬の選び方、塗り方、そして洗顔と保湿がもっとも大切な治療になります。
アゼライン酸:ニキビケアの新たな味方
アゼライン酸:ニキビケアの新たな味方
2:ニキビの再発を防ぐ
治ったように見えても、肌質は変わらないので、ケアを続けることで再発を防ぐ必要があります。
3:残ってしまったニキビ痕を消す
ニキビの痕は長時間放置するほど、治すのに時間がかかり、様々な治療が必要になります。
漢方、ピーリング、ダーマペン、サブシジョン、レーザー治療などがあります。
ニキビが無くなっても、肌質を変え、皮脂を抑えることが大切なので、「最低8ヶ月治療」を続けないと再発することが多いことがわかっています。
4:ニキビが出にくい肌を維持する
炎症性ニキビが軽快し、ニキビがほとんど出なくなった時期ですが、白ニキビや微小ニキビが見られることもあります。
ニキビの完全な消失を目指し、軽快した状態を維持するための治療を行うことが大切で、再発や継続する炎症性皮疹に対して、耐性菌の発生を防ぐために適切な薬剤を選択します。
持続的な治療とケアで、ニキビが出ない健康な肌状態を維持し、ニキビ跡を消していくことが目標です。
もっともお勧めの治療:「イソトレチノイン」と「ニキビ痕治療」の組みあわせ
当院で、ニキビがひどい時期に、もっとも効果的な治療法としておすすめしているのは、「イソトレチノイン」という内服薬と、ダーマペンやニードルRFによる「ニキビ痕治療」の組み合わせです。
「イソトレチノイン」はビタミンAの一種で、重度の炎症性ニキビに対して効果的です。
ダーマペンによる「ニキビ痕治療」は、針で皮膚を刺激することで、皮膚を再生させる方法で、ニードルRF(シルファーム)は、微細な針で皮膚に高周波を照射する治療方法です。
患者様の肌状態により、ダーマペンのみ、ニードルRFのみ、部位ごとに組み合わせるなど、その方に最もあった方法を行います。
どうして効果があるの?
「イソトレチノイン」は、以下の3つの特徴から「体の中から」ニキビを治していきます。
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑え、アクネ菌に対する抗菌作用と抗炎症作用を持っているため、炎症性のニキビに対して高い効果を発揮します。
【皮脂抑制と毛穴縮小:体の中から皮脂腺を減らします】
イソトレチノインは皮脂腺を効果的に退縮させ、皮脂分泌を大幅に減少させます。毛穴を縮小し、アクネ菌の定着を防ぎます。
これにより、ニキビの原因となる菌の数を効果的に減らすことが可能です。これにより、ニキビの発生や炎症の進行を防ぐ効果があります。
【肌細胞再生と肌質改善:ニキビで傷んだ肌を治します】
イソトレチノインは皮脂腺細胞や表皮細胞に作用し、これらの細胞の正常化を目指します。
この作用により、毛穴のつまりや肌の異常な角化が防がれ、ニキビの改善に繋がります。
【免疫調整による抗炎症効果:ニキビの赤みを静めます】
イソトレチノインは免疫反応を調整し、過剰な免疫反応によって引き起こされる炎症を抑制します。
これにより、ニキビの赤みや炎症を静める効果があり、ニキビやニキビ跡、毛穴の問題などの解決を目指します。
ニキビの飲み薬:イソトレチノインの詳しい説明はこちら
ニキビの飲み薬:イソトレチノイン
ニキビ跡の治療
ニキビ跡は様々な種類があり、どれか一つの方法ではなく、部位によりそれぞれのニキビ跡に応じた適切な治療の組みあわせが必要です。
詳しくはご相談ください。
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※一般的なニキビ痕治療
1. クレーター(陥凹性瘢痕)
クレーター状のニキビ跡は、毛穴の炎症により皮膚が凹んでしまうタイプです。
浅い場合: シルファーム、CO2ガスフラクショナルレーザー、ダーマペン
深い場合: サブシジョン
2. ボックス型
浅い場合: ダーマペン、シルファーム、ダーマペン
深い場合: CO2レーザー、サブシジョンと炭酸ガスレーザーの組み合わせ
3. アイスピック型
治療法: CO2レーザー、サブシジョン
4. 盛り上がり(肥厚性瘢痕、ケロイド)
治療法: ステロイド注射、トラニスト(リザベン)内服、ステロイド塗布、手術による切除(難治性の場合)
5. 赤みのあるニキビ跡
治療法: シルファーム、ダーマペン、ピーリング
6. 黒ずみなどの炎症後色素沈着
治療法: ケミカルピーリング、ハイドロキノン、トレチノイン、ダーマペン
ニキビ痕治療の症例
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【治療経過】
左:
・顔全体ダーマペン4+ヒアルロン酸(5回)
・頬のヒゲ脱毛(1回)
・こめかみ:YAGフラクショナル(1回)
右:左治療の1ヶ月後
【治療内容】
自費診療
ダーマペン4 スタンダードコース:全顔 27,500円/回(税別)
頬のヒゲ脱毛:7920円/回
YAGフラクショナル:モニター価格
【治療リスク】
感染症、出血、色素沈着、痛み、瘢痕形成など
※症状の出方や治癒経過には個人差がございます。
ニキビ跡の治療にダーマペンが必要な理由
ニキビ跡の治療にダーマペンが必要な理由