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第26回 新技術!「塩基編集」による革命的ながん治療とは?

第26回 新技術!「塩基編集」による革命的ながん治療とは?

 

 

院長が気になっているニュース

院長が気になっているニュースとして、遺伝子組み換えの技術を使って白血病の女の子を治療した例が紹介される。

遺伝子治療の技術動向

遺伝子組み換えやmRNAワクチンの技術が、がんの治療に応用されつつあり、1回の注射で治せるようになりつつあることが解説される。

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知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった一条にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

 

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、番組ナビゲーターの猪飼雄一です。

 

札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生にアレルギーに関する様々な知識や知恵などを教えていただきます続木先生よろしくお願いします。

 

よろしくお願いします。

 

続木先生、毎回ね、この番組でアレルギーに関する様々な知識知恵を教えていただいてますけれども、続木先生といつも打ち合わせをしていると結構いろんな情報を得ていて、いろんなジャンルのことについてお詳しいんだなと思うんすけど、なんか最近気になったニュースがあるということですけどどんなニュースですか。

 

今回も気になってるのは、中嶋聡さんっていう方が出されてるメルマガで引っ張らLifeisBeautifulっていうメルマガがある

 

LifeisBeautifulっていうのがあってそこで紹介されていたんですけど、

 

はい。早くしてください。

 

簡単に言うと、これ、遺伝子組み換えの技術を応用して、ワクチンをしたら女の子のがんが治せたよっていう話なんすよ。

 

遺伝子組み換えの技術を使ってがんを治した。

 

はい、そうなんですこれから特にがんの治療がやっぱり研究盛んなんですけど、

 

はい。もうmRNA含めて、遺伝子組み換えとかクリスパーとかそういった技術を使って、どんどんどんどん簡単になってくるんすよ。

 

ちょっと知らない単語をいくつも出てきたんですけど、説明していただけますか。

 

mRNAはわかりますよね。ワクチンだから

 

ワクチンの、はい。

 

皆さんも打てるワクチンね。

 

はい。

 

遺伝子組み換えも何となくわかりますよね。

 

そうですね。はい。何となくですけど。はい。

 

クリスパーって聞いたことないすか。

 

クリスパーはないですね。

 

遺伝子組み換えみたいなもんなんですけど、クリスパーキャス9って聞いたことないすか。

 

全然ないです。

 

マジですか

 

あれ、

 

チームチームの名前、何々?

 

クリスパーってアメリカで上場してるから会社も

 

そうなんですか。

 

そうです。ノーベル賞もらってますよこれクリスパー

 

そうなんですか。すいません僕、ちょっとアメリカのこと全然知らなくて

 

そうなんですね、上場してる会社と。

 

会社もクリスパーって名前で上場してる会社があるぐらいなんすよ。

 

はい

 

医療系の会社ってことですか。

 

医療系の会社とかそういう技術の会社というか、今後はそういったような新しい技術っていうのを使って本当に病気の治療ってのは簡単になっていくよっていう形なんすよ。

 

はい。

 

特にがんの治療ってイメージ皆さんあるかもしれないすけど、抗がん剤とか放射線の治療とか、

 

はい。

 

結構体がだるいとか頭、髪の毛が抜けちゃったとかっていう感じって、映像とかで見たことあると

 

思い私も親族にいっぱいいましたから、はい。

 

こういうのがめちゃくちゃ大変じゃないですか、がんの治療で、

 

そうですね

 

こういうのはもうなくなるマジでなくなる。1回の注射で終わるのよこれが

 

そうなるんですか、なってるんですか?

 

なりつつある

 

何人か成功してるのアメリカで。

 

例えば今回の記事で言うと、はい、あのT細胞性白血病っていう種類の血液がんにかかっちゃった女の子の話なんですけど、T細胞性白血病っていうのは、ウイルスが感染してその感染した細胞っていうのは、自分の中の免疫系、要するに、体の中のバイキンとかが入ってきたときにそれを排除する細胞っていうのを、自分を守るものをを選んで攻撃して壊しちゃうんですよ。

 

それを壊すわけだから、もう完全に弱いからすぐ死んじゃうわけですよ。感染症に。

 

本来であれば自分の免疫系が攻撃してそれを破壊できるんですけど、

 

はい。

 

あのがんもそうなんだけど、こういうがん化した細胞って自分の体のふりしてるんすよ。

 

ふりしてる?

 

ふりしてる

 

ふりしてるから、自分の免疫、要するに体の中の警察から見たら、自分の国の国民なんで。一般市民のふりしてだけど紛れ込んでる

 

ってことで潜り込んでテロリスト、テロテロテロリスト

 

ちょっとネタとだいぶ過激ですけどでも、自分の体のフリして、「いやあなたの元々いた細胞ですよ」みたいな顔してるってこと。で爆破を起こしたりとかする、

 

だけど、自分の国の国民、一般市民と区別がつかないから警察って攻撃できないわけですよ。

 

区別がつかない

 

区別がつかないんすよ。ところが、こういった技術を応用すると、ある日突然警察が、一般市民とテロリストを見分けるようになる。

 

いきなり、今回の新しい技術で?

 

そうです。だから警察官が例えば特殊なサングラスを配布されましたと。新しい技術で作ったサングラスがあります。みんなこれつけなさいってつけたパトロールしたらいきなり敵がわかる。

 

なんか、今ちょっともう例え方に行き過ぎてあれですけど、でもそれだけ簡単に見つけられるようになるってこと、

 

そう簡単に見つけられるようになる。だから簡単に攻撃できるんで、

 

はい。

 

今まで攻撃できずに、逆に体を蝕んでた細胞をやっつけることができるぞ、簡単にね、

 

そう。はい。

 

そういう遺伝子組み換えの技術を応用して、強化した免疫系の細胞っていうの、この女の子に注射したら、がんが治っちゃったよって話なんですよ。だから、つまるところ、抗がん剤の治療とかでも何ヶ月とかね、何年とかにわたってやってるので。それが1泊2日とかで終わる。

 

もうその注射を、アメリカ行ってそういうのを注射して戻ってきたらもう治ってましたみたいな、そういう時代になるんす。だからすごいね。今回初めてこれ成功したっていうことで、

 

遺伝子組み換えの技術に関しては、一般的にはいつぐらいからできるようになる感じなんですか。

 

治験やってるのって、でも結構前ですよ。mRNAワクチンって今ね皆、さんがコロナに対して打ってるやつは元々がんのワクチンを開発してた会社なんで、どこのがんのワクチンに関しては、この度のがん咽頭がんっていうけどそれに対しては、コロナの前にもう、患者さんに実際に投与されてて、がん消滅っていうのはもう確認されてるので、

 

そうなんですか。

 

うん、だからそんな新しい技術じゃないって言われれば、新しい技術じゃないんですけど僕らにとってはね。実用化に近づいてきてるからすごいよねっていう話。

 

いよいよ、もう実用化が迫ってきてるよっていう

 

そうそう、その治験って言われてる。

 

はい。

 

選ばれたその実験に、自分で自ら応募して、応募なりその承諾して、あの新しい治療を受けた特別な患者さんたちだけじゃなくて、いよいよこれ成功するねってわかって本格的に製造に乗り出す。何かに近づきつつあるのがすごいよねって話です。

 

これも、でも医療界にとってものすごい大きいことじゃないですか。

 

大きい。大きいとか商業界にとっても大きいですよね

 

商業界にとっても

 

うん。だから、製薬会社が塗り替えられるわけじゃないすか勢力が。結局はねそのスタートアップっていうようなところが作って、大手が買収するって形になるんでしょうけど、すごいす

 

そうですか。

 

今までの治療の概念が変わりますよね。

 

これがん以外のものはどうなんですか、技術使えたりする?

 

将来はどんどんどんどんアレルギーとかにも、これは使われていくものなんですけど、

 

アレルギー疾患、はい。

 

一番やっぱり、そのがんの患者さんってのがやっぱり命に直結してるものだから

 

そうですよね

 

研究を進めやってたんですよね。

 

だってそもそもコロナのワクチン作ってるバイオンテックとか、モデルナって会社も二つともガンのワクチン作ってた会社なんで、

 

そうなんですね。

 

だからそれをmRNAワクチンというのは、プログラミングをするように、標的とする細胞というのを組み替えることができるので、標的とする敵をね、ウイルスというか、

 

はい。

 

だから、がんのワクチンを作ってなんだけど、コロナのワクチン作りましょうってなったとき、あっという間に製品化されたのはそういうこと。

 

そうなんですよね

 

敵の正体がわかったら、もう薬作るの昔は10年とかかかってたんですけど

 

はい

 

それがもう何、1年とか何ヶ月とかできちゃう

 

もうすぐさあ、すぐというか今までと比べたらあっという間ですよね。

 

あっという間ですよだって。このバイオンテックは最近マラリアのワクチンも開発したんですけど

 

はい

 

コロナのときから並行して開発してたんで、まだ1年とかそれぐらいで出てきたんじゃないすか。すごいもうマラリアなんて昔薬飲んでいかなきゃいけなかったんでアフリカとか。今はワクチン打っていける時代、めちゃくちゃなく楽すよ

 

変わってきてるんですね、どんどん進歩して、

 

めちゃくちゃなわけですよ。

 

そうですか。もう続木さんの実感がこもる薬ってめちゃくちゃすごい

 

めちゃくちゃすごいって、僕ら治療を初めて知ったんでもう10年とか前なんでもう

 

そんな前から

 

研修医ぐらいのときですよ、MRIのワクチンの話した出て来たのって

 

そうですか。

 

でもそれがいよいよコロナという残念な形だったけど、それを契機にね富裕層が急にお金をたくさん入れてくれたんで、研究がものすごい進んだと。すごいっすね。

 

いやあ続木先生冒頭のね、さわりだけと思って、ちょっと右コーナー的な感じ続木さんの気になる話題ニュースということで聞きましたけど、もうこれで十分だからちょっと今回お話伺ったのでこれはこれで今回はね、

 

いっぱいお話ということでしていただきましたいうことで知れば勇気がわくアレルギー攻略講座札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生でした続木先生ありがとうございました

 

ありがとうございました

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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