札幌市南区のアレルギー科・小児科（アレルギー）のアルバアレルギークリニックです。

当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

アトピー・かゆみの治療の患者様に多数ご来院いただいています。

要約

花粉症の治療法について解説しています。花粉症は免疫療法によって8割は完治できる可能性があること、しかし日本ではこの治療法を実施できる医療機関はまだ少ないことが説明されています。免疫療法は花粉症の原因物質を徐々に体に取り込ませて免疫をつける治療法で、海外では一般的だが日本ではまだ普及していないことがわかります。一方で、花粉症を完全に治すことにこだわらない人も多く、症状を抑えるだけの治療を選ぶ人もいるとのことです。

チャプター

花粉症は免疫療法で8割は完治できる。

花粉症の専門医である都築先生によると、花粉症の8割は免疫療法によって完治を目指せるとのことです。免疫療法は徐々に原因物質を体に取り込ませて免疫力をつける治療法で、効果が高いとされています。

日本では免疫療法のできる医療機関はまだ少ない

日本では花粉症の免疫療法を提供できる医療機関は5~6か所程度しかないとのこと。都築先生の病院はそのひとつです。日本では保険適用も難しく、海外の知見を取り入れるなどハードルが高い治療法だからです。

完治を求めない人も多い一方で、花粉症を完全に治療することにこだわらない人も多く、症状を抑える短期的な治療を選択する人も多いとのことです。3~6月の花粉シーズンを症状なく過ごせれば十分だと考える人もいるようです。

行動項目

花粉症の完全な治療を希望する場合は、免疫療法のできる医療機関を探す。

免疫療法の内容を理解してから治療を始める。

花粉症の症状を抑える短期的な治療も選択肢の一つと考える。

内容

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった日常にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座ナビゲーターの猪飼雄一です。札幌市、アルバアレルギークリニック院長の続木康伸先生に、アレルギーに関する様々な知識、知恵を教えていただきます鈴木先生、よろしくお願いします。

よろしくお願いします

今回のテーマは、花粉症を治す方法はです。私も今年から花粉症の症状が本当に顕著に現れて、眼はかゆいし鼻は詰まるし結構大変な5月6月だったんですけれども、これ付けて私もね、眼科にも行きましたし、耳鼻咽喉科も行って薬もらって、目薬したり、鼻スプレーしたり、いろいろしたんですけど、一時的には何となく治るんすけど、完全にやっぱり治らないんですけどそういうもんなんですか。

そういうもんでもなくて、

花粉症っていうのは基本的になしてあげる可能性は高い治療ではあるんすよね。

なおせる可能性が高い。

はい。ただ、一般にやられてる方ではちょっと無理っていうだけの話ですね。

今私が目薬したりとかっていうのはこれ、一般にやってる方法、

一般にやってるはずです。これ無理、これなおさないこれ

無理

でも

これ私やってるのは何ですか。

治療なんだけど、

はい、

その場をしのぐための治療です。ほんの少の季節を症状なく過ごすための治療

そのときだけ、一時的に抑え込む手ですかね。

はい、

花粉が飛んでる時期をやり過ごすための方法

どんどん言葉がきつくなっちゃう。やり過ごすための

快適に過ごすための法

そうなんす。でも、それでも確かに私もね、夜中寝てたら目やにたまってくるぐらいひどかったりしたんですけど、そういうのをすぐ押さえられましたから。そういう一時的には、抑えられる

 

一時的に抑えられるただ、その皆さんが思うようななおるっていう感じにはならないです。

いわゆる完治するっていう表現がいいのかちょっとわからないですけど、完治はしてない。私も当然してないってことですよね。

してないですよね、だって毎年起きてんだから。

してないですね。

はい。

おっしゃると通り、完治はさせられるものなんですか？完治できるものなんですか。

8割ぐらいは完治を目指せる。80%の人は完治を目指せる。

でもそれ結構8割っていうと、なんか高いかなって思うんですけど、

完治させるってのは法律で言えないんで、

はいはい。

目指せる、

完治を目指せる。うん。それはどうしたらいいですか？私は今言ってるような病院に行き続けて、そこを目指せるものなんですか。

目指せない

目指せない？

なんでかっていうと結局完治させる方法ってあって、はい。免疫療法っていう方法があって、昔は減感作って呼ばれてて、なので、この免疫療法だけが優位になってる治療で、日本以外の国ではこの免疫療法というのが、スタンダードです。

日本以外、外国ではそれが普通なんですか？

そうです。

そうなんですね

だから例えば僕らみたいなアレルギーのがっちりやってる医者とかって基本的に、やっぱ海外の学会でたり、海外で勉強してきてるので、日本例は一般的ではないけれど他の国では一般的ですっていう方は、僕らみたいなアレルギーのがっちりしたクリニックだと受けることができる。

ダニと杉ができるってのは、日本の保険が効くから

ほかのものに関しては保険がきかないんで、

そういうことなんですね。

あと簡単じゃないっていうのもあります。

簡単じゃない。

はい。

結局海外から輸入しなきゃいけないし、その薬を個別に調整して患者さんに打たなきゃいけないんで、その個別の調整が慣れないと難しいっていう形ですよ

ね。

個別の調整が難しいです

そもそも日本でやってないから、海外の文献とかやめまくらなきゃいけないんですけど、

はい。

海外ではもうスタンダードなんで、その文献とかにすら載ってないん

すよ。

それくらい当たり前ってことですか。

そうそうそう。だから海外行ったときに、

はい、

免疫療法関係の発表してる人とか、

はい。

今のスタンダードはこういうやり方ですよみたいな、あの発表があるとか、セッションがあったりするんす

けど、

はいここ

に出て、発表してる演者の先生に聞きまくるとかという作業が必要なんですよ。これをやるには、

そうなんですね。それは続きはそういうことをされたんですか。

下した散々やりましたわかんない

聞きに行くんすか。

挽肉いきなり聞きに行く。いきなり手挙げてしかるべき。

へえ

めちゃくちゃ大変だった

そうですか。でも、日本の医師の方で、うん。そこまでやる方って、鈴木先生以外にもいらっしゃるん

ですか。

花粉症の入社薬で免疫療法ができるクリニックの病院で、

はい

日本でも多分5か6ぐらいしかないんすよ。

そんなに少ないんですか。

はい、うん、全部小児の病院だし違いは

鈴木先生のアルヴァアレルギークリニック以外は小児科ってこと

ですか。

基本的に国立の大きな病院のアレルギー科です。国立の大きな病院だからってどこでもやってるわけじゃなくて、

はい

名前は言えないですよ

ね。はいはい。

とある施設だけって感じな

この日本の中で、5から6しかなかったら、うん、なかなかやっぱり花粉症の方ね多いけど、治せないじゃないですか治る人少ないんじゃないすか。

だからこうなってるってことですね。

そうですよね。

うん。

ただ高齢に関してはその患者さんがどういう患者さんが自分のクリニックに来るかっていうことにも大きく関わってるわけじゃないすか。だから、うちだったら、結局その今免疫療法が保険効きませんって言っても、

はい、

なくてもいいです

っていう

人とかそもそもだから飛行機使ってくるような人とかが多いクリニックだから、

はい。

こういう治療がありますよでも保険効かないですよって言っても、

はい。

患者さんたちでやりたい方っていうのは多いわけじゃないすか。

わざわざいらしてるわけですよね。

しかもこれ、俺オリジナルの治療じゃなくて

はい

んかとかヨーロッパに行けば普通にやられてる治療なんで、元フランスに今長いんですけどフランスで結婚したんでフランス長いんですけど、

はい。

これは普通にやってるんでクリック

そうなん

ですね。

日本ではそこそれが普通にならないですか。

だから結局花粉症って、

はい。

シーズンの問題とか花粉の時期っていうのがあるんで、

そうですね。

だからそんなお金かけてまで完全に治さなくても、うん。3月から6月までの間、目薬と飲み薬飲んでて症状がないんだったらそれでいいよっていう考えの方もいらっしゃるわけですよ。

はい。

なんならそっちの方が多いかもしれないです。

うん。

だから、一般のクリニックとかだと、その大多数の方向に向いてるから、

そうかそうか、そういう人の方がいっぱいいらっしゃるわけですよね。

少数のを治療するためにそんなアメリカとかヨーロッパに行ってきた捕まえて聞きまくるとかっていう作業は、

はい、

必要ないわけじゃないすか。大多数

みたいな。

はい。

うちはその少数の方の人が来るから、

はい。

演者の先生トイレの前で待ち伏せしたりとかやるけど、

うん。

普通のクリニックの先生はいらないわけですよそれ。

そう

なんですねなんか粘液療法もっと広まってほしいなって今話を聞くと思うんですけど、先生はいかがですか。

いや無理じゃないって感じで、

もう蓋

も

ない。ただ、そんなに簡単にできる方法でもないんで、僕らはもう何百人ってやってるから慣れてない、簡単に始められてるけど、

はい。

そんなに簡単でもないので、

うん。

結局、アレルギーを起こす成分を体に入れてちょっとずつ慣れさせてくっていう治療なんですよ。免疫療法って

それ、

体を慣らす

慣らしてくんすよ。

うん。

アレルギーを起こす成分を、体に入れて、

私白樺背景のもの駄目ですけどそれを入れていくのが明記。両方の

平場のアレルギーの成分というのが薬としてもあるので、これ

なん

です。注射してならしていくんです。

ちょっとずつ体制を作るというか、

そうすどこをやらしていくようなもんですよね。体をね

そうですね反応してしまうものを、

そうそう、

あえて取り込むっていう。

そうです。だからあの体勢がつかない人ももちろんいるわけですよ。

はい。

それが8割の人が完治を目指せるとかって言ってる理由なんですけど、

そういうことなんすよ。だから

ちょっと間違うと、

はい、

アレルギーの所がっと強く出たりはするんで

なるほどなるほどそうですよねその反応するものを入れてるわけですもんね。

そうです。

だからオーダーメイドでそれぞれの人に対して量を決めなきゃいけないんですけど、

だからそれがやっぱり大変経験が必要だったり難しいっていうさっきおっしゃってた、

そこのプロトコールっていうか、こういうスケジュールで注射して慣らしていきましょうっていうのは、もう海外の人たちから聞きまくらないとわからないんで、

なるほど、そっかそれはなかなかやっぱりどこの病院でもっていうわけにはいかないわけですね。

はい。

となると、最初にね、おっしゃっていただいた花粉症本気で治したいなら、もう免疫療法ですっていうことですけど、うん。現実問題は、今国内ではなかなかそれをできるのは都築先生のアルヴァアレルギークリニックそれから他の五つぐらい、うん、覗いたらできないと、

スギとダニは保険でできない

わけはい。

ただ、杉戸何も、結局うちはダニの治療はP回の注射でやってるんですけど、うん皮下注射っていう方法があってやってるん

ですが注射皮膚の疾患

です。

はい。

一般的には、舌下っていう方法

なんすよ。結果、はい。

明日スタートしたんです。はい。

あの下に薬を入れる内服と同じですよね。

はい、

必要なんですけど、

はい。

内服薬の治療って最低3年推奨5年なんすよ。

最低3年推奨5年、

はい。これは世界中5年。うちは5年基準でやってるんすよ。

5年間やり続けるんですか。

そうです。だから飲み薬って無理なんですよ。

そうなんですね。

5年間やると、大体2/3ぐらいは飲み忘れるんだよ。

そういうものですか。

だからダニとか杉にしても、脱落率が60パーぐらいなんで、

結構な割合ですね。いやちょっとそのあたりのこともねまた次回の放送の中でも詳しくいろいろと伺っていきたいと思います。知れば勇気がわくアレルギー攻略講座札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生とお伝えしました先生ありがとうございました。

ありがとうございました。