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コラム

赤ちゃんのスキンケアはこれ

赤ちゃんのスキンケアはこれ

1)荒れるのは当たり前?

ちなみに、肌荒れは当たり前ではないです。

肌がデリケートな子は、そのたびに子どもを連れて病院にいかなければなりません。

兄を連れて電車に乗り、母親一人でベビーカーを電車に乗せます。

これが本当に大変です。誰か手伝ってくれてもねとは思いますが、とりあえず一人で頑張りましょう。

地下鉄は大抵階段が長いですが、エレベーターまで移動する方が大変です。迂回するしかありませんね。

ふう、やっとクリニックにつきました。一苦労です。

クリニックの待合室で絵本を読んでいましたが、さすがに兄は飽きたようです。

Youtubeも効きません。

走りまわる兄を追いかけながら45分は待ちます。

診察は3分くらいでしたが、早く帰れるのでよしとしましょう。

会計を待っている間にオムツかぶれの弟が寝てしまいました。

会計はクレカもQRコードも使えないので、子どもを抱きながら小銭を受け取ります。

子どもを抱きながらの小銭の出し入れがイラつきますが、怒っても変わることはありませんので、忘れましょう。

せめて、Suicaが使えるようになることを祈るばかりです。

あ、子どもが起きました。なんだか機嫌が悪いと思ったら、もうお昼の時間です。

どこで食べましょうね?

そうだ、有名なパスタのお店が近くにあります。

ランチも終わりかけなので、さほど待たないでしょう。

寄りましょうよ。

ボロネーゼに生クリームを乗せて、レモンピールを散らしたやつが良いかも。ブロッコリーとアオリイカのペペロンチーノもおいしそうです。

季節ですし、モモの冷たいパスタにしませんか?

学校から帰ってくるおねえちゃんにカタラーナでも買って帰りましょうかね。

え? ああ、そうですよね。

やっぱり、面倒くさいので帰りましょう。

コンビニでシーチキンおにぎりを買って、子どもが軽く食べてもらう、そして家で作る。これ一択。

お店で、兄弟して走り回られるとこっちが疲れますしね。

そもそも、一人じゃ制御できないですし。

雑貨を見ながらカフェでランチが出来る頃には、あなたはカフェに興味が無くなっているかもしれませんが、スープカレーくらいは子連れで食べられるかもしれません。

ここは、黄金唐辛子をトッピングしたいところです。

まあ、いつになるかはわかりませんけども。

さて、自宅に帰ってきたと思ったら、もうすぐお姉ちゃんが学校から帰ってくる時間でした。

忘れていましたが、今日から塾の数学クラスが20時スタートですよ。

コンビニの食べ物は太るので嫌がってますから、塾の前に夕飯の準備しないといけませんね。

ワンオペ主婦は本当に疲れますね、そろそろ一息つきませんか?

って、あれ?

すいません、お好きなオシャレなお茶を切らしてました。

ショップに行ってお茶を買う暇もないと思ったので、アマゾンで再購入をポチっておきましたよ。

私、こうゆうところだけは気が利くでしょう?

奥さんの話を聞くのは苦手ですが、アマゾンでの買い物は得意です。

これで、外出しないで自宅にいることができますでしょ。

子連れでの外出はほんとに疲れますから。

しかし、今どきこんなこと「主婦として当たり前だと思われてもね」とは、私でも思います。

オムツかぶれが悪くなるたびに、仕事を休んで半日かけて行く病院への旅ですが、治療方法は悪くなってから薬を使うだけ?

なら、これからも同じことの繰り返しではないですかね?

この旅が終わりを迎えることはなさそうですけど・・・・・・・

ま、これ以前の我が家の話なんですけれども、こんな経験がおありになるかもです。

ただ、ただですね。

皆さんはうちの奥さんが経験したことは「今日からは一切経験する必要のないこと」だと私は思っています。

これからその方法をお教しえましょう。

2)世の中では、赤ちゃんのスキンケアが知られていません

子どもの肌トラブルは、すべてが「予防」につきます。

なので、荒れてからだと治療が必要ですが、普段のケアは「保湿剤とワセリン」で行います。

オムツかぶれは、おしっこやうんちでも肌が荒れてしまうくらいデリケートとゆうことです。

ポイントは「荒れる前から始める」、「おしっこやうんちがつかないようにする」です。

#アトピー性皮膚炎の予防にも保湿を使うはこちら

・保湿:ローションか軟膏。セラミド入りの一択。

・ワセリン:保湿作用はゼロなので、バリア。おしっこやウンチをはじくため。

まずはこの2種類をだけ。

自然の力で治す?

治らなかったらどうします?終わらない旅の始まりだと思いますが・・・・

これは、ワンオペ育児の親のケアでもあるのです。

3)オムツかぶれを起こさないためには、量と回数、拭く範囲が大切

では、具体的な製品の選び方も大切です。

・夏はローション、冬は軟膏(クリーム)

・食物・香料・植物成分入りは絶対に使わない

#理由はこちら

・セラミド入りを使う

特にセラミド入りはきれいなお尻を保つためにとても大切な成分で、うちのスキンケア製品は肌バリアに最も必要な3種類のセラミドを、%単位で調整しています。

#そのシルキーガールはこちら

4)量と回数、拭く範囲も大切

・「ティッシュがくっついて落ちないくらい」の量

量が少ないと効果がありませんし、伸ばさないといけないので、子どもが痛がります。子どもの肌は大人よりも、数倍薄いのです。

保湿がローションの場合には、ティッシュはくっつきません。「湿っているくらい」が最適です。

・回数は、経験的に多ければ多いほど良い

具体的に何回?と思ったら、それはその子の肌質、その子の月齢、現在の荒れ具合によって変わるので、そこは気にするポイントではありません。

気が付いたら塗るくらいの回数の多さで大丈夫です。

また、赤ちゃんの頃は、オムツ替えの時に交換するだとおしっこやウンチがついてからだと私的には遅いです。

保湿とワセリンで完全に予防できる子もいれば、そうでない子もいます。

とにかく多く塗ってみて、ダメなら工夫していくことが大切です。

・お股、お尻は必ず拭く

お股、お尻の穴の部分は怖がって拭きが不十分(ほぼ拭いてない)ことが多く、とても荒れやすいです。

優しく、しかししっかりと拭いてあげましょう。汚れが取れなければ、取れるまで優しく回数を多く拭きます。

5)現に、ケア範囲はお尻だけと思われています

例えば、ケアする範囲は顔やオムツ部分だけではありません。

オムツかぶれを起こす子は肌がデリケートなので、お尻やお股だけではなく、お腹~太ももの範囲までを保湿します。

正面

①保湿する範囲はお腹~太ももまで。この範囲は拭く。お股も忘れずに。

②お股には、ワセリン、保湿は必ずする。

③足の付け根も拭いて、保湿する。肌がデリケートな子は足の付け根もワセリンを塗る。

 

背面

①保湿の範囲は背中~太ももまで。この範囲は拭く。お尻の穴も忘れずに。

②お尻の割れ目にも保湿、ワセリンする。

③お尻と足の付け根も忘れずに

6)だから、これが必要です

①オムツ替えの時だけ?

保湿の回数は多い方が良い感じです。

②気にするポイントが違います

何回、量は?など細かく考えるより、気が付いたらぬくらいが良いです。

③治らないなら病院へ

様子を見ていても治りませんので、お早目の治療を。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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