【札幌市】いちごアレルギーの症状とは?口のかゆみ・発疹の原因を専門科が解説

いちごを食べたあとに、口の中が「かゆい」「ピリッとする」「のどがムズムズする」——。
そんな症状が続くと、「もしかしていちごアレルギー?」と不安になる方も少なくありません。特に札幌市では、シラカバ花粉が多い地域性から、果物によるアレルギー症状(口腔アレルギー症候群)が比較的みられやすいと言われています。
ただし、「いちごによる反応」と言っても原因や仕組みは一つではなく、アレルギーによる症状なのか、体質や体調による“アレルギーに似た反応”なのかは、自己判断が難しい場合もあります。
本記事では、いちごアレルギーの症状・原因・札幌市ならではの注意点・受診の目安をやさしく解説します。
小さなお子さまから大人まで、気になる疑問を章ごとに完結できるよう構成していますので、「いちごを食べると不安がある」「検査を受けるべき?」という方の参考になれば幸いです。
いちごアレルギーとは?札幌市で増えている理由と基本知識

いちごアレルギーはどう起こる?(アレルゲン・免疫反応の仕組み)
いちごアレルギーとは、いちごに含まれるタンパク質に体の免疫が反応し、口の中のかゆみや発疹などの症状が出る状態を指します。
一般的な食物アレルギーと同じく、体が「いちごの成分=異物」と判断することで反応が起こります。
ただし、いちごの場合は特徴的で、口周りのかゆみ・ピリピリ感だけでおさまるケースもあれば、皮膚症状や消化器症状などが現れるケースもあり、個人差が大きい点が特徴です。
いちごに含まれるアレルゲン(タンパク質)は複数あり、体質・体調・食べ方によって症状の出方が変化するため、「同じ量を食べても毎回違う」ことも珍しくありません。
口腔アレルギー症候群(PFAS)との関係
いちごアレルギーでよくみられるものに、口腔アレルギー症候群(PFAS)があります。
これは、花粉に対するアレルギーがある人が、特定の果物や野菜を食べた際に口の中がかゆくなる反応のことです。
PFASの特徴
- 食べて数分以内に、口・唇・のどがかゆくなる
- 飲み込むと症状が落ち着く(※個人差あり)
- 同じ果物でも、季節により症状の強さが変わる場合がある
- 果物アレルギーの中でも比較的多くみられる
いちごは、リンゴやモモなどと同じくPFASの原因になる食材の一つで、花粉症がある人に起こりやすい傾向があります。
札幌市で果物アレルギーが多い理由(シラカバ花粉 × PFAS)
札幌市を含む北海道では、シラカバ花粉が多い地域として知られています。
このシラカバ花粉は、PFASと深く関わる花粉で、「シラカバ花粉症がある → 果物(いちごなど)で口のかゆみが出やすい」という関連性が報告されています。
札幌市で果物アレルギーの相談が多い背景
- シラカバ花粉の飛散量が多い
- 花粉症に気づいていない人も一定数いる
- 花粉症の症状が軽い人ほど「果物のかゆみ」で気づくことがある
また、同じいちごでも、シーズンや体調により症状の出方が変わるため、札幌市在住の方は「春〜初夏だけ症状が強くなる」というパターンも珍しくありません。
いちごアレルギーの症状一覧|かゆみ・発疹・消化器症状・呼吸器症状

いちごアレルギーの症状は、軽い口の違和感だけのケースから、皮膚・消化器・呼吸器に広がるケースまでさまざまです。同じ人でも、その日の体調や量によって出方が異なることがあります。
ここでは、一般的にみられる症状をわかりやすく整理します。
口の中・唇・のどに出る症状(PFAS で最も多い)
いちごを食べて数分以内に出る症状として代表的なものが、以下のような口腔アレルギー症候群(PFAS)の症状です。
- 口の中がかゆい
- 唇がピリピリする
- のどがイガイガする
- 舌の表面がザラザラした感覚になる
- 口の中が少し腫れぼったい
飲み込むと落ち着いてくるケースもありますが、個人差があります。
札幌市では、シラカバ花粉症と関連してこれらの症状がみられることがあり、「花粉の季節だけ症状が強い」ケースもあります。
皮膚に出る症状(発疹・じんましん)
いちごを食べたあとに、以下のような皮膚症状が現れることがあります。
- 口周りの赤み
- 顔や首に小さな発疹
- かゆみ
- じんましん(ミミズ腫れのように盛り上がる)
症状は一時的に出て、しばらくして落ち着くこともあれば、広がる場合もあります。
いちごそのものだけでなく、ジュース・スムージー・スイーツなどでも起こることがあります。
消化器に出る症状(腹痛・吐き気など)
比較的よくみられる症状として、以下のような“お腹の症状”が出る場合があります。
- 胃のムカムカ
- 腹痛
- 吐き気
- 下痢
特に、空腹時や体調がすぐれないときは、症状が出やすいケースもあります。
呼吸器に出る症状(息苦しさ・咳)
いちごを食べた後に、以下のような呼吸に関する症状が出ることがあります。
- 喉のつかえ感
- 咳
- ゼーゼーする
- 息苦しさ
呼吸器の症状は個人差が大きく、「季節」「体調」「食べた量」で変化します。
アナフィラキシーが疑われるサイン
以下のような症状が複数同時に急に現れるときは、アナフィラキシーが疑われることがあります。
- 全身のじんましん
- 強い息苦しさ
- ぐったりする
- めまい・ふらつき
- 血圧の低下を思わせる症状
※一般論としての説明です。
※こうした症状が急激に出た場合は、早めの受診が勧められるケースがあります。
症状には個人差があり、毎回同じように出るとは限らない
いちごアレルギーの特徴として、
- ある日は軽い違和感だけ
- 別の日は皮膚にも症状が出る
- 季節によって変わる
- 加工品なら食べられる
というように、一定ではないことが非常に多い点が挙げられます。
札幌市のように、シラカバ花粉の影響で季節により体の反応が変わる地域では特に、この傾向がみられることがあります。
仮性アレルゲンによる症状とは?いちご特有のサリチル酸の影響

いちごを食べたあとにかゆみや発疹が出た場合、すべてが「アレルギー」とは限りません。
いちごに含まれるサリチル酸化合物(薬理活性物質)によって、アレルギーに似た反応が起こることがあります。 これを「仮性アレルゲン(擬似アレルゲン)による反応」と呼びます。
アレルギーとの最大の違いは、免疫を介さずに起こる “アレルギー様症状” であることです。
アレルギー反応と“アレルギー様反応”の違い
アレルギー反応(免疫が関わる)
- 原因物質(アレルゲン)に対して体が防御反応を起こす
- IgE抗体が関与
- 検査で数値に表れることがある
- 口のかゆみ、じんましんなどが典型
アレルギー様反応(仮性アレルゲン)
- 免疫ではなく、体質・体調・摂取量により症状が出る
- 検査(IgE)では反応が出にくい
- 一度に多く食べたとき・体調が悪いときに出やすい
- いちごなどに含まれるサリチル酸が代表
つまり、「検査は陰性なのに、いちごを食べるとかゆい」というケースは、仮性アレルゲンによる可能性があります。
いちごに含まれる“サリチル酸”とは?
サリチル酸は、果物や野菜に広く含まれる天然成分です。
いちごにはこのサリチル酸化合物が含まれており、以下のような症状を引き起こすことがあります。
- 皮膚のかゆみ
- じんましん
- 口のピリつき
- なんとなくムズムズする不快感
これはアレルギーとは異なる仕組みで起こるため、アレルギー検査では原因が見つからないことがよくあります。
関連しやすい食品は?いちごだけではない
サリチル酸は、いちご以外にも次の食品に多く含まれています。
- トマト
- オレンジ
- りんご
- きゅうり
- バナナ
- ぶどう
いちごで症状が出やすい人は、他の果物・野菜でも似た反応が出ることがあります。
症状の出方は人によって異なります。
仮性アレルゲンによる症状が出やすい傾向
以下の条件がそろうと、アレルギー様反応が起こりやすいとされています。
- 体調を崩している日
- 空腹で一度に量を食べた
- 他の果物・野菜と一緒に大量に摂った
- 寝不足や疲労が強いとき
- 食品の鮮度による影響
特に、いちごスイーツ・ジュースのように「濃縮されている食品」は、同じ量でも体への刺激が強くなる場合があります。
アレルギーと区別がつかないときは?
「アレルギーか仮性アレルゲンか」は、症状だけで判断するのが難しいことがあります。
一般的には、
- 毎回同じ症状が出る → アレルギーの可能性
- 体調の影響が大きい/量によって違う → 仮性アレルゲンの可能性
という傾向がありますが、必ずしも当てはまるとは限りません。
症状の背景を理解するために、“いつ・どれくらい・どんな形で食べて・どんな症状が出たか”をメモしておくと、受診時に役立ちます。
子どもと大人で違う?いちごアレルギーの年代別の特徴

いちごアレルギーは、子どもと大人で発症の仕組み・症状の出方が異なることがあります。
「小児に多いタイプ」と「大人に多いタイプ」があるため、ご家族でも症状の傾向が違うことがあります。
乳幼児・小児に多い特徴
離乳食・おやつで気づかれることが多い
いちごは離乳食後期(生後9〜11カ月頃)や幼児期のおやつとして食べる機会が多いため、
「食べた直後に口の周りが赤くなる」「かゆがる」 などで気づくことがあります。
皮膚症状が出やすい傾向
- 口周りの赤み
- 小さな発疹
- かゆみ
など、皮膚に反応が出やすいことがあります。
子どもの場合、「仮性アレルゲン」の影響も多い
いちごに含まれるサリチル酸化合物により、免疫を介さない“アレルギー様反応”が出ることもあります。
この場合、検査(IgE)では異常が見られにくいことがあります。
一度症状が出ても、年齢とともに変化することがある
小児期にみられたいちごの反応が、成長とともに落ち着くケースもあれば、別の反応として現れるケースもあり、個人差があります。
大人に多い特徴
花粉症が背景にあるケースが多い
大人で新たに「いちごを食べると口がかゆい」と感じ始めた場合、シラカバ花粉症との関連(PFAS:花粉‐食物アレルギー症候群)が疑われることがあります。
札幌市・北海道ではシラカバ花粉が多いため、大人から“果物で口がかゆい”という相談が増える時期(春〜初夏)があることも知られています。
口腔内の症状が中心
大人は、以下のような「口の中・のどの症状」が主になることが多い傾向があります。
- 口の中のかゆみ
- のどのイガイガ
- 唇のピリつき
- 舌の違和感
加工品(ジャム・スイーツ)で症状が変わることも
- 生のいちご → 口のかゆみ
- 加工品 → 症状が出ない
といった違いがあることがあります。
これは、加熱・加工によってタンパク質の構造が変化しやすいためで、果物アレルギーではよくみられる傾向です。
※ただし、全員に当てはまるわけではありません。
ジュース・スイーツ・飲み物で強く症状が出る場合
年齢に関係なく、以下のものは量が多くなりやすく、症状が出やすい場合があります。
- いちごジュース
- スムージー
- いちご入りのカクテル
- いちごミルク
- いちご味のプロテイン
生のいちごを数粒食べた時よりも、濃縮されて摂取量が多くなるため、口の違和感や皮膚反応が強く出るケースがあるとされています。
年代による違いはあっても、共通点もある
- 症状は毎回同じとは限らない
- 体調や季節によって変わる
- 検査結果と症状が一致しないこともある
いちごに対する反応は、「アレルギー」だけでなく「仮性アレルゲン」や「花粉症の影響」など複数の要因が絡むため、子どもと大人でも「なぜ症状が出るのか」の理由が違うことが多いのがポイントです。
もしかしていちごアレルギー?受診を検討すべきサイン

「いちごを食べると、なんとなく口がかゆい」「毎回ではないけれど違和感がある」このような症状が続くと、受診すべきかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、一般的に“医療機関の相談を考えてよい”とされる目安をわかりやすくまとめます。
※あくまで一般論であり、症状の重さや状況によって異なる場合があります。
① 同じ症状がくり返し出る
以下のような症状が、いちごを食べるたびに何度か起こる場合は、相談を検討して良いタイミングです。
- 口の中や唇のかゆみ
- 舌のピリピリ感
- のどのムズムズ
- 口周りの赤み・発疹
- 少量でも反応が出ることがある
特に、札幌市ではシラカバ花粉症との関連(PFAS)も多いため、果物での反応が続くときは、背景を確認する価値があります。
② 体調や季節により症状が変化する
以下のようなパターンがある場合も、相談のきっかけになります。
- 春〜初夏だけ症状が強くなる
- 花粉症の症状が出ている時期にいちごで違和感が出やすい
- 加工品なら大丈夫だが、生のいちごでだけ違和感がある
いちごの症状が季節と連動する場合は、花粉−食物アレルギー症候群(PFAS)の可能性があるため、確認すると安心につながります。
③ 皮膚や消化器にも症状が広がる
いちごを食べたあと、次のように“口の違和感だけでなく全身に反応が広がる”ことがある場合は相談が推奨されることがあります。
- 顔の発疹
- 首・胸元に広がるじんましん
- 腹痛・吐き気
- 体が熱いような違和感
複数の症状が組み合わさる場合は、原因を確かめたほうがよいとされます。
④ 食べる量で症状が変わる
- 少量では気にならない
- ジュースやスイーツで強く症状が出る
このように“量で反応が変わる”場合、仮性アレルゲン(サリチル酸)や濃縮された果汁の影響が考えられることがあります。
何が影響しているかを把握すると、日常の対策もしやすくなります。
⑤アナフィラキシーが疑われる症状が出た
一般論として、以下のような症状が複数同時に、急激に現れた場合は、早めの対応が必要なことがあります。
- 全身にじんましん
- 強い息苦しさ
- めまい
- ぐったりする
- 吐き気が急激に強くなる
この章では詳しく触れませんが、こうした症状が出た場合は、状況に応じて早めの受診が勧められる場合があります。
⑥ 自己判断で避けている期間が長い
「いちごを食べると不安だから」と、長期間避けているものの、
- 本当にアレルギーなのか
- 体質なのか
- 花粉症が関係しているのか
- 加工品なら大丈夫なのか
これらが分からず生活に不便が出ている場合も、相談する良いタイミングです。
“避け続ける”のはリスクを減らす一方で、原因が分からないまま不安が続くデメリットもあるためです。
⑦ 日記をつけても原因がつかめない
- 食べた時間
- 量
- 生 or 加工品
- 体調
- 花粉の時期
- 出た症状
これらをメモしてもパターンがつかめない場合は、複数の要因が重なっている可能性があります。
症状の背景を把握するために、医療機関で相談すると原因を整理しやすくなることがあります。
札幌市の特徴|シラカバ花粉といちごアレルギーの深い関係

札幌市では、いちごなどの果物を食べたときの「口のかゆみ」や「ピリつき」の相談が比較的みられます。その背景の一つとしてよく知られているのが、シラカバ花粉の多さです。
シラカバ花粉症がある方は、特定の果物・野菜を食べた際に口の中がかゆくなる「口腔アレルギー症候群(PFAS)」を引き起こすことがあります。
ここでは、札幌市ならではの特徴をわかりやすく解説します。
① 北海道・札幌市は「シラカバ花粉」が非常に多い地域
北海道は日本の中でもシラカバの分布が多い地域で、札幌市も例外ではありません。
春~初夏にかけて飛散量が多く、毎年一定の相談が出るとされています。
一般的に、シラカバ花粉症と関連しやすい果物の例として、
- りんご
- モモ
- ナシ
- サクランボ
- いちご(バラ科果物)
などが挙げられます。
いちごもバラ科の果物に属しているため、シラカバ花粉のアレルゲン構造と似ていることがあり、口の違和感が出ることがあるとされています。
② 春〜初夏だけ“いちごでかゆくなる”ことがある理由
札幌市の特徴として多いのが、次のようなケースです。
- 春~初夏(花粉飛散期)だけいちごで口がかゆい
- 花粉症の症状が強い日に、果物で違和感が出やすい
- 生のいちごは違和感があるのに、ジャムは平気
これは、花粉症の影響で口腔内が過敏になりやすい時期があるためです。
いちごそのものが原因とは限らず、「花粉症 × 果物」の組み合わせで症状が強くなることがあります。
③ 花粉症に気づいていない人でもPFASが起こることがある
札幌市では、
- 「くしゃみや鼻水は軽い」
- 「毎年のことなので気にしていない」
という方も多く、自分がシラカバ花粉症だと気づいていないケースがあります。
そのため、“いちごで口がかゆい → いきなり食物アレルギー?”と心配になる方が少なくありません。
実際には、
- 自覚していない花粉症
- 季節性の鼻炎
- 軽度の目・鼻のかゆみ
が背景にあり、いちごで口腔症状が出やすくなる場合があります。
④ 札幌市でよく見られる“いちごアレルギーに気づきにくいパターン”
札幌市の相談では、次のような特徴的なパターンが見られることがあります。
- 冬はいちごを食べても大丈夫なのに、春だけ症状が出る
- 生いちごだけ症状があるが、いちごミルク・加工品は平気
- いちごだけでなく、りんご・モモなどにも違和感がある
- シーズンによって症状が出たり出なかったりする
- 食べ方(量・組み合わせ)によって反応が変わる
これらは、PFAS・体質・季節・仮性アレルゲンなど複数の要因が重なることで起こることがあります。
⑤ 札幌市に住んでいる場合の日常での注意点
札幌市の生活環境を踏まえた、一般的な注意点として次のようなものがあります。
- 花粉が多い時期は、いちごを食べた際の反応が強くなることがある
- ジャム・加工品なら大丈夫なこともあるが個人差が大きい
- いちご以外の果物(りんご・モモ)で症状が出ないかも確認
- 毎年春だけ症状が出るなら、花粉との関連を考えてみる
- 体調が悪い日は反応が強く出ることがある
これらを踏まえると、生活の中で“症状の傾向”に気づきやすくなります。
いちごアレルギーが疑われるときの検査と診断の流れ(保険診療)

いちごを食べたあとにかゆみや違和感がくり返し出る場合、医療機関では症状の背景を整理するための一般的な検査や問診が行われることがあります。
ここでは、実際にどのようなステップで診療が進むのかを、保険診療の範囲でわかりやすく説明します。
※記載内容はあくまで一般的な流れであり、実際の診療内容は医師の判断により異なる場合があります。
① 問診で詳しく確認する内容
診療の最初は、「いつ・どれくらい・どのように」症状が出たのかを把握するための問診が中心になります。
一般的に確認される項目は次のとおりです。
- いちごを食べた量やタイミング
- 生のいちごか、加工品(ジャム・ジュースなど)か
- 症状が出た時間と持続時間
- 口のかゆみ・皮膚症状など具体的な内容
- 季節による変化があるか
- 他の果物(りんご・モモなど)で症状が出たことがあるか
- 花粉症の症状があるか(特に札幌市では重要)
- これまでの既往歴や服薬状況
いちごアレルギーは複数の要因が絡むため、詳細な問診が重要とされています。
② 血液検査(IgE抗体検査)で分かること
一般的な保険診療で行われることがあるのが、血液検査(特異的IgE抗体検査)です。
この検査で分かること
- いちごに対するIgE抗体の有無(数値化される)
- 他の果物や花粉に対する反応
- 花粉症の有無を推測する手がかりになることがある
ただし、重要なのは 「検査結果だけで確定できるとは限らない」 点です。
理由
- いちごはPR-10系のアレルゲンであり、検査値が陰性でも症状が出ることがある
- 仮性アレルゲン(サリチル酸)による反応は検査では分からない
- 花粉−食物アレルギー症候群(PFAS)はIgEの数値だけで判断できない場合がある
そのため、一般論として、問診と検査を組み合わせて総合的に判断する流れになります。
③ 必要に応じて検討されるその他の検査
症状の出方や背景によって、医師が必要と判断した場合に追加で検討されることがある検査の例は次のとおりです。
- 皮膚テスト(果物の成分に対する皮膚反応を見る検査)
- 食物負荷試験(専門施設で、医師の管理下で行う検査)
- 他の果物・花粉のIgE検査
※これらの検査を行うかどうかは、あくまで医師の判断によります。
※本記事では一般的な検査方法の説明であり、特定の医療機関で実施していることを示すものではありません。
④ アレルギー科に相談するメリット
いちごアレルギーの背景には、次のように複数の要因が絡むことがあります。
- 食物アレルギー
- 花粉症との関連(PFAS)
- 仮性アレルゲン
- 季節・体調による変化
- 他の果物との交差反応
これらが複雑に関わるため、ご自身で「何が原因なのか」を判断するのが難しいケースも少なくありません。
アレルギー科では、これまでの症状の経過や、食べ方・季節との関係などを丁寧に確認しながら、
症状の整理や背景の理解につながるサポートを行っています。
札幌市にお住まいの方の場合、シラカバ花粉の影響が関わるケースがあるため、「果物の違和感が花粉と関連しているのかどうか」を確認すると、日常の不安が軽くなることもあります。
アルバアレルギークリニックでも、問診を中心に症状の状況を丁寧に伺い、生活の中で気をつけたいポイントや、症状が出やすい時期の過ごし方について一般的なアドバイスをおこなうことがあります。
いちごを食べたときの違和感が続く方や、原因が分からず不安がある方は、一度アレルギー科で相談してみることで、症状の背景が整理され、今後の見通しが立てやすくなる場合があります。
日常生活でできるいちごアレルギー対策|食べ方・加工品・外食での注意点

いちごで口のかゆみや違和感が出る場合でも、症状の出方・出る場面には個人差が大きいことが特徴です。ここでは、一般的に知られている「日常生活で気をつけたいポイント」をまとめます。
① 食べる量・タイミング・体調による違いを知る
いちごによる反応は、量や体調の影響を受けやすいとされています。
一般的な傾向として、
- 空腹状態でたくさん食べると反応しやすい場合がある
- 体調が悪い日は症状が出やすいことがある
- 他の果物と一緒に大量に摂ると違和感が強くなることがある
症状が気になる場合は、「どれくらい食べると出やすいか」 をメモしておくと、自分のパターンに気づきやすくなります。
② 加工品(ジャム・スイーツ)で症状が変わることがある
いちごアレルギーは、アレルゲンタンパク質が熱・加工で変性しやすいため、一般論として、次のような違いが出ることがあります。
- 生のいちご → 口のかゆみが出やすい
- ジャム・コンポート → 症状が出ないこともある
- 飲み物(ジュース・スムージー) → 濃度が高く症状が出やすい場合がある
※ただし、すべての人に当てはまるわけではありません。
③ 外食・スイーツ・市販食品で確認しておきたいポイント
いちごはスイーツや飲み物に使われることが多いため、加工の仕方や量によって症状の出方が変わることがあります。
一般的な注意点
- いちごソースは生果に近い場合がある
- いちごミルクやシェイクは濃度が高いことがある
- ケーキのいちごは新鮮なほど反応が出やすいことがある
- 外食のデザートにいちごが使われる時期(春)は要確認
特に札幌市では、春のシラカバ花粉の時期に果物での違和感が出やすい人もいるため、季節によって症状の出方が変わることがあります。
④ 他の果物でも症状が出ないかチェック
「いちごだけ」ではなく、以下の果物でも違和感がある場合は、花粉症との関連(PFAS)が背景にある可能性があります。
- りんご
- モモ
- ナシ
- サクランボ
- キウイ
複数の果物に反応があるかどうかを把握することで、自分の傾向に気づきやすくなります。
⑤ 万が一、症状が出たときの一般的な対応
症状が出たときは以下を確認すると、状況整理に役立ちます。
- どれくらいの量を食べたか
- どのくらいの時間で症状が出たか
- 生か加工品か
- 他の食品と一緒に食べたか
- 花粉症の症状が出ていたか
急激に複数の症状が同時に出る場合は、一般論として早めの受診が勧められる場合があります。
⑥ 記録をつけると原因の特定に役立つ
メモに残しておくと、受診時に次のようなメリットがあります。
- どの条件で症状が出やすいかわかる
- アレルギーか、仮性アレルゲンか、花粉症なのか整理しやすい
- 季節性(札幌では春)の関連性に気づきやすい
症状の“傾向”がわかると、日常での対策もしやすくなります。
札幌市でいちごアレルギーが気になるときの相談先と受診前の準備

いちごを食べたあとに口のかゆみや違和感が続くと、「アレルギーなのか」「花粉症と関係しているのか」判断に迷う方が多くいらっしゃいます。
札幌市はシラカバ花粉が多い地域で、果物による口の違和感(PFAS:花粉−食物アレルギー症候群)が起こりやすい環境でもあります。そのため、症状の背景を丁寧に整理する診療が大切です。
アルバアレルギークリニックでは、いちごを含む果物での違和感について、問診を中心に症状の状況を細かく確認しながら、原因の整理をサポートしています。
① まず何科に相談すべき?
いちごを食べた時の反応が続く場合、一般的には次の診療科が候補になります。
- アレルギー科
- 小児科(お子さんの場合)
- 耳鼻科(花粉症の症状が強い場合)
特に札幌市はシラカバ花粉が多い地域のため、果物の症状と花粉症が絡む「PFAS(花粉−食物アレルギー症候群)」を確認しやすいアレルギー科が相談先として選ばれることが多い傾向があります。
② 受診前に準備するとスムーズな情報
診療では、以下の点を把握することが大切です。
事前に簡単にメモしていただくと、よりスムーズにお話を伺えます。
- いつ・どのような状況で症状が出たか
- 食べた量、生食・加工品の違い
- 毎年同じ季節に症状が起きないか
- 体調・ストレス・寝不足などの影響
- 他の果物での反応
- 花粉症の症状の有無
これらの情報は、症状の背景を整理する上でとても役立ちます。
③ 札幌市でよく見られる症状のパターン
札幌市にお住まいの方では、次のような相談が目立ちます。
- 冬は平気なのに、春だけかゆみが出る
- 生いちごでだけ症状がある
- りんご・モモなど他の果物でも口の違和感がある
- 花粉症と自覚していなかったのに、果物の違和感で気づいた
これはシラカバ花粉との関連(PFAS)によって起こることがあります。
④ アルバアレルギークリニックで相談するという選択肢
アルバアレルギークリニックでは、いちごアレルギーが疑われる場合、症状の出方・季節性・量・食べ方・花粉症との関連などを丁寧に確認しながら、背景の整理をお手伝いしています。
当院では、次のような疑問を持つ方が多く来院されています。
- 「いちごで口がかゆいのはアレルギー?」
- 「春だけ症状があるのはなぜ?」
- 「花粉症と関係している?」
- 「子どもと大人で違うのは普通?」
- 「どこまで食べていいのか分からない」
症状の強さや生活への影響をうかがいながら、日常生活で気をつけたいポイントについて、一般的な観点から助言を行うことがあります。
いちごに不安がある方は、安心のために一度ご相談いただく方が多くいらっしゃいます。
札幌市の地域特性(シラカバ花粉)も踏まえ、果物の症状がどのような仕組みで起こっているのか理解することで、日々の食生活の見通しが立てやすくなることがあります。
いちごを食べて、ご不安がある方は当院へご相談ください。
いちごアレルギーのよくある質問(FAQ)

いちごによる口のかゆみや違和感について、患者さまから特に多い質問をまとめました。
札幌市ではシラカバ花粉の影響で“果物の違和感”が出やすい季節もあるため、当院(アルバアレルギークリニック)にも日常的に寄せられる内容です。
Q1. いちごを食べると口がかゆいのはアレルギーですか?
A. 口のかゆみは、食物アレルギー・花粉症(PFAS)・仮性アレルゲンなど複数の仕組みが関わることがあります。
特に札幌市では、シラカバ花粉の影響で春〜初夏に「いちごで口がかゆい」という相談が増える時期があります。
当院でも、症状の出方や季節性を丁寧に伺いながら、
背景の整理をお手伝いしています。
Q2. ジャムや加工品なら食べても大丈夫ですか
A. 一般論として、果物アレルゲンは加熱や加工で変化しやすいため、
生のいちごでは違和感がある方でもジャム・コンポートでは出にくい場合があります。
ただし個人差が大きく、「絶対大丈夫」という食品はありません。
生・加工品で症状の違いがある場合は、
いちごそのもののアレルギーだけでなく、花粉症との関連を確認する手がかりにもなります。
Q3. 大人になって急にいちごでかゆくなることはありますか?
A. はい、あります。
大人の場合は、シラカバ花粉症が背景にあるPFAS(花粉−食物アレルギー症候群)が関係するケースが少なくありません。
札幌市のようにシラカバ花粉が多い地域では、
「果物の違和感で初めて花粉症に気づく」というケースもみられます。
Q4. 子どもと大人で症状が違うのは普通ですか?
A. 一般的に、子どもと大人では症状の出方が異なることがあります。
- 子ども:皮膚症状(口周りの赤み・かゆみ)が目立ちやすい
- 大人:口腔内中心の症状(かゆみ・ピリピリ感)が多い
背景には、体質・免疫の発達・花粉症の有無などが関係するためです。当院にも「親子で症状が全然違う」という相談がよくあります。
Q5. どのくらいの量なら食べても大丈夫ですか?
A. 「何gまでなら大丈夫」という基準はありません。
量・体調・季節・食べ合わせによっても反応が変わることがあるため、
個人差が非常に大きいのが果物アレルギーの特徴です。
以下のような情報から、ご自身の傾向をつかみやすくなります。
- 生か加工品か
- 食べた量
- 時期(花粉の季節か)
- 他の果物の反応
- 出た症状の強さ
必要に応じて、当院でも問診を通じて“症状が出るパターン”の整理をお手伝いする場合があります。
Q6. 検査で陰性なら、いちごアレルギーではないという意味ですか?
A. いちごのアレルギーは、検査だけでは判断が難しいケースがあるのが特徴です。
理由(一般論)
- いちごのアレルゲンは熱に弱く、検査値に出にくい
- PFAS(花粉症由来)の場合、いちごそのもののIgEが陰性でも症状が出る
- 仮性アレルゲン(サリチル酸)による反応は検査に出ない
そのため、検査結果だけで判断せず、症状の出方・季節性・食べ方と合わせて総合的に確認することが大切です。
Q7. 他の果物(リンゴ・モモなど)でもかゆいのですが関係ありますか?
A. はい、関係がある場合があります。
シラカバ花粉症があると、バラ科果物(リンゴ・モモ・いちごなど)で口の違和感が出やすいことがあります(PFAS)。
札幌市では特に、りんご・モモ・ナシでの相談も多く、「いちごだけの問題ではなかった」というケースもあります。
Q8. 病院を受診するタイミングは?
A. 一般的には以下のようなときに相談される方が多いです。
- 症状がくり返す
- 毎年同じ季節にだけ起きる
- 生いちごだけ強く反応する
- 他の果物にも心当たりがある
- 花粉症の症状とセットになっている
札幌市ではシラカバ花粉との関連が強いため、こうしたパターンを確認することが大切です。
必要に応じて、当院でも症状の整理をお手伝いしています。
アルバアレルギークリニックに相談される方へ
いちごを食べたときの違和感は、アレルギー・花粉症・体質・季節要因などが複雑に重なることが多く、自己判断が難しい症状のひとつです。
アルバアレルギークリニックでは、症状が出るタイミング・季節性・食べ方・他の果物の反応など、
さまざまな角度から状況を丁寧に伺いながら原因の整理をお手伝いしています。
- 「アレルギーかどうかを知りたい」
- 「どこまで食べて良いか分からない」
- 「花粉症との関係が気になる」
こうしたお悩みがある方は、いちごアレルギーのご相談としてお気軽に当院までお声がけください。