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お茶アレルギー

お茶アレルギー

「体にいいから」と信じて飲んでいたその一杯

 

〜原因不明の肌荒れ・胃痛に悩むあなたへ贈る、アレルギー医からの手紙〜

「健康のために」

そう信じて、毎朝丁寧に淹れているその一杯。

仕事の合間に、ほっと一息つくためのリフレッシュ。 美容のためにと、あえて選んでいる「高濃度カテキン」のサプリメント。

もし、あなたが良かれと思って続けているその習慣が、実はあなたの体を内側から痛めつけている原因だとしたら……どう感じますか?

「まさか、お茶でアレルギーなんてあるわけないでしょ?」 「日本人が昔から飲んでいる国民的な飲み物よ?」 「オーガニックを選んでいるから大丈夫なはず」

今、あなたは画面の前でそう思ったかもしれません。

ええ、わかります。

その気持ち、痛いほどわかります。

お茶は体に良いもの。それは常識ですものね。

今日は、教科書的な医学書にも載っていない、でも確実に存在する「お茶アレルギー」という真実について、あなただけにそっとお話しします。

世間の「お茶=ヘルシー」という常識が、診断を遅らせる

なぜ、お茶によるアレルギーを見過ごしてしまうのか。

その理由は、私たちの脳に刷り込まれた「お茶は安全な飲み物」という強固なバイアスにあります。

テレビをつければ「血液サラサラ」「デトックス」という言葉とともに、麦茶やハーブティーが紹介されています。

1. 「茶(Tea)」という言葉の罠

私たちは、植物学的に全く異なる飲み物を、すべて「お茶」とひとくくりに呼んでいます。

  • 緑茶・紅茶・ウーロン茶(ツバキ科)

  • 麦茶(イネ科)

  • そば茶(タデ科)

  • カモミール(キク科)

  • ルイボス(マメ科)

これらは、親戚どころか「他人の空似」です。

「お茶アレルギー」というより「どこの植物のアレルギーか」があるだけです。

ここを整理せずに「お茶が合わないかも」と漠然と悩んでいるから、答えが出ないのです。

ちなみに、緑茶・紅茶・ウーロン茶の違いは、摘んだ茶葉をどれくらい発酵(酸化)させるかの度合いで、緑茶は発酵させない(不発酵茶)、ウーロン茶は半発酵、紅茶は完全に発酵させる(全発酵茶)ことで、色や味、香りが異なります 


お茶アレルギーはこんな感じ

ここで、少しだけ専門的なお話を(でも、難しくはしません)させてください。

一般的なアレルギー検査で調べるのは、「食べてすぐに蕁麻疹が出る」ような、分かりやすい反応です。

卵とか、牛乳とか、そばとか。これらは食べて数分で症状が出るので、誰でも「あ、これが原因だ」と気づけます。

でも、お茶のアレルギーは違います。

「カメレオン」のように、姿を変えてやってくるのです。

だからこそ、普通の病院では見つからない。その「本当の理由」を3つ、お伝えします。

1. 忘れた頃にやってくる

お茶に含まれる成分(特にカテキンの一種、EGCGなど)が原因で起こるアレルギーの中に、「固定薬疹」という特殊なタイプがあります。

これは、体調が良いときは平気でも、疲れが溜まった時や、ある一定量を超えた時にだけ、「毎回同じ場所」に皮膚炎を起こすという厄介な性質を持っています。

毎回同じ場所にできるニキビのようなもの、ありませんか?

皮膚科の先生でも、詳しく「お茶を飲みましたか?」とは聞きません。

だから「ただの繰り返す湿疹」と誤診されてしまうのです。

2. 「健康成分」という思い込みのバイアス

「カテキンは抗酸化作用があって体にいい」。

これは事実です。

しかし、ある人にとっての「薬」は、ある人にとっては「毒」になり得ます。

特に最近流行りの「高濃度茶カテキン」飲料や「濃い抹茶」スイーツ。

「健康のために」と、通常の何倍もの濃度のお茶を摂取することで、あなたの許容量を超えてしまい、体が「もう無理!」と悲鳴を上げているケースがもあります。

3. 「カフェイン中毒」という便利な言葉

「お茶を飲むとドキドキする」「気持ち悪くなる」。

これをすべて「カフェインのせい」と決めつけていませんか?

もちろんカフェインの影響もありますが、実は茶葉そのものに対する微弱なアレルギー反応や、茶葉に含まれるサリチル酸への過敏反応が隠れていることもあります。

これを区別せずに「カフェインレスなら大丈夫」と飲み続けて、症状を悪化させてしまうこともあります。


検査について

一般的な病院で行う「アレルギー39項目セット」のような血液検査。

ここには「緑茶」や「麦茶」という項目が入っていません。

だから、いくら血を抜いて検査しても、結果は「異常なし」。

「じゃあ、もう怖くて水しか飲めないじゃない!」

そう思わせてしまったなら、ごめんなさい。

当クリニックが提供するのは、ただの「アレルギー検査」ではありません。

私たちは、一般の病院ではスルーされる以下の3つの視点で、あなたの不調の「真犯人」をあぶり出します。

  1. 穀物茶リスクの徹底評価 大麦、ハトムギ、トウモロコシ……あなたが「体に優しい」と思って選んでいる穀物茶が、実はあなたのアレルゲンと交差していないか判定します。

  2. 花粉症との「交差反応」チェック 「秋になると花粉症がひどい」というあなたに、カモミールティーは毒になる可能性があります。植物分類学に基づいたリスク判定を行います。


私たちが選ばれる、3つの決定的な理由

なぜ、遠方からも「原因不明の不調」を抱えた患者さんが当院を訪れるのか。 そ

れは、私たちが「アレルギーの数値」ではなく、「あなたの生活の質」を見ているからです。

他のクリニックとは違う、私たちのこだわりをお伝えします。

① 「製茶工場の喘息」を知る専門性

「緑茶喘息(Green tea asthma)」という言葉をご存知ですか?

お茶の産地である静岡などの製茶工場で働く人たちの間で知られるこの病態を、一般の臨床に応用しているクリニックは日本でもごくわずかです。

私たちは、お茶の粉塵が引き起こす呼吸器症状や、カテキンが引き起こす接触皮膚炎のメカニズムを熟知しています。

「お茶=安全」という固定観念を捨て、専門家としての鋭い視点で診断します。

②麦茶は? ハーブティーは?「あなた専用リスト」の作成

「お茶がダメなら、麦茶は? ルイボスティーは?」 そんな不安にも明確にお答えします。

実は、「お茶(ツバキ科)」と「麦茶(イネ科)」は全くの別物です。

でも、もしあなたがキク科花粉症なら、カモミールティーは避けたほうがいいかもしれません。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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