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目の周囲のクマは荒れてるだけ

目の周囲のクマは荒れてるだけ

子どもの目の下にクマがいつもあるのは、寝不足ではありません。

目の周囲は、キチンと薬を塗ぬらないと「クマ」が出来てしまいます。

これはアトピー性皮膚炎の場合、肌が荒れてるのを繰り替えした結果ヤケドをした後が残っているのと同じ。

さらに日焼けを起こすと、年の単位で消えません。

目の周囲は特に荒れやすいので、注意して塗る必要があります。

1)目の下のクマは、結膜炎も起こしてる

アトピー性皮膚炎を持っている子で、目の下が黒くなってしまう子がいます。

大人のクマとは違います。

これは、ダークサークル(darc circle)と呼ばれています。

多くの方は子どもの目の周囲に薬を塗ってはいけないと通説になっており、荒れた肌が治らないままになってしまっていることが原因です。

原因は、アトピー性皮膚炎と合併するダニアレルギーで、アレルギー性結膜炎を起こしていることが多いです。

目の下の肌が黒くなった場合には、塗り薬と目薬を併用しないといけません。

また、目のかゆみが強い場合には、ダニアレルギーの治療が必要です。

2)世の中では、寝不足だと思われています

子どもが寝不足でクマが出来るようであれば、相当な寝不足でそれはそれで問題です。

日本人は特に睡眠時間が短く、子供で顕著であることが指摘されていますが、小学生で22時以降に寝ている場合には、明らかに遅いです。

寝不足になると、目をぐりぐり回すことも特徴です。

20時、遅くとも21時には寝ましょう。

いつまでもスマホを見ていると眠れません。

問題はそれだけではないのです。

3)目の周囲の塗り方はコツがある

こするのを止めるのではなく、かゆいだけなので、かゆみをなくします。

軟膏を塗るか、目薬を使うか、両方か。

もしくは、これにダニアレルギーの治療も追加します。

さらに、目の塗り方はコツがあってこれを知らないと黒い部分の治療ができません。

①注意するのはこの3つの部分

目はつぶっていない方が塗布しやすい。

1.最初に下の部分

指できちんと引っ張って、ピンクの部分を塗ります。

眼をつぶっているとピンクの部分は隠れてわかりません。

まつ毛の下ぎりぎりに塗布するのがポイントです。まつ毛があるので、よほど無理な塗り方をしない限りは目に入ることはありません。

2.目頭

ここは、親指と人差し指で広げ、ピンクの部分をキチンと塗る必要があります。

3.目尻

これも広げて、ピンクの部分を塗ります。

子どもが寝不足で眼の下にクマを作ることはありません。

出来ているなら、相当の寝不足です。

この記事を書いた人

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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