札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。
当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
アトピー・かゆみの治療の患者様に多数ご来院いただいております。
ニキビで、長年同じような薬を使い続けていませんか?
お医者さんに相談しても「薬を塗りなさい」と言われるだけ。 良くも悪くも良くもならないまま、こんなものだと諦めていませんか?
実は、医師の間でも、あまり知られていませんが現代の医学では、薬の組み合わせを変えることで、ニキビゼロを目指すことが可能です。
もちろん、きちんと薬を組み合わせるには、しっかりと時間を作って医師と話すことが必要ですが、もともとアトピー性皮膚炎とニキビは合併することが多く、当院ではニキビの治療にも力を入れています。
ニキビは多くの人が悩む肌の問題で、単に外見の問題だけではなく、自信や心理的な影響も及ぼします。
ニキビとは
一般的には、食べ物に原因があるとか、洗顔料に問題があると考えられがちですが、実は、皮脂や古い角質が「毛穴」につまり、ニキビ菌がその中で増殖することで、炎症を引き起こしてできるものです。
人によって、ニキビができやすかったり、治りにくかったりするのは、皮脂の過剰分泌や角質の剥がれにくさなど「肌質」に起因する問題です。
皮脂(脂分)が多く、角質(古い皮膚)が剥がれにくい肌質の人は、毛穴が詰まって脂分が外に出られなくなりやすく、中にニキビ菌が一緒に閉じ込められて悪さをするため、ニキビができやすいため、自己管理だけで完全に防げるものではありません。
同じ治療を続けても改善が見られないならば、方法を変える必要があります。
当院でのニキビ・ニキビ跡の治療例
当院では、体の中からニキビがでにくい「肌質」に変えることにより、根本的な改善を目指しています。
【診療内容:自費診療】
イソトレチノインを内服して、ニキビの治療、ニキビが出にくい体質を目指します。
【費用】
イソトレチノイン:
通常価格:22,000円
モニター価格15,400円
【主な副作用とリスク】
・肝機能障害、関節痛、脱毛、鬱、胎児の催奇形性など。内服中は避妊が必要です。
※症状の出方や治癒経過には個人差がございます。
・当院医師が治療として、ベトナムから輸入しています。
・参照:https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.htm
【未承認薬であることの明示】
日本国内では未承認薬となります。
【入手経路等の明示】
当院医師が治療として、ベトナムから輸入しています。
【同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無】
日本国内にはありません。
【諸外国における安全性等に係る情報の開示】
・米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国では承認されています。
・肝機能障害、関節痛、脱毛、鬱、胎児の催奇形性などの副作用のリスクがあります。内服中は避妊が必要です。
【公的救済制度適用】
公的救済制度適用はありません
従来のニキビ治療の問題点
ニキビは繰り返しでき、さらに痕が残るのが問題です。
治療に時間がかかればかかるほど、治りにくくなっていきます。
ニキビの場合、保険治療では、毛穴を開かせるための塗り薬しか出せません。
およそ8割の方は、保険治療でもうまくいきますが、残りの2割の方は、その人の「肌質」や「脂分の出やすさ」を考慮した治療方法でなければ、改善が見られにくくなります。
重点的な治療は人によって違い、肌質を変えればよいタイプなのか、脂分を減らさないといけないタイプなのか、両方が必要なタイプなのかの見極めが大切です。
保険診療と自由診療の違い
保険での治療期間は3カ月が目安です。3カ月を経ても改善が見られない場合、別の治療方法を検討する必要があります。
「ニキビになりやすい肌質の人」にとっては、従来のニキビ治療は、皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まり、ニキビ菌の繁殖の3つの原因を同時に対処することができなかったため、再発が多く、治りにくいものでした。
一方で。最近の治療法では、炎症を早期に抑え、ニキビ跡を残さないようにすることが重視されています。
ニキビ跡
ニキビ跡は、ニキビの繰り返しによる炎症が周囲の肌にまで波及して生じるキズ痕(瘢痕)のことです。
皮膚に永続的な変化をもたらすため、時間が経っても自然に治ることはありません。
ニキビの炎症は皮膚の深い部分まで達し、毛穴の周りの肌が壊れ、毛穴が拡張します。
すると、毛穴の収縮能が失われ、炎症が皮膚の下の脂肪層にまで及び、脂肪が収縮して大きく凹んだニキビ跡が形成されます。
これを「瘢痕」と呼び、ニキビ跡として知られるさまざまな形が残ります。
そのため、皮膚の下の深い部分に達する前に、早期に治療をはじめることが必要です。
当院では、皮膚表面の角質層を剥がすことで、皮脂の排出を促し、毛穴の詰まりを解消し、ニキビ菌の繁殖を防止することができるので、重症のニキビでも、キレイに治すことを目指しています。
また、できてしまったニキビ跡も、出来るだけ目立たなくすることを目指す治療が可能です
当院のニキビ・ニキビ跡の治療のこだわり
当院のニキビ治療のアプローチは、それぞれの患者さんに合った方法で、ニキビの悪化を防ぎつつ、根本的に「ニキビのでにくい肌質への改善」を目指しています。 ニキビの急性炎症期には迅速な対応を行い、維持期にはニキビが出ない健康な肌を維持するための持続的な治療とケアを提供します。
特にイソトレチノインで治療を開始し、それでも残ってしまったニキビ痕に漢方やレーザー治療、ピーリングなどを用いて体の中と外からニキビ痕も効果的に対処しています。
1:今出ているニキビを治す
ニキビ菌に感染している状態が長く続くと、肌が壊され続けて、深い痕や色素沈着の原因になります。
薬の選び方、塗り方、そして洗顔と保湿がもっとも大切な治療になります。
2:ニキビの再発を防ぐ
治ったように見えても、肌質は変わらないので、ケアを続けることで再発を防ぐ必要があります。
3:残ってしまったニキビ痕を消す
ニキビの痕は長時間放置するほど、治すのに時間がかかり、様々な治療が必要になります。
漢方、ピーリング、ダーマペン、サブシジョン、レーザー治療などがあります。
ニキビが無くなっても、肌質を変え、皮脂を抑えることが大切なので、「最低8ヶ月治療」を続けないと再発することが多いことがわかっています。
4:ニキビが出にくい肌を維持する
炎症性ニキビが軽快し、ニキビがほとんど出なくなった時期ですが、白ニキビや微小ニキビが見られることもあります。
ニキビの完全な消失を目指し、軽快した状態を維持するための治療を行うことが大切で、再発や継続する炎症性皮疹に対して、耐性菌の発生を防ぐために適切な薬剤を選択します。
持続的な治療とケアで、ニキビが出ない健康な肌状態を維持し、ニキビ跡を消していくことが目標です。
もっともお勧めの治療:「イソトレチノイン」と「ニキビ痕治療」の組みあわせ
当院で、ニキビがひどい時期に、もっとも効果的な治療法としておすすめしているのは、「イソトレチノイン」という内服薬と、ダーマペンやニードルRFによる「ニキビ痕治療」の組み合わせです。
「イソトレチノイン」はビタミンAの一種で、重度の炎症性ニキビに対して効果的です。
ダーマペンによる「ニキビ痕治療」は、針で皮膚を刺激することで、皮膚を再生させる方法で、ニードルRF(シルファーム)は、微細な針で皮膚に高周波を照射する治療方法です。
患者様の肌状態により、ダーマペンのみ、ニードルRFのみ、部位ごとに組み合わせるなど、その方に最もあった方法を行います。
どうして効果があるの?
「イソトレチノイン」は、以下の3つの特徴から「体の中から」ニキビを治していきます。
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑え、アクネ菌に対する抗菌作用と抗炎症作用を持っているため、炎症性のニキビに対して高い効果を発揮します。
【皮脂抑制と毛穴縮小:体の中から皮脂腺を減らします】
イソトレチノインは皮脂腺を効果的に退縮させ、皮脂分泌を大幅に減少させます。毛穴を縮小し、アクネ菌の定着を防ぎます。
これにより、ニキビの原因となる菌の数を効果的に減らすことが可能です。これにより、ニキビの発生や炎症の進行を防ぐ効果があります。
【肌細胞再生と肌質改善:ニキビで傷んだ肌を治します】
イソトレチノインは皮脂腺細胞や表皮細胞に作用し、これらの細胞の正常化を目指します。
この作用により、毛穴のつまりや肌の異常な角化が防がれ、ニキビの改善に繋がります。
【免疫調整による抗炎症効果:ニキビの赤みを静めます】
イソトレチノインは免疫反応を調整し、過剰な免疫反応によって引き起こされる炎症を抑制します。
これにより、ニキビの赤みや炎症を静める効果があり、ニキビやニキビ跡、毛穴の問題などの解決を目指します。
その他のおすすめの治療
アぜライン酸
アゼライン酸は、肌悩みに対して多角的にアプローチできる優れた成分です。
【大人ニキビ】3つの作用で肌を浄化
アゼライン酸は大人ニキビにも効果的です。その秘密は3つの強力な作用にあります:
抗菌作用:ニキビの原因菌を抑制
角質溶解作用:毛穴の詰まりを防止
皮脂分泌抑制:過剰な油分をコントロール
副作用が少ないため、長期使用も可能です。
【マタニティ】妊婦さん・ママにも安全性◎のニキビケア
数少ない、妊婦さんやママでも安心して使えるニキビケア成分です。この時期特有の肌トラブルにも対応できます。
【美白】ニキビ跡もキレイに
ニキビケアと美白ケアを同時に叶える、一石二鳥の効果が期待できます。透明感のある肌へと導きます。
【赤ら顔】炎症を抑えて透明感アップ
酒さ(赤ら顔)でお悩みの方にもアゼライン酸がおすすめです
【オイリー肌】さらば テカリ肌!毛穴レスな美肌
テカリを抑え、なめらかな肌テクスチャーへ導きます。
ニキビ予防にも効果的なので、一石二鳥のケアが可能です。
スピロノラクトン
スピロノラクトンは、ホルモンバランスの乱れによる大人のニキビに特化した、画期的な治療薬です。
特に10〜30代の女性の顔や背中にできる、皮脂過剰が原因のニキビに有効とされています。
【ホルモンニキビ】3つのメカニズムで肌を正常化
3つの独自の作用
抗アンドロゲン作用:過剰な男性ホルモンを抑制
皮脂分泌抑制:ニキビの原因となる過剰な油分を軽減
抗炎症作用:ニキビによる赤みや腫れを緩和
【生理前ニキビ】周期性ニキビにも効果的
生理前に悪化するニキビにも対応。ホルモンの変動による肌トラブルを軽減します。
【広範囲ニキビ】顔だけでなく体のニキビにも
顔はもちろん、背中や胸などの広範囲に発生する頑固なニキビにも効果を発揮します。
【難治性ニキビ】従来の治療で改善しないニキビに
一般的なニキビ治療で効果が見られない難治性のニキビにも、新たなアプローチで改善が期待できます。
【下顎ライン集中型】特徴的な部位のニキビに特化
下顎や顎ライン、首に集中して発生する典型的な大人ニキビに特に効果的です。
【長期的ケア】根本から肌質を改善
ホルモンバランスを整えることで、一時的な改善だけでなく、長期的な肌質の向上が期待できます。
以下の組み合わせをすることにより効果が高くでます。
イソトレチノインよりは効果が落ちますが、組み合わせることにより効果を上げます。
ピル+スピロノラクトン+アゼライン酸
スピロノラクトン+アゼライン酸
ニキビ跡の治療
ニキビ跡は様々な種類があり、どれか一つの方法ではなく、部位によりそれぞれのニキビ跡に応じた適切な治療の組みあわせが必要です。
詳しくはご相談ください。
※一般的なニキビ痕治療
1. クレーター(陥凹性瘢痕)
クレーター状のニキビ跡は、毛穴の炎症により皮膚が凹んでしまうタイプです。
浅い場合: シルファーム、CO2ガスフラクショナルレーザー、ダーマペン
深い場合: サブシジョン
2. ボックス型
浅い場合: ダーマペン、シルファーム、ダーマペン
深い場合: CO2レーザー、サブシジョンと炭酸ガスレーザーの組み合わせ
3. アイスピック型
治療法: CO2レーザー、サブシジョン
4. 盛り上がり(肥厚性瘢痕、ケロイド)
治療法: ステロイド注射、トラニスト(リザベン)内服、ステロイド塗布、手術による切除(難治性の場合)
5. 赤みのあるニキビ跡
治療法: シルファーム、ダーマペン、ピーリング
6. 黒ずみなどの炎症後色素沈着
治療法: ケミカルピーリング、ハイドロキノン、トレチノイン、ダーマペン
ニキビ痕治療の症例
【治療経過】
左:
・顔全体ダーマペン4+ヒアルロン酸(5回)
・頬のヒゲ脱毛(1回)
・こめかみ:YAGフラクショナル(1回)
右:左治療の1ヶ月後
【治療内容】
自費診療
ダーマペン4 スタンダードコース:全顔 27,500円/回(税別)
頬のヒゲ脱毛:7920円/回
YAGフラクショナル:モニター価格
【治療リスク】
感染症、出血、色素沈着、痛み、瘢痕形成など
※症状の出方や治癒経過には個人差がございます。