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小児アトピー:兄弟がいる場合のスキンケア | 【公式】アルバアレルギークリニック|札幌のアレルギー・アトピー・かゆみの治療ならアルバアレルギークリニック

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コラム

小児アトピー:兄弟がいる場合のスキンケア

小児アトピー:兄弟がいる場合のスキンケア

薬を塗れと言われても、自分ひとりでやらなければならず、時間に追われ、いつもイライラ。

子育てだけでも大変なのに、アトピー性皮膚炎の治療がうまくいってないと、子どもが痒がっても見ているしかなく悲しくなります。

治療をしてないのに、病院に通う意味もわからなくなってすべてが嫌になった。

スキンケアにはその子その子にあったポイントややり方があり、年齢や性格に応じて変わります。

あなたにストレスがたまり、お子様が良くならなかったのは、ポイントを知らなかっただけです。

1.1人か兄弟か

兄弟がいる場合、1人の子に対してスキンケアをするのであれば仕事が一つ増えるのではなく、①薬を塗る、②その間の他の兄弟の世話と2つ仕事が増えることを意味します。

兄弟がいる場合、アトピーのスキンケアを「1人だけ」に行うのか「全員」に行うのかで、その方法は大きく違ってきますが、母親が一人で行うには無理があります。

ここでは、この負担を軽くし、アトピーを治していくために、どうすればアトピー性皮膚炎の治療の中心スキンケアを継続することができるのかを考えてみたいと思います。

①アトピーの子を優先にするのが正解

この場合、年齢・反抗期などの条件は置いておくとして、親が兄弟の面倒をみて、アトピーを持つ本人にスキンケアを任せると失敗します。

そもそも、親子でスキンケアが初めてなのに、子どもが一人でスキンケアを行うのは無理です。

美容であれ、アトピーであれ、スキンケアは「手間」、「暇」、「時間」、「お金」がかかります

②絶対に兄弟にジャマをさせない

言い方は別として、1人だけにスキンケアを行う場合には、絶対に他の兄弟にジャマをさせないことです。

スキンケアをやっている時は、大切なことであること、今はあなたの時間ではないので自分のことは自分でやってほしいことを教えます。

当然ですが、この辺は兄弟の年齢を考慮した対応にします。

2歳児にトイレに行けといってもできないのと同じなので、スキンケアの前に兄弟のオムツを替えておくなどのマネージメント、スキンケアの間に遊んでおくための工夫が必要です。

なので、スキンケアをしている間は、他の兄弟はパーティー的なものを考えても良いかと思います。

この繰り返しで、後々にいろいろなノウハウがたまっていきます。

③スキンケアに集中した時間をつくる

スキンケアが必要な子にとっても、親子の特別な時間なのです。

①兄弟の年齢が離れている時

・1~2人:時間差を利用できます。
赤ちゃんは午前中、大きい子は夜に行う。

・2~3人:兄弟同士でも行います。
ベストは一番上がお姉ちゃんの場合で、お姉ちゃんが下の子のスキンケアを行います。

この場合、一番上と一番下の兄弟のスキンケアは母が行います。

中間の兄弟は一番上の兄弟が行いますが、できることは自分でやる練習をします。

知らず知らずのうちに、一番上の子には精神的負担が貯まります。

一番上のお子さんが下の子の面倒を見るときは、母が一番上のお子さんをスキンケアし、スキンシップを図り、苦労を共有しねぎらってあげます。当然、母(妻)の苦労は父(夫)がねぎらいます。

 

2.人に助けを頼める

余裕のある方は、家事代行を日中に頼み、その間に母がスキンケアを行う方法があります。

実家から祖父母に来てもらったり、スキンケアの時間をずらして、友人同士で子どもをお願いし合っても良いでしょう。

他の方の助けがない状態ですと、ほとんどの子がどんどん悪化してしまい、入院することになる子もいます。

そもそも、私の以前の病院では年間100人程度の子が入院していましたが、母親一人に負担が集中しているような状態でした。

3.夫は妻の大変さを察することはできない

夫は、この作業を母親が一人でやることが、どんなに大変なのかを予想すらできません。

なので、普段家庭のことをやっていないのであれば「察して欲しい」は無理があります。

稼ぐことが自分の使命であると考えている男性に、ただ手伝ってくれといってもやってくれませんが、「手伝って欲しい」ことをきちんと伝えなければなりません。

経験的に、女性と違い男性は「理論と結論」に反応します。

なので、「~だから、今~しないと~になる」と伝えるのが良いでしょう。

つまり、スキンケアを手伝って欲しい場合、

「アトピー性皮膚炎は治療がうまくいってないと、体がアレルギーを起こしやすい体質に傾いて、次から次にアレルギーを起こします。なので、今湿疹をゼロにしておかなければならない。そのためには毎日の軟膏塗布が必要だけど、私一人ではできないので手伝って欲しい」

と、順を追って説明します。

家族で協力することが大切です。

 

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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