医療脱毛をする前に:小児

札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。
当院では、
子どもが肌を出すのをためらっている
子どもが気になる前に脱毛してあげたい
アトピー性皮膚炎で毛穴に感染を繰り返してしまう
アトピー性皮膚炎が重症だが毛が多くて、スキンケアが大変
こんな子たちのために、小学生からの脱毛を行っています。
処置前の注意事項
医療脱毛は、永久脱毛ではなく、永久減毛と言われます。
脱毛の効果は、
肌質(肌の薄さ)×毛の質(毛の太さ)×毛の密集度=脱毛効果
このため、特に子どもでは成人よりも個人差がとても大きいです。
1回目から多く抜ける子もいれば、3回目から突然抜け始める子もいて、抜け方の予想ができないです。
眼に見えた効果が出るには、最低3回の脱毛処置が必要です。
多くのクリニックで3回、5回のコースにしているのはこのためです。
毛は一気になくなる訳ではない
処置のたびに抜けやすい毛から抜けて、まばらに毛が減っていく
最後に気にならない程度の産毛(多くの他の人は見えない程度)、もしくは毛が見えない状態になる
特に、唇とあご、骨の周囲は毛が抜けずらいので、その傾向は強いです。
以下の場合には、処置時に、照射時の痛み、色素沈着などの反応が強くでます。施術は間隔を空ける、もしくは該当部位をさけて照射となります。
【強い日焼け】
日焼け部位は反応が強くでますので、照射を1ヵ月延期します。
また、長時間炎天下で過ごしている場合にも反応が強くでます。
このため、日焼けの程度によっては、回復後にも照射ができない可能性があります。
【ほくろ】
ほくろは疼痛、発赤、水疱が出ることがあります。避けての照射となります。
【ケロイド体質】
処置後に合併症が出た場合、ケロイドが起きる可能性が高いため、当院での施術は出来ません。
【予防接種】
予防接種後は1週間あけての脱毛処置となります。
【傷跡・肌荒れ部位など】
傷跡部への照射は、強い疼痛があるため、さけての照射となります。
また、肌荒れ部分は医師の判断により、当日の施術ができない場合があります。
【下写真は続木の右足】

【ニキビ治療薬・美白剤・ピーリング剤等の使用】
施術の3日前には使用をお休みしていただきます。
スタッフへご相談ください。
【感覚がほかの子より敏感な子】
通常7歳くらいの子だと、脱毛途中で寝てる子がいるくらいの痛みです。
しかし、感覚がほかの子より敏感なタイプの子は、痛みを強く感じることがあります。
【てんかん】
施術も可能です。運転免許取得の基準にて、当院の医師の判断と患者様の同意は必要です。
【多毛をきたす疾患・薬剤】
減毛効果が弱まったり、硬毛化を起こす可能性が高いです。
- 副腎病変
- 先天性副腎皮質過形成、副腎性器症候群
- クッシング症候群(異所性ACTH、副腎腫瘍、原発性副腎過形成、癌)
- テストステロン賛成副腎腫瘍
- 先天性遺伝性疾患、後天性脳障害、甲状腺疾患など
- 多毛をきたす薬剤(ソラレン、ジアゾキシド、ミノキシジル、再クロスポリン、ステロイド、フェニトイン)
【自己処置:ブラジリアンワックス・除毛クリーム、毛抜きなど】
ブラジリアンワックス、除毛クリーム、毛抜きなどは、ターゲットとする毛がなくなり、埋れ毛(内包発育毛)になります。
また、疼痛、熱傷、効果減弱などの原因になります。
このため、上記処置後は、3週間経過してからの脱毛となります。
処置期間中は上記は禁止です。
※当院の脱毛処置は保険適応外です。
※蓄熱式脱毛器による脱毛処置を行います
※起こりえる副作用として、熱傷、色素沈着、毛嚢炎、硬毛・増毛化などがあります。
※当院で使用しているDEPILIGHTは、韓国から輸入した日本国内での未承認機器になります。
※料金はすべて税別です。
※当院で使用しているDEPILIGHTによる重大な副作用は、これまで報告されていません。