医療脱毛で起こりえる合併症
アルバの医療脱毛
札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。
すべての医療処置で同じですが、脱毛処置後に起きる症状(合併症)があります。
合併症とは、ある一定割合で起きます。
めずらしいけど、誰かには起る可能性があるとゆう意味です。
当院で使用している蓄熱式脱毛器でさえ、ゼロではありません。
1.一般的な合併症
①熱傷
症状:毛が太い、密度が濃い部分に出やすく、目の変化がないこともある。処置後に強い痛みがある場合に可能性があります。
好発部位:骨の近く、うなじ、肘、膝、あご部分などの皮膚が薄い部分。
原因:毛抜きなどでの抜毛、脱毛前の日焼け、脱毛部位のサンスクリーン剤の塗布、制汗スプレーの付着、アートメイク、残毛の剃り残し、金製剤の内服、光感受性を増強させる薬剤、金の糸治療後などで起きてきます。
②アレルギー反応
症状:処置後6~72時間より毛穴部位に一致して、痒みの強い湿疹が出現する
好発部位:下腿、鼠径、腋窩、前腕など。
③毛嚢炎
ニキビができやすい方の場合、背中、胸部、顔面のニキビは増えることがある。
症状:翌日以降に毛包に一致した紅色丘疹、膿疱を呈する。
好発部位:男性のひげ、デリケートゾーンなど。
④色素沈着
下腿、Vライン、大腿の色素沈着、下腿は消えるのに6ヶ月~1年ほどかかる。
⑤硬毛・増毛化
約0.1%の人に起こる。
起きやすい人:若い女性、もともと毛深い場合
好発部位:うなじ、下顎角、もみあげ、上腕、前腕、肩、腰など、皮膚が進展しやすい部位に起きる。毛流の変化する部位に起きやすい。
注意事項
脱毛効果に限界がある人がいるとも言われています。
【参考文献】
・よくわかる医療脱毛. 克誠堂出版. 2021年.
・脱毛を極める. 美容皮膚科BEAUTY. VOl4. No.2, 2021.
※当院の脱毛処置は保険適応外です。
※蓄熱式脱毛器による脱毛処置を行います
※起こりえる副作用として、熱傷、色素沈着、毛嚢炎、硬毛・増毛化などがあります。
※当院で使用しているメディオスターモノリスは国内承認機、DEPILIGHTは韓国から輸入した日本国内での未承認機器になります。
※料金はすべて税別です。
※当院で使用しているメディオスターモノリス、DEPILIGHTによる重大な副作用は、これまで報告されていません。