医療脱毛をする前に:成人
札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。
当院では、敏感なアトピー性皮膚炎の脱毛、アトピー性皮膚炎で毛穴に感染を繰り返してしまうひとのため脱毛を行っています。
処置前の注意事項
以下の場合には、処置時に、照射時の痛み、色素沈着などの反応が強くでます。施術は間隔を空ける、もしくは該当部位をさけて照射となります。
【強い日焼け】
日焼け部位は反応が強くでますので、照射を1ヵ月延期します。
また、長時間炎天下で過ごしている場合にも反応が強くでます。
このため、日焼けの程度によっては、回復後にも照射ができない可能性があります。
【ほくろ】
ほくろは疼痛、発赤、水疱が出ることがあります。避けての照射となります。
【ケロイド体質】
処置後に合併症が出た場合、ケロイドが起きる可能性が高いため、当院での施術は出来ません。
【予防接種】
予防接種後は1週間あけての脱毛処置となります。
【傷跡・肌荒れ部位など】
傷跡部への照射は、強い疼痛があるため、さけての照射となります。
また、肌荒れ部分は医師の判断により、当日の施術ができない場合があります。
【下写真は続木の右足】
【ニキビ治療薬・美白剤・ピーリング剤等の使用】
施術の3日前には使用をお休みしていただきます。
スタッフへご相談ください。
【てんかん】
運転免許取得の基準にて、施術も可能ですが、当院の医師の判断と患者様の同意が必要です。
https://shizuokamind.hosp.go.jp/epilepsy-info/question/faq10-4/
【多毛をきたす疾患・薬剤】
減毛効果が弱まったり、硬毛化を起こす可能性が高いです。
・副腎病変
①先天性副腎皮質過形成、副腎性器症候群
②クッシング症候群
(異所性ACTH、副腎腫瘍、原発性副腎過形成、癌)
③テストステロン賛成副腎腫瘍
・先天性遺伝性疾患、後天性脳障害、甲状腺疾患など
・多毛をきたす薬剤(ソラレン、ジアゾキシド、ミノキシジル、再クロスポリン、ステロイド、フェニトイン)
【内服薬剤】
熱傷や皮下出血などが起きる可能性がありますので、以下の薬剤を内服されている方は、当院での脱毛処置を行うことはできません。
・金製剤(シオゾール、リドーラ)
・抗凝固剤
・レチノイド(ビタミンA製剤)、エトレチナード、イソトレチノイン
・その他、光線過敏症を起こす可能性のある薬剤
(常用薬はご申告ください、湿布は使用中止6ヶ月後以上経過しても、色素沈着をきたす場合があります)
【白髪】
白髪は脱毛できません。
【アートメイク・タトゥー】
強い疼痛、タトゥー部の傍流、色の変化、熱傷などがでます。
タトゥーの近い部位も強い疼痛がでるため、該当部位の施術は不可能です。
小さなものはカバー、広い範囲では該当部位の処置はできません。必ず事前に報告してください。
また、眉毛部など眼球の周囲も、眼への影響があるので行えません。
【生理・不正出血を含む出血】
「太もも・お尻・VIO」の照射は、少量でも出血がある場合には、日程を変更しましょう。
【妊娠・授乳中】
妊娠中は胎児への影響が不明のため、行えません。
また、授乳中も色素沈着が強くでやすいため、積極的にはお勧めできません。
【ペースメーカー、埋め込み式除細動器】
危機への影響が懸念されるため、装着中の患者様は、当院では施術出来ません。
【金の糸】
抜去後でも熱傷、色素沈着を起こす可能性があり、金の糸の施術の既往のある患者様は出来ません。
【美容処置後】
ヒアルロン酸や脂肪融解処置などの美容処置後は、2ヶ月以上の間隔を空けてからの脱毛処置となります。
また、プロテアーゼ、シリコンなどが入っている部位は、脱毛処置ができませんので、避けて照射を行います。
インプラントなどの歯科処置は脱毛可能です。
【他院・エステでの脱毛】
・炎症が治まるまで、1週間程度間空けての脱毛処置となります。
・当院以外で脱毛された場合、下記の間隔を空けての脱毛となります。
体:6週間、顔:4週間
【自己処置:ブラジリアンワックス・除毛クリーム、毛抜きなど】:小児・成人
これは、ターゲットとする毛幹がなくなり、埋れ毛(内包発育毛)になり、疼痛、熱傷、効果減弱などの原因になります。
処置後3週間後からの脱毛となります。
このため、処置期間中は禁止です。
【エステや他クリニックの施術】
内容によって照射間隔を調整する場合があります。
スタッフへご相談ください。
※当院の脱毛処置は保険適応外です。
※蓄熱式脱毛器による脱毛処置を行います
※起こりえる副作用として、熱傷、色素沈着、毛嚢炎、硬毛・増毛化などがあります。
※当院で使用しているDEPILIGHTは、韓国から輸入した日本国内での未承認機器になります。
※料金はすべて税別です。
※当院で使用しているDEPILIGHTによる重大な副作用は、これまで報告されていません。
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
アトピー性皮膚炎は毎日薬を塗り段階的に減らしていくのが主流で、きちんと治療していれば、症状が無いもしくはほとんど無い日常を目指しています。
あなたが良くならなかったのは、これまでは治療の選択肢が少なすぎたから、本来なら良くなるはずのものを治せていなかっただけ。本当はたくさんの、さまざまな症状にあった効果的な薬と使い方があって、症状を無くし、最終的には薬自体を使わなくてもよい状態を目指すのが私たちの行う現在の世界標準です。
早くから知っていれば大きく生活が変わるアレルギーの治療が健康保険でも多くあります。悩み続けている私の患者さんには受けてほしいと思っています。