コロナワクチン 代表的な副反応(日本)
このページでは、わかりやすくお伝えしています(^^♪
皆さんが、現在ネットで見ているのは「予防接種後の通常反応」で、予防接種をすると体がコロナに対応するために反応しているだけ。皆さんがイメージする「ワクチンの副反応(副作用)」とはズレがあると思って頂ければ(^^♪
医学的な難しい原理や用語を覚える必要はないんです。
ただし、ここでは混乱しないように、一般的な「副反応」と書きます。
1)代表的な副反応は発熱
副反応は、翌日に出現すると日本では報告されていますが、経験的には、アレルギーは平均15分~30分程度、その他の副反応は約6~9時間経過してから出現することが多い印象です。つまり、アレルギーすぐだけど、アレルギー以外は、午後に接種した場合には夜間に症状が出ます。特に接種部位の疼痛と発熱は突然出てくる印象です。
頻度はものすごく少ないですが、消化器症状は、軽い嘔吐が翌日に症状が出る印象です。
打った時間によるので、例えば発熱ですが、時間的に寝ている時に発熱していることも多く、「朝起きたら熱が出ていた」と言われる方が多いです。
コロナ予防接種の場合、細菌やウイルスに感染した訳ではない、つまり病気ではありませんので、発熱は突然始まりますが、治まるのも突然です。
例えば、風邪をひいて3日間くらい熱が出た、その後2日くらいは倦怠感があり、その後の5日は鼻汁が残った・・なんてことにはなりません。
突然始まった発熱は平均60時間で治まる印象があり、突然解熱します。解熱してからも本調子になるには時間がかかるカゼとは違い、ワクチンでの発熱は解熱した瞬間から元気です。
2)代表的な副反応はこれ
◎局所反応
①疼痛
90%以上の人が接種部位の疼痛がありますが、筋肉注射なので、日本以外の国では普通だと思われていますし、「普通だよね」と言われます。
つまり、「予防接種の通常反応」。
ちなみに、世界では日本だけ予防接種は皮下注射ですが、世界的には筋肉注射です。
◎全身的な反応
①倦怠感
1回目は23.2%、2回目は69.3%の人が経験します。印象的には翌日には無くなっている人が多い印象です。
私は一切ありませんでした。
②頭痛
1回目は21.2%、2回目は53.6%の人が経験します。これも翌日~翌々日には無くなっている人が多い印象です。
3 )だから、ワクチンが必要です
①パンデミック前に戻れません
3回目の緊急事態宣言は、結局5月末まで延長することになりました。
原因は、日本の接種率が先進国でダントツにワクチン接種が進んでいないためです。
②イスラエルでは、ほとんどの人が接種を終えています
イスラエルでは、2回接種後7日以降の感染、入院、重症化、死亡に対する95%以上の抑制効果がありますが、16〜44歳では死亡を100%抑制しました。
③ワクチンが終われば、元の生活にもどれます
日本以外の国では、色々な制限が解除されています。イギリスでは海外旅行も解除されました。
ちなみに、コロナワクチン1回目接種の12日後からコロナ感染が抑制が始まることが解っています③)。
【参考文献】
②Eric J Haas,etal. Impact and effectiveness of mRNA BNT162b2 vaccine against SARS-CoV-2 infections and COVID-19 cases, hospitalisations, and deaths following a nationwide vaccination campaign in Israel: an observational study using national surveillance data. THE LANCET.
④Chakravarthy K, etal. Recommendations and Guidance for Steroid Injection Therapy and COVID-19 Vaccine Administration from the American Society of Pain and Neuroscience (ASPN). Journal of pain research. Volume 2021:14 Pages 623-629.