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第10回 ニキビ神話!潰したら治るってホント!?

第10回 ニキビ神話!潰したら治るってホント!?

札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。

当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

アトピー・かゆみの治療の患者様に多数ご来院いただいています。

要約

この番組では、アレルギーの基礎知識や花粉症、アトピー、ハウスダストなど日常的なアレルギーの悩みについて解説している。聴取者のアレルギー知識を高めることを目的としている。ニキビは毛穴の皮脂の詰まりと細菌感染が原因である。ニキビの治療にはスキンケア、薬物治療、レーザー治療などがある。早期発見と適切な治療が大切で、自力で改善できない場合は専門医に相談すべきである。

チャプター

アレルギーに関する知識を広める番組
この番組は、アレルギーに関する正しい知識を広めることを目的としている。アレルギーの原因や対処法など、実用的な情報を提供していく。

ニキビの原因は皮脂の詰まりと細菌感染
ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、そこに細菌が感染することで発生する。アトピー性皮膚炎の人は発生しやすい。

ニキビの治療法
ニキビの治療にはスキンケア、薬物治療、レーザー治療などがある。ニキビを潰したりするのは逆効効果

早期発見と適切な治療が大切
自力でニキビが改善しない場合は早めに専門医の診断を受けるべき。適切な治療で改善できる可能性が高い。

行動項目

アレルギーに関する基礎知識を学ぶ。

ニキビが出来たらすぐに専門医に相談する。

適切なスキンケアと治療を行う。

ニキビを押し潰したりせず、悪化させない。

定期的に専門医の診察を受ける。

文字おこし

知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった日常にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座ナビゲーターの猪飼雄一です。札幌市にありますアルバアレルギークリニック院長の続木康伸先生にアレルギーに関する様々な知識、知恵などを教えていただきます。続木先生よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

さあ続木先生今回のテーマはニキビです。聞くところによると、アルバアレルギークリニックでもニキビの患者さんの治療もされてるそうですね。

そうですねニキビってできやすい年齢があるんですよ。

はい何となく、うん。イメージだと、思春期、高校生ぐらいよく気になるみたいな。イメージありますけど、

そうですね小学校区、小学校後半から30代後半ぐらいまで、はいなんですけど、アトピー性皮膚炎持ってる人がその年代になったら当然ニキビって合併してくるわけじゃないすか。

そうか合併することもあるんですね。

普通に合併します。

はい。

アトピー性皮膚炎もひどくて、ニキビになっちゃうと、そもそも皮膚のバリアが弱い子たちなんで、

はい、

比較的ひどくはなりやすいですよね

そうなんですね、アトピーだと皮膚のバリアが壊れてるみたいなね、お話を前回以前の放送でもされてましたけど、そうなるとニキビもひどくなりやすいんですか。

結局ニキビも同じで、ニキビも肌のバリアが壊れてるんだけれども、

はい。

脂分だけは多いっていうのもこれもわかっちゃってるんで。

そもそもこのね、ニキビって医学的に言うと、どんな状態どんなものなんですか。

あの毛穴ってあるじゃないすか。

毛穴、はいはい。

毛穴に顔の脂分を出す皮脂腺っていうのが

皮脂腺、はい、

毛穴からその脂分が出るんですけど、

はい。

この毛穴が詰まりやすい体質の人が、脂が詰まったり、その詰まった脂のところにバイキン感染したりして、跡が残っちゃうものっていうのです。

そうなんですね。毛穴の脂が出てそこが詰まったりして、細菌感染を起こす

はい、バイキンが

バイキン感染

医学的に言うともっと難しいのが並んで、ちょっと一般の方には理解不能なんでわかりやすい表現使って(笑)

そのあとが残ったものが、ニキビであると

ニキビの一番の問題は痕が残るんですよ、早く治療しないと

はい。

そのニキビ自体を痕が残る人よくいますよね。なんかちょっとポツポツってなってる。それ治すこと自体は可能なんです。

可能なんですか、残っちゃったっていうものも直せるんですか。

うん。完全に直せるって言ったらダメなんで言えないんですけど。はい。

はい。治すこともできる。

治すことを目指せる。

目指せる。

はい。

そうなんですね

法に触れてない言い方です

そうですね。

まあね、続木先生も私も当然ニキビできますし、なんかニキビってそれこそ中高生ぐらいって一番ね、気にする顔にできたりして気にするじゃないですかってなると、よくなんて言うんすかね。なんか潰して、指でギュッと押して潰して汚い話ですけど、なんか白い芯が出れば、なんかOK、ちょっと固い部分が出たらOKで完治するみたいな。

あとは治っていくみたいなの聞いたことあって私もやったりするんですけ、どこれどうなんですか?

医学的には駄目です。

駄目なんですか。

駄目ですよ、

駄目、

駄目、どう考えても痕が残るんじゃないすか。

そうなんですね

あと潰せば潰すほど、新しいにきびでいきやすいっていうのも、研究結果で決着ついてるんで

そうなんですか。

そうなんです。

もう家でできることって何か、よくね洗顔フォームみたいなありますけど、ああいうのを使って洗うぐらいしか言えばできるじゃ大丈夫ですか。大丈夫。

ただ洗顔の製剤もちょっといろいろあるんですよ。

ちょっと詳しくなりすぎるんで言えないですけど、選んだ方がいいかなと思います。

合ってる合ってないみたいなことも、その人にありますよね。

そうなんですよね、確かに私も気になりだした例えば中学生ぐらいってのは、洗顔フォームも使うみたいになりますけど、超有名なテレビCMでやってるやつこれでいいかと思って使ったら、逆にブツブツいっぱいできたから、そっから洗顔使わなくなったんですけど

合わなかったってことです

合わなかったってことですね。

また病院に来て、これがいいんじゃないみたいな選ばれるのは、リスクは少ないですよね

やっぱりそれは違うものなんですね、市販されてるものとは

その人に合ったの選んでるんで、ただそれだけの話です

それ合ってる合ってないちゃんと判断できる病院なら、ということです

ある程度ですけどね。

そうなんだ、もう家でね、つぶしてるっていう潰したことあるっていう人もね、多いと思うんだけど、それは今もう間違いだと続けてはっきりおっしゃいましたので、病院ではどういうふうにこのニキビの治療というのを行っていくんですか?

結局ゴールをまず決めないといけないわけじゃないすか、ニキビの治療って、

はい、ゴールはい

ニキビの治療のゴールって、再発しないことと、痕を残さないことなんすけど、

再発しないことと、あとを残さないこと。はい、

ニキビの跡を残さないこと。

はい。

ニキビって1週間ぐらいで、すぐもう痕になっちゃう人とかもいるんですよ。

そうなんですね。うん。

だからその1週間ぐらいでとかってあんまり関係なくて、

はい。

よくあるのが、ニキビが治らないってくる子たちがもう既に後になってんですよ。めちゃくちゃ多いこれも。

そうですか。

うん。そのニキビの跡をニキビだって認識してるっていう感じですよね、家でやってるとそういうことになる。

私みたいにつぶしてるとそういうことになるってことですか。

潰さなくても何か自分で頑張ろうとするとそうなる

そうなんですね

確率が高い。

そうなんだ。いやでもそれわかんないですよね、普通にニキビが治らないって言ってるけども、医学的に見たら、それはもうニキビの跡ですよっていう判断すら素人には当然できないってことですよ。

わかんないす、自分の顔しか見たことないから、

はい。

うん。なかなか難しいですよね

そうなんですね。今はその治療は病院では、まずゴールを設定して再発させない、それからニキビ跡を残さないっていうこの、このゴールを決めるというお話でしたけどそのためにどんなことをやっていくんですか?具体的に

そのためにやることって三つあるんすよ。

三つ。はい。

まず大きい分類でいうとスキンケアですよね。

スキンケア、はい。

これは洗顔と保湿が入ります。

洗顔と保湿。はい。

2番目が治療ですよね。それこそ本当ニキビの薬を使って治療する

市販されてる洗顔フォームみたいなことで、ニキビ薬みたいなことではなくて、うん。その人に合った病院でちゃんと選んだものをつけるってことですか。はい。

はい。

三つ目がもう痕になっちゃったときの治療ですよね。

治療、はい、うん、それはどういうものになってくるんですか>具体的に言うと

具体的には四つあって、

はい。

一つがレーザー

レーザー、はい。

一つが、ケミカルピーリングって方法がある。

はい。

三つ目がダーマペン、

はい

っていう方法があって、はい。四つ目が手術、手術で切り取っちゃう。

なるほど。もう今ね大きく三つに分けて、スキンケアがまずあってそれからニキビの薬を塗る治療があってそれから、処置なんていうんすかねこれ、手術に近い

そうなんですね、今ね具体的にちょっとその手術の中の具体的な話もしていただきましたけど、詳しい話はね、またちょっと次回以降に伺っていきたいなと思うんすけど。

でもその病院ではやっぱりそれだけちゃんと設定したゴールに向かってそのステップを踏んでいくと、いうことなんですね。

そうです。

やっぱりちゃんとニキビって、何となくさっき言ったような、自宅で何となく自分で向き合っていくものなのかなと思ったんすけどそうじゃないんですやっぱり完全に直そうとしたら、

うん、そうじゃない。何か食事で治そうとする人とかもいますけど無理です

食事で治そうとする人いるんですか。

ますます何かベジタリアンみたいになれば良くなるんじゃないかみたいな、そういう問題じゃないんだよ。

油分取らなかったらみたいなことですか

うん

食事で悪化するんだけど、良くはならない。

そうなんですね。

悪化するんですか。

油分多いものを食べればやっぱり油分でますから。

はい。

イメージで言うとね、

イメージ、はい。そうなんですねぱりちゃんと直そうと思ったら、病院に行って、その今続木先生がおっしゃったステップをちゃんと踏まないと、しっかりと直せない。

そうですね無理だと思う。結局自分でやろうと思って重症化してから来るとやっぱり大変ですよね。

そうか。やっぱり早めの方がいい。

早めの方がいいですね。早い方がいいです。

そうなんですね。その辺もアトピーのねときにもおっしゃってましたけど、やっぱり何でも早めに処置していく対応していくっていうことが大事なんですね。

うん、大丈夫ですね。

そうですね。わかりましたありがとうございます。ということでちょっと今日ねあと時間はちょっとなくなってきましたので具体的なそのスキンケア治療手術についてはまた次回以降に伺っていきたいと思います。

ということで知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生に伺いました続けてありがとうございました。

ありがとうございました。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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