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第11回 ニキビの治療は、家ではできない!?

第11回 ニキビの治療は、家ではできない!?

札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。

当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

アトピー・かゆみの治療の患者様に多数ご来院いただいています。

要約

この番組は、アレルギーに関する正しい知識をリスナーに伝えることを目的としている。今回の放送では、ニキビを治療する方法が具体的に解説された。まずスキンケアが大切で、洗顔時にはスクラブ入り石鹸は使わない方が良い。保湿も忘れてはならない。次に医療機関で処方される塗り薬を使用する。ニキビは一過性のものではなく、再発を防ぐ維持期の治療が大切だ。医師の管理下で、抗生剤などを併用する必要がある。ニキビを根治するには専門病院での治療が不可欠である。

チャプター

スキンケアがニキビ治療の第一歩

洗顔時にスクラブ入り石鹸を使うと肌を傷めるので避けるべきだ。ボディソープなどの石鹸を使うのが良い。保湿も欠かせない。脂肪が多いからと言って保湿は不要とは限らない。

医療機関で処方される塗り薬が必要

市販の薬では限界がある。医師の判断で抗生剤などを併用する。ニキビは一過性のものではなく、再発を防ぐ維持期の治療が大切。

ニキビの根治には専門病院が必須

セルフケアだけでは限界がある。医師の管理下での治療が不可欠。抗生剤などを適切に使用することが重要。

行動項目

スクラブ入り石鹸は使わない。

保湿の重要性を理解する。

医療機関を受診して専門的な治療を受ける。

医師の指示に厳密に従う。

再発防止のために継続的な治療が必要。

文章おこし

知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった日常にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座ナビゲーターの猪飼雄一です。札幌市にありますアルバアレルギークリニック院長の続木康伸先生にアレルギーに関する様々な知識、知恵などを教えていただきます。続木先生、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

さあ続木先生、前回の放送の中でニキビについて伺いましたけども、今回はそのニキビの治療について具体的に伺っていきたいなと思います。改めてちょっとだけ復習ししますけれども、前回の放送の中で続木先生がおっしゃった、アルバアレルギークリニックでニキビを治す方法どういう治療をするのかというところで、まず第一段階、スキンケア、これがあってそして2番目にニキビの薬を塗る治療、そして最後は手術、ニキビ跡を治す処置があるというお話でしたけれども、今日はこの一つ目のスキンケアそれから、二つ目の治療について具体的に説明していただきたいなと思いますけれども、続木先生まず猫のスキンケアが必要っていう部分について、改めて具体的にちょっと教えていただけますか。

そもそもニキビって、はい。脂分が溜まって、それが毛穴に詰まらせてしまって、そこにばい菌感染もして、あとが残ってしまうっていう定義があるじゃないですか。

はい。前回教えていただきました

そもそも油本が溜まってんだから洗い流せばいいよねっていう発想なんすよ、

これは何か使って、洗顔フォームみたいなものをやっぱり使った方がいいんですか。

もちろんもちろん使わないと駄目

使わないと駄目。ただ、お湯でうとかそういうことではないんですね。

だからね、ただ、お湯で流しても流れない、

流れない。やっぱりちゃんとそういった洗顔フォームなんか石鹸なんかそういったものを使うと

使わないと僕もこれは無理ですね。

そうなんですね。それ、何かこういうものがいいよみたいなものあるんですか洗顔していく上で、その人に合ったものっていうのはあるんですけどまず駄目なのが、スクラブが入ってるやつ、

スクラブが入ってるもの、

あれはやられる

そうなんすですね。なんかよく聞くんですけど、スクラブって具体的にどんなものなんですか。

つぶつぶです。

なんかザラザラした感じだったらしいよみたいな感じの

あれ駄目

あれ駄目なんですか、

あれはやられる、あれはお肌がやられるって

そもそも、ニキビの人もアトピー性皮膚炎の人もそうなんですけど、肌のバリア壊れてるってのはもう共通なんで、

はい。

肌が弱い状態、防御力が低い状態ってことですね。

そうです

防御力が低い状態に塩をすり込んだ大変なことになるじゃないすか。

確かに傷に塩っていうことで、イメージですけどね。

はいはい。

そういうことです。

そういうことか。

そうなんですね

でもなんか、何となくイメージだとスクラブ配合みたいな、うたっているものも中にはありますよね。

あれやめた方がいいです。

そうなんですね。

あとやめた方がいいのは、最近結構あの入ってるの多いんですけど、グリチルリチンってのがあるんですよ。

グリチルリチン

抗炎症作用があるって言われてる草の根漢方の成分の一部でもあるんですけど、

はい。漢方の成分の一部

はい。

あの漢方的な名前でいうと甘草って言うんす。

グリチルリチンはいそうなんですね。はい。

これは結構やられる、合わない人多い。

そうなんですか

アトピー性皮膚炎持ってたり、特にうちでアトピー性皮膚炎持ってたりすると、やられますね。

そうなんですか。

あと花粉症の人もやられる

そうなんですか。

植物成分だから、

そうなんですね。

確かにそのね、アトピー性皮膚炎のお話聞いたときに植物由来のものが入ってるもの、肌から直接取り込むのは良くないよっていうお話をされてましたけど、それに近いとそういうことですか。

まずグリチルリチンは結構やられる。

そうなんですね。

それと、もちろんあの植物成分は入ってないってことですよね。

はい。

そうなんですね

今それ駄目なもんスクラブとグリチルリチンと入ってるようなものはなるべく避けた方がいいですよというかさけた方がいいです。

逆にどういうものを使えばいいというか、病院ではどういうものを処方というか、するんですか。

簡単なのは、

はい。

全身に使えるボディソープみたいあるじゃないすか。

はいはいはい、ある

簡単です。特にうちはやっぱ子供とかが多いので、成人だったら成人の女性だったら美に対する意欲はい。顔とか体で製品を使い分けるっていうのはできると思うんですけど、

はい。

そもそも小学生中学生とかだと、

うん、

難しいんでなかなか、

はい、ここにはこれ使ってみたいなね。

うん。なかなか難しいそういう発想もないですよ。

ないですね。はい。

これから話すのはあくまで化粧してない子供の話で、

はい、はい、

化粧してるメイクをしてるような人が入ってくると、クレンジングの種類ってやっぱちょっと変えなきゃいけないので、メイクの種類によって

そうなんですね。

そうなんすよ。オイル系を使わなきゃいけないとか、何系を使った方がいいみたいのがやっぱあるんですよ。

そうなんですね。

ちょっとそれは今回は置いといて、化粧をしてないお子さんですかね、この中小中高生、

うん、はい。

ボディーソープでいいんですか?

何かその洗顔フォームみたいなことじゃなくていいんですね。

洗顔フォームだとちょっとば脂分強い子だって弱い気がするんですよ。

逆に効果がというか、しっかり洗い落としきれないっていうことですか。

濃度が違ってて、

濃度、はい。

顔用と体用って

ボディーハンドってあるじゃないすか。

ソープそうですね

はい

石鹸とかで言うとね液体状のやつとかで

はいはい

あるじゃないすか?あれ濃度が違うだけなんすよ。

そうなんですね。

顔用のが一番薄くて、次が体で、

はい。

一番濃いのが手なんですよ。

ハンドソープが一番濃度が高い

そういうことなんですね

細菌にさらされるわけじゃないすか、手は

そうなんですね

強さで言うとハンドソープ>ボディーソープフ>ェイスソープって洗顔のものっていう順番なんですね。

あとシャンプーも結構強めですけど、

シャンプー、はい

美容師と看護師って手荒れやすいじゃないすか

いつも手洗いするから

はいはい。

美容師さんはいつもシャンプーしてるから

うん、そういうことなんそうなんですね。

ちょうどいいのはその濃度でいうと、今三つの中だと真ん中に来ていたボディーソープがちょうどいいぐらい

ちょうどいいぐらい。

もうそれ市販されてるものでいい

自分で作るのはやめた方がいい。

自分で作る人いるんですか

今流行ってるんすよ。おしゃれ大人人とか、

シャレオツな人、

ちょっと

いい方にトゲがありますけど

大丈夫

言葉としてはね、当然聞いたことありますけど、今のはトゲを持って言ったわけじゃなくてシャレオツに好意的な意味で使ったんですね。

好意的な意味でシャレオツです。

急に続木ぶし出てくるかびっくりなんですけど

まあ、肌荒らしてくる人、自分で作ったのを使ったがばっかりに、

いませんかそういう人も?

いや、全くいません。

いない。

全くいます。

いやいや、ないっすよ。

自分で洗顔フォーム作ってる人ちょっと聞いたことない。石鹸ぐらいならあるかな?

はい。

残念なんだけど、そういう方たちってちょっと科学の知識があったりするわけじゃないから、

はい、はい

自分で作った方がマイルドだと思ってるんですけど、

はい。

僕らから見たらめちゃくちゃきついんですけどこれみたいな。

医学的に見ると、脂分根こそぎ持ってかれますよこれって?

そういうことですか

もう強すぎるの作っちゃったりするんですか。

そうです。だけど、皆さんおっしゃることが毎回同じで、

はい。

自分で作ってる方がマイルドだと思ってたとか。

うん。

自然派の成分を作ってるから、体に優しいと思ったとかってみんな言います。

こういうことではない。

そうなんですね。もう簡単ですよね。濃度が違ってでも、市販のボディーソープでいいっていうなら、皆さん手に取りやすいですよね。

うん、そうですね。

そうなんですね、洗顔はそれで行って、あともう一つそのスキンケアの中で保湿というのも大事というお話でしたけど、これは具体的にははい。

結局脂分が多いニキビが多い人は、脂分は多いんですけど肌のバリアを壊れてて、

はい

肌の保湿の成分の源であるセラミドとか水分は全部飛んでるのがわかってるんすよ。

はい。

逆に保湿しないと、もう肌が余計やられてくる。

そういう意味で言うとアトピー性皮膚炎の方と同じように、保湿はニキビの方も当然大事になってくると、いうことなんですね

なるほど、そうなんですね。

そうか今これでスキンケア洗顔と保湿について聞きましたけど、二つ目のステップ治療、ニキビの薬ですけれども、これはやはり市販のものではなくということなんですね。

市販のものではないです。もう世界的に効果があるって研究結果で決着ついちゃってる成分というのがあって、

はい、はい。

何年か前まで日本でも全然それ使わなかったんすよ。

そうなんですか。

そうなんです。日本ってなんか意外と遅れてるんですよ。

ちょっと今朝の考えとしておっしゃっていただく分には問題ないかと思いますけれども、

海外のいろいろね、論文読んだりとか、実際に学会行ったりして、それだけ勉強されてるから、日本の今の位置が置かれている位置がわかるということかと思うんですでも。

薬も今まで日本は使えなかったものが結構いっぱいあったというパターン。でも最近は使えるようになったんで、

はい。

世界標準になれるようになってきたんだなみたいな

三つ目が、収まってそれを再発させない時期って三つある。

はい。

うん。

ニキビってなくなったから終わりじゃないんですよ、新しいのが出ないようにそっから再発の維持期に入っていく。

まさに前回のときにもおっしゃっていた再発させない、

再発させない、その時期ってのは結構長いんですよ。

そうなんですか。

はい皆さんが思ってるようなニキビって1回でなくなったら治った治ったじゃなくてその

はい、

維持していくのが、うん、ポイントなんすよね。それ

じゃやっぱり考え方として本当にアトピー性皮膚炎の治療と同じ考え方ですかね。

同じっちゃ同じなんですけど、

はい。

ターゲットも同じですよ。痩せてからダイエット

なんですそうですね。維持できるかリバウンドさせないってこと

そうなんですね。その三つの時期に合わせて薬を?

薬塗り薬使ってるプラスアルファで、

はい。

抗生剤を塗ったり飲んだり、

はい。

あと漢方も使うこともある

そうなんですね。それ漢方飲み薬ってことなんですかね。

目薬です。

そうなんですね。今ねスキンケアとかニキビの薬の2世治療っていう部分伺ってきましたけど、改めて聞くと続木先生もこれやっぱりニキビちゃんと直そうとした病院じゃなきゃ無理ですね。

無理です。だってどう考えても病院でじゃないできないじゃないすか。

ないですできないです

抗生剤なんか自分で闇サイトで買ってきて乾杯みたいな絶対無理じゃないすか、

無理ですね。

病院でしか基本できないと思うんすよ。できる人もいるかもしれないすね、洗顔だけで良くなる子もいるとは思うんですけど、

主にその人の皮膚の状況というか体質とかいろんなことを条件があるとは思いますけどただやっぱり多くの人は、しっかりと治したい後も残さずということであればやっぱり病院に行って治療するしかないと。

ないっすね。

いうことなんですねありがとうございます。ちょっとね長くなってきたのでまた三つ目のステップそのニキビ跡の治療主処置手術についてはちょっと次回また詳しく伺っていきたいなと思いますということで知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、今回も札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生に伺いました続木先生、ありがとうございました。

ありがとうございました。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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