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第14回 「食物アレルギーは血液検査では分からない!」って本当!?

第14回 「食物アレルギーは血液検査では分からない!」って本当!?

札幌市南区のアレルギー科・小児科(アレルギー)のアルバアレルギークリニックです。

当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

アトピー・かゆみの治療の患者様に多数ご来院いただいています。

要約

この番組は、アレルギーに関する正しい知識をリスナーに伝えることを目的としています。アレルギーの原因や症状、診断方法、治療法などについて専門医の先生から詳しく説明がありました。アレルギーの診断には、採血検査、皮膚テスト、負荷試験などを行い、総合的に判断していくことが重要だとわかりました。また、アレルギーを治すには、徐々に原因食品を摂取する「食べずらし」が有効な方法の一つであることも説明されていました。アレルギーに悩む方は、正しい知識を持つことで対処法を見出せる可能性が高まると感じました。

チャプター

アレルギーに関する正しい知識が大切

アレルギーに悩む人が正しい知識を持つことで、アレルギーを克服できる可能性が高まる。知識不足は不安を招くので、専門家のアドバイスを受けることが重要。

アレルギーの診断方法

アレルギーの診断には、採血検査、皮膚テスト、負荷試験がある。どの検査だけで判断せず、総合的に判断するのが大切。経験豊富なアレルギー専門医が適切な診断を下せる。

アレルギーを治すには「食べずらし」が有効

アレルギーを治すには、徐々に原因食品を摂取する「食べずらし」がある。病院での負荷試験で、症状が出ない量を確認し、その量から食べずらしを開始する。

行動項目

アレルギーについて正しく理解し、知識を深める。

アレルギー専門医の診断を受ける。採血検査や負荷試験などを行い、総合的な判断をもらう。

アレルギーを治療する場合は、まず専門医のアドバイスを受け、「食べずらし」などの治療法を検討する。

文章おこし

知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった日常にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座ナビゲーターの猪飼雄一です。この番組では、札幌市のアルバアレルギークリニック院長続木康伸先生にアレルギーに関する様々な知識、知恵を教えていただきます。続木先生よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

テーマは前回に続いて今回も食物アレルギーなんですけどもや、続木さん、この間の前回の番組の中では、小麦を食べた後パンとかパスタ食べた後、応援で走って痙攣してる人がいたらそれは食物アレルギー小麦のアレルギーの可能性高いというお話衝撃的なお話がありましたけれども、我々どうしたらいいんです?

そんな黙って見てないでください。

いや救急車に電話して、119番

119番。うん。

でもわかんなければ119番の電話口の人がいろいろ指示してくれるんすよ、意思確認してみてください話しかけてみてくださいとか、

うん

息してますか胸に耳当ててください的なこと言われるんで、

はい。

言うこと聞いておけばいい。

わかります。指示に従ってオリジナルのことはしない。

そうですね。全然素人がそんなね、

急なわけわかんないことしたら危ないですから、

危ない。

多分パパに頼りますよね。多分倒れてるある人見たことないと思うんで、

いやないです、痙攣してる人見たことはないですね。

ないですよね。うん。やっぱり

やっぱりないです。そんなに確率としてはかなり低いと思うので。でも、この番組をお聞きいただいてる方はもしも万が一そういう場面に遭遇したら、まずは119番に従うと

そうですね。結構助けてもらってる人多いですけどね。なんか歩いてる人が通報してくれて、気がついたら病院でした

いやそれは倒れてる人いたら通報する119番するでしょう。救急車呼ぶとは思いますけど

そうですね、見つけた場合は、

はい

よろしくお願いします。

さあということで今回は、前回に続いて食物アレルギーがテーマなんですが、どうやって食物アレルギーの判断をするのかということなどについて詳しく伺っていきたいと思いますが、続木先生、素人私のイメージですとやっぱり血液検査はするのかなというふうに思うんですが、

大体そういう感じで血液検査するんですけど。

食物アレルギーって、そもそも食べて症状が出て初めて食物アレルギーなんでっていうお話をね、前回していただきました。

そうなんですよ。だから何でもかんでもできるわけじゃないんすよ。

はい。うん。

採血って、そもそも症状が出る確率を予想してるだけなんで、

はい、確率率を予想してるだけなんすよ。

うん。

各項目に対して、これ例えば牛乳が何歳のときにどれぐらいの値だったら何%ぐらい

うん

卵だったら何歳のときにどれぐらいの値だったら何%ぐらい、あとナッツ類だったらカシューナッツとクルミとピーナツぐらいしかデータがないんですけど、

はい。

これだったら測ってみたときどれぐらいの値だったら何%ぐらいの確率でピーナツアレルギーですよ、みたいなのがあるんですよ、データが。

だからそのデータを、その医者が知ってないと絶対に診断ってできないんすよ。

皆さん、アレルギーのお医者さんは知ってるんじゃないっすか。

アレルギーの者であればね、うん。だけどアレルギーの医者かどうかって名乗るの自由なんだよ。

そうなんです。

はい。ラーメン始めましたと同じなんですよ。レベルはね、

わかりやすく言えば

わかりやすく言えば同じなんすよ。

見分ける方法としては、

はい、はい、

あのアレルギーの先生じゃない人って、

はい。

採血で、出てるとか、はい。いう表現をするんですよ。

採血の結果に出てますと、卵が出てるとか、

はい、はい、

小麦が出てるとかっていう表現の仕方をするんすよ。

はい。

一般の先生たちって、

はい。

ただアレルギーやってる僕らとしては、このあなたのお子さんだったら何%ぐらいの確率とか、今の状況だったら一発確定とか、そういう表現の仕方をするんすよ。

うん全然もう私みたいな素人だと、卵出てるよって言われたらそうなんだと思っちゃいます

卵出てるよって言われた時点でもうアウト、

アウト、

一般の先生ですねっていう感じ。そのデータが頭にないっていう意味での曖昧な感じになる。

もう本当にその血液検査の結果、数値の部分だけ見てる、

見てるって感じだから、結局のところ僕の中では殺人事件のに似てると思ってまして、

全くわからないんで。

殺人事件が起きてるとしたら、現場検証があるわけじゃないすか警察が入ってきて

そうですね、その殺人が起こった現場。

はい、はい

再現したりとかするわけじゃないすか。

はい。

はいこれが診察なんですよ。

現場検証が診察。

はい。

いつ何を食べて、どんなんなったのかとか、他に何食べてたのかとか、食べて何分後にどうなったのかとかって、現場の検証するわけですよ。

はい。はい。

体の診察をしたりして、なるほどねこういう感じの蕁麻疹出てるねとかね、写真を見せてもらったりとかして

現場検証で次に起訴されて裁判になるわけじゃないすか。

はい。

犯人が見つかったら、容疑者を絞り込むために、それが採血なんです。

それが採血、

うん。

容疑者を絞り込むための採血っていうのがあるわけです。

証拠物証を集めるみたいな

物証を集めると、そうなってくると、こういうプロっぽいなっていうのが出てくるわけじゃないすか。

この人にこれもちょっと殺人事件になってるんでわかんない、この食べ物が黒っぽいぞ、この食べ物が

ちょっと1回戻さないと

食べ物このリンゴがとか

そうで、

親が犯人ポイぞとバナナ、キウイなんか食べたのは何かいくつか食べたうちの一つ、これが確率高そうだぞ

お前がやったんだろうと

はい、

だけどやっぱ口割らないわけなんすよ。

はい、

リンゴだし、

喋れないから、

うん、

喋れないだろうって言っても喋れないわけですよ。

はい、はい。

そうなってくると裁判にかけて、審判を委ねるわけですよ。その裁判っていうのは、負荷試験って言われてる実際に食べて症状が出るかどうかの検査なんです。

これ食べてするんですか試験、

はい、

これを食べて、例えば卵食べてね、

はい。

やっぱりじんましん出てきたよね。やっぱり卵犯人だよねって言ったら、卵アレルギーです。僕らが有罪判決を下す。お前が犯人だな卵目みたいな

これだけの手順を踏んでようやく、

ようやくです。わかるって感じです。

そうなんですね、採血だけなんだと思ってました。

いや、違います。だからその他に負荷試験の代わりに皮膚テストっていうのもあってそういうのもやることもあるし、

皮膚テストして

鶏肉のアレルギーって症状結構きつく出るんですよ。

鶏肉アレルギー

鶏肉のアレルギーで例えばね、例えば鶏肉、成人の鶏肉アレルギーとか症状がきつく出るんで、

はい。

負荷試験もっかいちょっとやっちゃったら、

はい。

かなり症状がきつく出るぞと。

ちょっと説明がある証拠集めの段階で、

しかも前回もアナフィラキシーを起こしてるし

はい

はい。そうなってきたときにもっかい負荷試験やると絶対アナフィラキシーを起こすわけです。

そうかそれは危ないですよ、

違う調べ方がまたあるんです。

ある、はい。

それって検査の器具があって、それを鶏につけて肌に押しつける。

はい直接つけるんです。皮膚

はい、鶏肉の出汁を検査の軽減つけて肌に押しつける。そうすると、やっぱのアレルギーがあるとわかりやすく言うとね、アレルギーがあると、赤くなったらかゆみが出てきたりするんで、それで判断もできる。

そうなんです。

だから、ほらね、肌についただけでも痒くなるんだったら鶏肉はもう食べれないよねとか、だけど皮膚のテストでもアナフィラキシーを起こしたりするんで。

そうなんですか。

うん。鶏肉って結構あります。

そうですか。

あるある。

それはでもやってみてそうなってしまったら、もう困っちゃいますよね、大変な状況なわけで

治療するしかないと。僕らは慣れてるからいいですけど、

でもないことはないんですそういうこと。

いや、目だけの手順を踏んで、これでも続木先生のアルバアレルギークリニックでは、この今のね、教えていただいた手順を踏んで、やってらっしゃるってことですか。これどの病院に行っても、そういうふうにやるっていうわけではない。

いやアレルギーの病院だったらやってるはず

そうですか。最初におっしゃったようにこの数値高いねみたいなのだけだとやってない、

よくあるのは私アレルギーなんですかって聞いても、採血で出てるって繰り返すだけっていうパターンが多いですよね。それ以上答えられないっていうのありますけど、

教えてください。

ただ、その先生一般の先生方に判断しろっていう方が難しい

そうですか。そうなんですね。やっぱり当然知識と経験と、いろいろなものを必要としてるんですよね。

そうですか。

うん。

これ慣れてくるとね実際はこの状況だったらこれみたいなやっぱり決め打ちできることが多いんで

そうです、それは経験値で、

経験値と結構そのデータが頭にあれあってということですよね。

はい。

でもやっぱり確定させるには、負荷試験をして、

そうです。負荷試験しかないです。

そうなんですよ。負荷試験実際に食べてみるっていうことです

負荷試験というのは、結局実際に食べて症状が出るかどうかっていうのを試してみるんですけど、

はい、

負荷試験にも2種類あって、はい。そもそも本当に症状が出るかどうかを確かめるっていうのと、

はい。

食物アレルギーの治療ってちょっとずつって鳴らす方法ってのがあるんですよそう

なんです。

はい簡潔な言い方で言うと食べ慣らし

食べ慣らし

何となくこれイメージするじゃないすか。はい、食べて鳴らすんだよと。始めるためにこのスタートする量を確定するための負荷試験っていうのが2種類あるんすよ。

あなたはこのくらいの量から始めましょうねっていうのを調べる。調べると決めるために、

そうです。だから、最初の本当に症状が出るかどうか確かめる検査に関しては、結構な量を食べるんすよ。

どうなんですか。

症状が出るかどうか確かめる。

大丈夫なものなんですか。

大丈夫じゃないときもありますよ。

でもそれを確かめ、

うん、症状出るかどうか確かめるから大丈夫じゃないときもありますよね。

そうなんですね。はい。

食べならしを始めるために行う負荷試験は、これ絶対に症状出ないようにする。つまり、どれぐらいの量までなら症状なく食べられるのかっていうのを見る検査なんですよね。だって食べ治して家で食べて治していくものだから、

そうですよねずっと病院いるわけじゃないですよね。

だから、家で出たら困るから、これぐらいの量なら安全だよねっていうのを病院で確かめるって感じです。そうなんです。

出るか出ないか疑義がどこなのかっていうのを

見極めるうんギリギリよりもちょっと下ぐらい安全域

よりちょっと下ぐらい

安全域を調べて調べると、うん、そんな感じです。

そうなんです。

うん。

でもこの負荷試験も当然、自分では判断できないです。お医者さんも判断結構、どのくらいもらうかとかっていう、迷うというか、なかなか難しそうです

霊症状が出るかどうか調べるとき、

はい、負荷試験

はい。症状が出るかどうか調べるときはそんなに難しくない。

そうですか。

だって1食分食べて症状出なければ、それ違うってわかるんで、

もうそれで出なければ、違う、

だって日常生活に即した量で症状出なければそれ症状ないのと同じなんで、

確かに確かに

そうですね。

この方はラーメン50杯食べて初めて小麦の症状が出るんですよってありえないじゃないすか。

ありえない

ありえないじゃないすか。

はい、はい。

だからラーメン一杯食べればいいわけですよ。そういう子が出なければ、それはもう食物アレルギーじゃないと判断していいっていうそういうことなんです。

治す法法を、どのくらいの量から治療をスタートしていくかっていうのを調べる。雨に食べる量を確定していくために、負荷試験も行うそうです。2種類あるということですね。そんな感じでございます。

うわー、この食物アレルギーも私もちょっとあるって思いますけれども、悩んでる方ももちろんいらっしゃると思います。次回はその食物アレルギーをどうやって治していくのかということについて詳しく伺っていきたいと思います。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生に伺いました続木先生ありがとうございました。ありがとうございました。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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