食物アレルギー 食べ慣らしレシピ:カレー
食物アレルギーの治療は、①安全に、②とにかく飽きさせないこと。
決まり事は守ればよいので、つまりレシピが9割です。
全ての食物において、応用が利くのがカレーではないかと思っています。
1)食べ慣らしレシピ:カレー
食物アレルギーのレシピと言っても、食べる量が少ない時には、①混ぜる、②包むが基本です。
そこでもっとも簡単なのが、「カレーと一緒に食べる」です。
卵、牛乳、ナッツ、小麦、魚など、これらすべてがカレーと相性が良い食材ですし、ほとんどの子どもはカレーが好きです。
食べて慣らす食材自体の調理を変えることは難しいので、一緒に食べる食品を変えていくことで対応しましょう。
もう一つのポイントは一口ではなく、数回に分けること。
子どもの場合は、必ずその子の口にあった大きさに食材を小さくします。
2)手が込んでる必要はない
どうしても自分で作ってしまうのが日本人です。
一方で、毎回自分で作ると知らずに同じものができあがってしまいます。
つまり、レシピが9割ではなくなってしまいますので、毎回違うものを作る必要があります。
今はネットで無料でレシピが転がっていますので、カレーと入れたら上から順番にそのままパクッてしまえばよいんです。何も考える必要はありません。
代表的なものを挙げておきます。
どうせなら、飴色玉ねぎも時短しましょう。
親がどのくらい手をかけたかよりも、子どもが気に入るかどうかです。時短最高です
3)レトルトカレー
我が家の子どもの鉄板は、この2つです。
うどん、そば、ソーメン、ラーメンなどを、これらレトルトカレーにつけ麺として食べます。
フランスに住むわが姪っ子たちもたくさんお代わりします。
まあ、私はメンを表示通りにゆでただけなんですけど。
アンパンマンカレーは子ども1人分の量が2個パックになっていますし、レトルトであれば、子どもは子ども、大人は大人で、簡単に味を変えることができます。
スーパーでは、日本各地の有名店のレトルトカレーが楽しめます。
エチオピアカレーなどもあり、スーパーのレトルトカレー売り場は、30年近く前に東京に住んでいたころを思い出す場として活躍しています。
画像は、10年以上前に神奈川の大学に出張勤務していたとき、連れて行ってもらったカレー屋のレトルト。
4)親の感覚
食育の話は抜きにします。
ここでのポイントは、親の感覚で食べさせないことです。
子どもはレモンが好きだったり、辛いものも結構平気だったりします。
または、親がおいしいレシピだからと言って子どもが好きだとも限りません。
思考錯誤するのが、食物アレルギーのレシピなのです。
我が家で、子どもが好きなレシピはこれ。
結局は、レシピをどのくらい検索できるのかがポイントでございます。