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第19回 気管支喘息とは

第19回 気管支喘息とは

要約

この番組は、アレルギーの基礎知識や花粉症、アトピー、喘息などのアレルギー疾患について解説する。アレルギーに悩むリスナーの知識を深め、勇気づける内容だ。今回のテーマは気管支喘息。喘息は気管支が慢性的に炎症を起こし、発作的に呼吸困難を引き起こす疾患。ダニアレルギーのある人は喘息を発症しやすい。喘息はずっと治療が必要で、放置すれば悪化する。早期に適切な治療をすればコントロール可能だが、放置すると薬の量を増やさなければならなくなる。喘息の治療では、症状のない状態を維持することが大切。

まとめ

喘息の原因と特徴

喘息は気管支が慢性的に炎症を起こし、呼吸困難を引き起こす疾患。ダニアレルギーのある人は喘息を発症しやすい。発作が出ている時だけでなく、常に気管支が炎症状態にある。

喘息の治療

喘息は生涯治療が必要。早期に適切な治療を開始し、症状のない状態を維持することが大切。放置すると重症化し、薬の量を増やさなければ管理できなくなる。

Action Items

  1. ダニアレルギーがある場合は喘息のリスクが高いため、早めに検査を受ける。
  2. 喘息の症状が出たらすぐに主治医と相談して治療を開始する。
  3. 定期的に検査を受け、症状がない状態を維持できるように治療を続ける。

文字おこし

知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった日常にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。

知れば勇気がわくアレルギー攻略講座番組ナビゲーターの猪飼雄一です。札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生にアレルギーに関する様々な知識や知恵を教えていただきます続木先生、よろしくお願いします。

 

よろしくお願いします。

 

さあ、今回のテーマですが、気管支喘息です。続木先生、改めてこの気管支喘息、どんなものかわかりやすく教えていただけますでしょうか?

 

気管支喘息はですね、最近本当にお亡くなりになってしまう人って少ないんですけど、

 

はい。

 

僕が研修やってた10何年前とかは、10何年前にはもう死ぬ人ってそんなになかったですけど、死ぬ目に合うぐらいの人ってまだまだいたんですよ

 

それ以前は喘息で亡くなる方がいた

 

はい、たくさんいたんですよ。僕が研修医になった頃には、お亡くなりになられる方ってそんなにいなくなってったんですけど。もう少し危なかったよねっていう人もまだまだいたんですよ、10何年前は

 

そうなんですね。

 

思い出深い疾患なんですけど。喘息って、基本的には空気の通り道が慢性的に赤く腫れてて。あと医学的定義を織り交ぜると、発作性に空気の通り道が狭くなって狭くなっちゃうかな、ゼーゼーヒューヒューしちゃって、苦しくなってっていうのを繰り返すっていうのがすごく

 

腫れて気道が狭くなって、これ症状としてはアレルギーということなんすか。

 

うん空気の通り道のアレルギーってことなんすよね

 

そうなんですね、これでも結構周りにも喘息の人、未だに抱えてる方もいますし、発症するきっかけっていうのはどういうものですか。

 

大体本人の体質って言ってしまえばそれまでなんですけど、はい。基本的にやっぱりダニのはい与えダニのアレルギー持ってる人っていうのはやっぱなりやすいですよね。

 

そうなんですかダニアレルギーの方は喘息を起こしやすい

 

詳しく言うと関係ない人もいることはいるんですけど。でもわかりやすく言うと、

 

はい。そうなんですね。以前いろいろとね他のお話も伺っている中で、アトピー性皮膚炎も何かも原因になってくるというお話をねされたと思いますけれども、

 

他にあるアトピー性皮膚炎をさらに悪化する、させる要因の1個でもありますね

 

そうなんです。

 

人って大体なんかもう悪いんですよ。大体悪い

 

そうなんですね。もうそのダニが原因でなる方もいるっていうことですけれども、掃除とかも当然大切なってならないためには大切になってくるってことですか。

 

発症予防するためには、ただ掃除してるから予防できるかっていうわけでもないんですけど、

 

はい。

 

結局喘息で一番大事なことって、

 

はい。

 

ほっとけばほっとくと全部の病気そうですけど、ほっとけばほっとくほど治りにくくなっていくわけじゃないすか。

 

はい。

 

全部の病気同じなんですよ。

 

それが喘息だからそうじゃないとか、腰痛だからそうじゃないっていうのはないんですよ。だから一番みんな間違えてんのは、基本的には慢性炎症って呼ばれてるように、常に赤いんですよ、空気の通り道常に火傷して腫れてるような状態なんですよ

 

喘息の方は、はい

 

発作性に空気の通り道が狭くなるっていうのは、何かの拍子に悪いのがさらに悪くなるよって意味なんすよ。うん。いつでも悪いんすよ。だから、本当に昔はよくこういうお話をされる人が多かったんすけど、風邪をひいたときだけ喘息になるって、

 

はい。

 

風邪をひいたときだけ発作が出る、

 

はい

 

って言うんですけど、はい。風邪をひいたときだけ喘息になるっていうのはまず間違いないですよ。

 

そうではないんですね

 

もう既に喘息なんで、カゼをひいたときにさらに悪くなってるだけなんで、

 

症状が顕著に出て、出やすくなってるってことです。

 

そういうことなんです。話聞くとやっぱ走ると、若干呼吸が苦しいとかっていうのはあるんですけど、はい。長年やってるとそれが当たり前のようになってくるんで、あんまり気にしないってなってるんすよ。

 

そうなんですね。私の周りにも喘息持ちの方いますけど大体もう子供の頃からずっと吸入器ですかね持ち歩いて法症状出たらそれを何か知ってとかっていうのやってる方いますけど、これやっぱりもう小さい頃に発症したらずっと抱えていくものなんですか?

 

治療しなければ、昔は小児喘息とかって言われてたんですけど、喘息は喘息って違いないんですよ。

 

そうなんですね。

 

子供のときになった喘息、

 

はい、

 

小児期の喘息っていうことだけなんで、はい。ただ小児の場合には治る子もいるよっていうことなんですけど、夫になってからそれ当然再発する場合もあるんですよ。

 

そうなんですけど、子供のときに出てて少女いた収まってまた出るっていうことですか。

 

そうです免疫のバランスの関係で症状で亡くなる時期ってのあるぞ。

 

そうなんですねそれじゃ治ったって勘違いする方もいらっしゃるんじゃ

 

ないすか。ルール呼吸の機能を取ったらもうすごい悪いんだけど、

 

はい、

 

降ったり入ったりする検査っていうのがあって、それをやると喘息がどれぐらい悪いかって大体わかるんですけど、はい、これやると結構悪いんだけど、

 

はい。

 

本人は苦しくない症状ないっていうのが時期は

 

そうなんですね。

 

女の子だったら小学校高学年ぐらいから男の子だったら中学2年ぐらいかな。

 

中そのぐらいから

 

大体症状で亡くなって、

 

落ち着く人もいる、

 

いる

 

そうなんですねでもそれでまた大人になってあれどうしたんだろうっていう方が多いってことですよ

 

ね。そうですねそういう人もいますよね

 

そうなんですね。直ったんではなくて、一時的に収まった状態になる方もいるっていうことなん

 

です。ただ若いときに治療をきちんとした治療がちっとやっとかないと、全国で基本的に治療してれば症状はない、

 

はい

 

っていうのが基本なんであの症状あるような状態ってその人に薬が合ってないんですよ。だから合ってる薬に変えないと基本的に長く赤く腫れてれば入れるほど、その赤い腫れたまらなくなっていきそうな雰囲気あるじゃないすか。はい、

 

はい、

 

そうなってくるとさらに悪くなったときって、今のレベルに戻らないので、はい。発作をドブに浮く呼吸が苦しくなるポスターを起こせば起こすほど悪くなっていくんで

 

そうなんですね。

 

そうなって薬の量を増やすことでしか対応できなくなってくるから、はい。釣り積み重ねるしかないんだよね。

 

もう先ほどから続木先生おっしゃってますけど、早く直せば治すほどいいということですね。

 

大きいやつ。

 

そうなんすよだからずっと症状を抱えてる方はずっと慢性的に空気の通り道が腫れた状態が続いちゃってるってことなんですね。

 

そうですそうです。だから、症状がない状態を維持するのが治療なんだよ。

 

はい。そういうふうにアトピー性皮膚炎のね、治療のときにもおっしゃってましたけど、この気管支喘息に関してもそうした対応していく必要があるという。

 

そうです全部同じそう

 

なんですね。さあということでどうやって気管支喘息を治すのかというところですけど今少しキーワードが出ました。早く治療するということですけど具体的にどうやって治していくのかという治療法などについて次回は詳しくお話いただきたいと思います。知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、札幌市アルバアレルギークリニック院長の続木康伸先生に伺いました続木先生ありがとうございました。

 

ありがとうございました。はい。

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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