第35回 「スイカ」のアレルギーと「花粉症」は繋がっている!?
要約
この番組は、アレルギーに関する様々な知識をリスナーに提供し、アレルギーへの理解を深めることを目的としている。今回のトピックは、マイクロソフトが検索エンジンBingにChatGPTを統合したことで、キーワードではなく文章での検索が可能になったこと。AIと人間の協働は自分の想像力を超えたものを生み出す可能性がある。また、保育園児の口周りの発疹についての質問への回答も行われ、発疹はアレルギー性ではなく、食事の前に保護膜を作ることが対処法であるとアドバイスされた。
チャプター
マイクロソフトがBingにChatGPTを統合
マイクロソフトが検索エンジンBingにChatGPTを統合し、文章での検索が可能になった。回答にリンクが貼られており、回答の根拠を確認できる。これはAIと人間の協働により、自分の想像を超えたものを生み出す可能性を秘めている。
保育園児の口周りの発疹への対処法
保育士からの質問に答え、口周りの発疹はアレルギー性ではなく、食事の前に保護膜を作ることが対処法であるとアドバイスした。
保護膜を作る範囲は、子どもの場合は頬や顎下も含めた広い範囲が必要である。
行動項目
- 食事の前に、子どもの頬や顎下も含む口周りの広い範囲にワセリンで保護膜を作る。
文字おこし
知れば勇気が湧くアレルギー攻略講座この番組は、知られざるアレルギーの常識や花粉症、アトピー、ハウスダストといった一条にあふれるアレルギーの悩みにお応えしていく番組です。リスナーの皆さんのアレルギーリテラシーを高めるために、様々な知識と知恵をお伝えします。
知れば勇気がわくアレルギー攻略講座、番組ナビゲーターの猪飼雄一です。札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生と、お送りします続木先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ続木先生、今回の気になる話題は何でしょうか?
マイクロソフトの話なんですよ。これが以前からお話してるチャットGPT、はい。これMicrosoftのBingっていう検索、アルファベットでいうとGoogleですよね。それに、ChatGPT入れ込んで、文章で検索できるようにしましたっていうのが、この記事なんですよ。
キーワードではなく、
キーワードじゃなくて文章でできるよって、これのすごいのが、やっぱ文章で回答あったら、それぞれに対して、リンクが貼ってあるような形。リンクが貼ってある形になって飛べるんですよ。
はい。その答えの中に返してくれた回答の中に、はい、
そうなんです。だから回答の根拠が確認することができるんですよ。
なるほどその答えはどこから持ってきて、こう答えてるんだってのがわかると
わかるんですよ。うん。結局、これ、あの各社いろんなことやってるんですけど、例えば、デザイナーに学んで何かもう事業をやろうとしたりね、例えば広告とかチラシとかパンフレットを作ろうとしたらデザイナーさんに発注かけるんですけど、
はい。
うちだと文章とか構成は全部自分で考えて、あのデザイン、見やすいような色合いとかデザインだけやってほしいってデザインさんさんに発注するんですけど。デザイナーに発注してるのって、結局自分の想像の範囲を超えたことをしてもらいたいからなんすよ。
うん。
自分で何か物をやろうとすると自分の範囲の中の物でしかできないんだよ。
はい、そうですね。
プロにはプロのやり方があるんでそれ頼むんですけど、
はい。
AIが入ってくると、AI×人間だと、遥かに想像を超えたことができるようになるぞと。
だって人間より膨大なデータ持ってるんで、
はい、はい、
めちゃくちゃすごいんですよ。さらにこれ回答の根拠が確認できると、あの嘘っていうのがすごく少なくなりますよね。
そうですね。
ウソである確率がものすごい減ってくるんで、めちゃくちゃすごい世界になってきてるなっていうのが、今回の私の意見でございます
やでもこれ本当にBingでまだ多分日本だとそんなに、それを使って、しょっちゅう検索してる人ってあまり多分いないですよね。
うん。
なんかGoogleヤフー検索の方がまだ多いでしょうけど、
でもヤフーなくなっちゃうんじゃないすかね、これ
それはちょっと僕はわからないですけど、
なんてことを急に
いや、どう考えたって、
それはわからないですけどでも、当然脅威にはなってくるでしょうけどねChatGPTを搭載したBingが広まる規模が違うんで、なかなかね、これ、お金の戦いになっちゃったら難しいですよね。
そうなんですね
ただそういった、素晴らしい機能が付いた検索ができて、新しい検索の仕方がいろいろと広まっていく可能性があると。めちゃくちゃすごい可能性とかもそういう時代です。
時代になってるということでそこに期待しているという続木先生でした。
はい。
では、続いてリスナーの皆さんからの質問に答えていただきましょう。今回は30代。保育士の方からいただきました。特に食べ物アレルギーのない子供が追加を食べた後に、口の周りに発疹、勝手にアレルギーっぽいと思っているそうなんですけれども、そういった発疹ができるときがありますそのようなときは、何か気をつけたらいいでしょうか?
スイカなどのウリ系やお魚を食べた後に口の周りに発疹ができる子が多々あります。保育士の対応としては、口の周りを綺麗な濡れたタオルで拭き取って経過観察しているケースが多いです。まずこの対処が正しいのか、また他に何かできることがあれば教えてくださいっていう質問をいただいておりますけれども、どうでしょうこれこれだけの情報で答えられることはね、続木先生どのぐらいあるかですけれども、
対象は正しいですこれで
正しいですか。うん。
これ何でかって言うとアレルギーじゃないから、
そうですか、アレルギーじゃない、
これアレルギーじゃないっす、確実に
そうですかもう、うん、確実にそうなんですね。
なんでかっていうと、果物野菜のアレルギー、特にスイカのアレルギーっていうのは花粉症と関連してるんですよ。
はい。
うん。特にスイカとメロンというのはウリ科なんですけど、はい。ウリ科って、イネ科、夏の花粉症と関連してるんですよね。
そうなんですね
基本的に珍しいです。この保育園で保育園に通う年齢の子供たちがなってくるのって、基本的に珍しいんですよ。
そうですかこの年代であんまりないこと、
あんまりないです。僕らみたいにアレルギーばっかり見てる医者のところに来る子たちであればちょっとまた話は別ですけど、一般的にはめちゃくちゃ珍しいんで基本的に気にしなくていいです。
そうですか。はい。もう単純に口周りが食べ物についてあげるみたいなこともねあると思いますけど、青魚を食べた後にっていうのもこれも、魚のアレルギーじゃないんですよ。
そうなんですね。
青魚だけのアレルギーってあり得ないので、
そうなんですか。
うん、基本的にはですけどね。何事にも例外はあるので、
はい、はい、
魚のアレルギーって、全魚種アレルギーを起こす成分が共通なので、
そうなんですか。基本的に共通なんですか、
共通共通完全に共通
そうなんですね。
うんなので、何か単体のアレルギーってことは基本的にはないんですよ。ピンポイントでこれっていうものはない。唯一例外がサーモンぐらい。
サーモンは例外
うん。ただこれちょっと難しいんで、あんまり詳しく知らなくてよい
覚えなくていい。はい
そうですね、例外があるぐらいですね。
はい。
ただ、魚によってアレルギーを起こす成分の含有量が多い少ないっていうのがやっぱりあるので。なのでバーって食べられない魚がいるんだけど、これとこれだけは食べられるみたいなのが、魚アレルギーの典型例なんすよ。
そうなんですね。
さらに口の周りだけに湿疹ができるってことないです
アレルギーであれば、
はい、ないです
これは荒れてるだけ
だから単純に荒れてるだけ。はい。
なので対策としてはこれもそうだけど、うん、つかなければ荒れないよねっていうことで、食事の前にワセリンを塗る方、
食事の前に、
はい、だからガードして弾いておくって感じです。
なるほど。もうガード膜を張っとくと、
そうです。このときにもちょっとポイントがあって、子供の口の周りって、本当の大人でいう口の周りじゃないんですよ。
どういうことですか。
頬と顎下も含めて口の周りなんですよ。
頬と顎下結構広い範囲ですね。
子供ってだってそんなにうまく食べられないんで、
よく付いちゃってる子いますよね、すごいとこに。
そうですそうです。あの子って大人の想像の範囲を超えたところにつくんで、それは子供なので。結局口の周りっていうのは大人の想像の範囲の中でやっちゃ駄目なんですよ。
もうそれよりも広く、
広く頬と顎下も含めて塗る。
もう顔離した半分ぐらいのつまり
なるほど、大人のしかもね、大人の凝り固まった大人の考えの考える口の周りじゃない
じゃないです
なるほど。新しい提案はなぜ、すごいリンクしましたね。
だってそう
そういう使い方もできる。
できます。はい、
なるほど。
肌がねデリケートで荒れやすい子ってことなんで、食べるの上手くなるまで繰り返しますよこれ
そうですか。
だが予防するのが一番です。
なるほどそれはさっきおっしゃってた、ワセリンを塗る
はいっていうことですね。そういうことでございます。
わかりましたありがとうございますということで30代の保育士の方、お聞きいただけてるでしょうか?アレルギーではね、ないということなので口が詰まり、それしかも大人の考える口の周りではなくて、広い範囲で、ほっぺたの辺りそれから5下まで含めて広い範囲で範囲を事前にワセリンでという対策、ぜひなさってみてくださいということで、知れば勇気がわくアレルギー攻略講座札幌市アルバアレルギークリニック院長続木康伸先生とお伝えしてきました続木先生ありがとうございました。
ありがとうございました。