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コラム

皮膚だけの問題じゃないアトピー性皮膚炎

前回は「アトピー性皮膚炎は言われているほど自然には治らないようだ」とゆうことでした。

では、アトピー性皮膚炎は治らないのでしょうか?

「治療の最終目標(ゴール)は,症状がないか,あっても軽微で,日常生活に支障がなく,薬物療法もあまり必要としない状態に到達し,それを維持することである.また,このレベルに到達しない場合でも,症状が軽微ないし軽度で,日常生活に支障をきたすような急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とする.」

 (アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2018より)

もちろん治る子もいますが、治療しないで治ることは期待してはいけません。

私はアレルギーを学び始めた頃から勉強にいくヨーロッパで、「症状が残っているならその治療を見直しなさい。失敗しているから」

と、常々言われています。

では、アトピー性皮膚炎がそのままになっているとどうなるのでしょうか?

アトピー性皮膚炎は、皮膚だけの問題ではありません。

症状が残った状態では、子どもも大人もつらいのは一緒

・掻みで、そもそも生活できない(当たり前ですね)

・眠れない

・発達や成長の遅れ

・見た目 

・次から次にアレルギーを引き起こす状態になること(アレルギー・マーチ)

・細菌に感染する

ことなど全身ですね。

つまり、アトピー性皮膚炎は全身の問題であり、その治療はその子の成長や生活に大きな影響を出します。

あなたの治療はライフスタイルに合っていますか?

             

記事監修医師
続木 康信
                     

続木 康伸

岩手医大卒、蓮桜会理事長。医師・歯科医師のダブルライセンス。新生児から妊婦まで、人生を自由にするアルバアレルギークリニック院長 。日本テレビ「カズレーザーと学ぶ」、東京MX「医史」出演。学研「保湿を変えればアトピーは治せる」著者。

【所属】
・日本花粉学会(評議員)・ヨーロッパアレルギー・臨床免疫学会・アメリカアレルギー・喘息・免疫学会・日本小児アレルギー学会
・抗原研究会・日本美容皮膚科学会・日本痤瘡研究会・日本脱毛学会・再生医療クロスボーダー協会・日本臨床カンナビノイド学会

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