食物負荷試験の説明

アレルギー負荷試験の実施説明
負荷試験前に確認して頂く説明ならびに同意事項です。
負荷試験の具体的な予定と準備頂くものをご説明いたします。
【負荷試験の説明】
食物負荷試験とは
食物負荷試験とは、「どのくらいの量を食べると症状が出るのか(または出ないのか)」を安全に確認する検査です。
食物アレルギーの治療の一つである「少しずつ食べて慣らす方法」を行うためには、まず症状が出ない量(安全な量)を知っておく必要があります。
検査の流れ
- 医療スタッフがあらかじめ決めた少量から、2回に分けて食べていただきます。
例) 9:00に卵0.5gを摂取 → 10:30に卵1gを摂取 - 各回の様子を観察し、症状が出た場合はその時点で検査を終了します。
状況によっては、量を減らして続ける場合もあります。 - 検査後は1〜2時間の経過観察を行い、体調に問題がなければご帰宅となります。
(症状が出た場合は、経過観察の時間が長くなることもあります)
検査のご予約、キャンセル
ご予約とキャンセルはすべてウェブサイトにて承っておりますので、ご都合のよろしいお時間をお選びいただければと存じます。
ご準備いただくもの
試験で使用する食品は、ご家庭でご用意いただき、当日ご持参ください。
ご準備いただく食品:検査対象となる食材(例:卵、牛乳、など)
1)検査スケジュール
- 8時50分までにご来院ください。
- 当日の受検者全員がそろい次第、検査を開始します。
- 終了は12時頃の予定ですが、症状の出現や遅刻などにより時間が前後する場合があります。
※体調不良(かぜ、発熱、湿疹の悪化など)がある場合は、負荷試験は中止となります。
キャンセルの上、都合の良い別日に再予約してください。
※抗アレルギー薬は原則、検査3日前から中止となります。ただし、継続が必要な場合は医師の指示に従ってください。
※負荷に使用する食品はご自宅で準備し、当日ご持参ください。
2)当日ご持参いただくもの
- 負荷試験に使用する食品
- 飲み物(お茶または水)
- 食品を置くお皿、お手拭き、お箸またはスプーン
- 待ち時間に過ごすための本・おもちゃ・DVDプレーヤーなど
※当院ではWi-Fiをご利用いただけます。
3)検査中の注意事項
- 検査全体で2〜3時間程度かかります。
- お子さまの場合は、保護者の方の付き添いをお願いします。
- 最後の摂取から1〜2時間ほど経過観察を行い、安全を確認します。
- 検査中は、トイレ以外で動き回ったり、離れた場所へ移動することはできません。
- 負荷食品と飲み物(お茶・水)以外の飲食はできません。
4)検査に伴うリスクと対応
検査により、次のようなアレルギー症状が出る場合があります。
- 皮膚症状:赤み、蕁麻疹、かゆみ
- 呼吸器症状:鼻水、咳、喘鳴、呼吸困難
- 消化器症状:腹痛、吐き気、嘔吐、下痢
- 粘膜症状:のどのかゆみ、目の充血 など
まれに、急な全身反応(アナフィラキシー)や血圧低下を伴うショックに至ることがあります。
また、症状は検査終了後、数時間経過してから出る場合もあります。
症状が出た際は、速やかに医療スタッフが対応し、必要に応じて飲み薬、吸入、酸素投与などを行います。
5)検査を行わなかった場合
該当する食品は引き続き除去(摂取制限)を継続します。
6)検査の中止
同意書に同意しても、不安や疑問などがあれば検査は中止することができます。また、試験日にカゼなど引いていれば検査は中止です。
7)同意事項
当院にて負荷試験を行う場合、上記の説明事項を読み、以下に同意したものとなります。
負荷試験の内容を理解し、利益・不利益を理解したため、検査を受けること・治療を受けることに同意致します。